最近の出来事

ニュースや新しいテクノロジー、サイエンスについて感じること。

富士通杯北米代表

2010-12-16 08:09:38 | 日記
富士通杯・世界囲碁選手権の北米代表が Liu Zhi yuan (bigbadwolf) に決まった。近年、北米を代表する棋士、楊以倫や豊雲、江鳴久といったプロ棋士を破っており注目されていた。

棋士仲間にはアンディーの愛称でよく知られている。
富士通杯ではどんな棋譜を残せるだろうか。
若干19歳。
楽しみだ。

国勢調査

2010-12-15 10:32:36 | 日記
国勢調査の結果が発表されていた。
いくつかの地図から、アジア系の人が住んでいる割合の色分けを。



ニュージャージーのフォートリーは韓国系。
ロングアイランドのフラッシングは韓国系と中国系(韓国系が多い)。
ロングアイランドのヒックスビルは韓国系と中国系(中国系が多い)。
マンハッタンの中華街は中国系。

ここまでは知っていたが、ブルックリンやニュージャージーのウッドブリッジにもアジア系の居住区があったのをはじめて知った。
アジア系とはいってもほとんどが韓国・中国系。
東南アジアや、日本人は目に見えるほどの数はなっていない。

算数の宿題

2010-12-12 20:17:03 | 日記
最近の算数の宿題は自分の頃に比べて高度だと思う。
小学校の頃に算数の宿題といえば計算問題くらいだったかな。

今回、小学校4年生の宿題は、サーベイについて。

1.5者択一の質問を考える。
まず、学校で質問を思いついてクラスの中で尋ねてみる。
級友の反応を見ながら質問を改善していく。

2.宿題はその後。
練り上がった質問を2つのコホート(各25人以上)に尋ねる。
答えを集計して何らかのグラフにまとめる。
そしてそれをポスターに仕上げるというもの。
期間は10日間。

時間がないので安易なコホート選択。
日本人学校の大人がコホート1、生徒がコホート2。
質問は好きなスポーツ。
データを集計してエクセルで表(棒グラフとパイチャート)にする。
コンピューター使用が義務づけられているのでこれが標準らしい。

やたら時間がかかるが、個性的なレポートが集まるだろう。
特に質問を練り上げていく過程に重点が置かれているので考える力を養うのが目的だとわかる。
宿題が集まったら、今度はそれらのデータの読み方を授業で使うのだろう。
時間はかかるけれどいい宿題だと思う。




鴻海精密工業

2010-12-11 07:38:12 | 日記
Foxconn (Hon Hai Precision Industry Co Ltd) という名前を最近よく目にするようになった。
以前から気になっていたので調べてみると、世界最大の精密部品メーカーだという。
消費者に渡る製品に名前が付いているわけではないのでサムスン電子やトヨタ自動車ほど名前が知られていないだけだった。


ここに、売り上げの年次グラフがある。
2001年から2006年までの5年間のCAGR (compound annual growth rate) は56%!!!
売り上げが1兆円に達した(当時のレートで)2003年以降の5年間でもCAGRは42%である。
巨大な企業でありながらこの成長率を達成するのは驚異的だ。

日本企業の元気のなさに比べると差が鮮明となる。

クリントン元大統領が「日本のようになりたくない」と発言したとして各新聞の速報面(朝日読売)を賑わしている。
そんな例に使われるほど落ち込んでいるのが現状だ。

ちなみに、クリントン発言は国内向けの発言で、今回の共和党とオバマ大統領のあいだの合意を支持するのが目的だった。

引用:
"The agreement taken as a whole is, I believe, the best bipartisan agreement we can reach to help the most Americans."
"We can't go back into a recession. We have to keep crawling out of this mess we're in. And this is a good first step."

「今回の合意は多くのアメリカ国民の助けとなると信じている」
「恐慌に陥ってはいけない。何とかして現状を打破しなければ。そのためにはこの合意がまず必要なのだ。」

その時に長引く不況に苦しむ日本が引き合いに出されても当然だろう。





iPad 2 がやって来る!

2010-12-10 09:15:40 | 日記
アップルの人気商品 iPad の改良版が来春発売になる公算が強くなった。

証拠:

1. 台湾からの情報(Digitime) によれば Ibiden, Tripod Technology & TTM Technologies の3社が次期 iPad 用の基盤を12月に出荷を始めるという。

2. 同じく台湾のメーカーがタッチパネル用のガラスを2011人1月に始める準備をしている。

3. Macお宝探偵団によると Shenzhen MacTop Electronics が次期 iPad のケースを受注したという。

4. ロイターによればタッチスクリーンのチップは Wintek Corp が、電池は Simple Technology & AVY Precision が次期 iPad 部品の供給をすることになったという。

5.未確認情報によるとカメラの部品は Genius Electronic Optical & Largan Precision が供給するらしい。(Jonny Evans @Apple Holic)

6. DigiTimes によると Foxconn が2月末までに次期 iPad の出荷を始めるという。

以上の情報を総合すると次期 iPad (iPad2) は来春4月発売開始と予想できる。

前後にカメラがあり、機能的には FaceTime が使えるようになると思われる。
すでに iPhone, iPod Touch 4G, Mac (ベータ判)が FaceTime に対応しているので当然の流れだ。

ケースの形状から、USBとSDカードスロットが追加される模様だ。
これによって写真撮影の利便性が格段に向上するだろう。
直接、コンピューターにつなげるし、SDカードを通じた写真のやりとりも簡単になる。

不確実なのは、ワイヤレス印刷(airprint) と画面の解像度(レチナディスプレイ)だ。
いずれにせよ、楽しみだ。




宿題:年表

2010-12-09 21:31:56 | 日記
小学校4年生の宿題が佳境に入ってきた。

自分史の作製。
必要事項は3つ。
1.2001年から2010年まで代表的な身の回りの出来事を一つ筒選ぶ。
2.過去10年間で歴史的な出来事を5つ選ぶ。
3.自分の記憶に残る行事を3つ選ぶ。

それぞれに絵や写真、工芸品、実物などを使いながら説明を加えて、
最終的に48”x36”のポスターにするというものだ。

2万枚余りの写真に目を通して代表的な写真100枚を抜き出しカタログを作った。
その中から子供に10枚の写真を選ばせた。
3つの行事は割とすんなりと決まった。
子供の記憶がまだ鮮明だからかもしれないが。

歴史的事実については歴史サイトを利用して本人が気になる出来事を5つ選んだ。
中国の淡水イルカ Baiji の絶滅とか、McNaught 彗星とか歴史的出来事に選ばれているのは少し驚いたが、
9.11やオバマ大統領も選ばれているのでまあいいバランスかな。
後は説明をつけてレイアウトするだけだ。

この作業をしながらテクノロジーの進化を実感した。
全ての写真に付属したデータがあり、場所(GPS)、日時、カメラの機種、レンズ、絞りからシャッター速度まで全て保存されている。
日別に選別も出来るし、撮影場所での検索も可能だ。
便利なデータベースとなっている。

その上印刷する際の微調整や切り抜きも簡単にできる。
フィルムをライトテーブルの上で一つ一つ眺めていた時代からは想像も付かない便利さだ。

技術の進歩に感謝しつつ、一つ肩の荷を下ろした。




グーグル社のOS

2010-12-08 08:36:03 | 日記
グーグルがパソコン用OSを2011年に投入するという記事が新聞に出ていた。
来年の夏の話なので広告かなと思ってしまった。

グーグルはクロームOS搭載のパソコンを2010年中に発売すると公表していたから、これは発売延期のニュースだ。
本来、携帯電話用のアンドロイドと同時に販促したい訳だから、グーグルにとっては不本意な結果と思われる。
何故だろうか?
この理由は新しいOSを利用しようと考えている人にとって重要だ。

どうやら大きな要因が二つあるらしい。

一つはハードウェア。
クロームOSはインテルのx86とARM用に開発されたが、ウィンドウズ用とは異なるハードウェアが必要なのにメーカーからの支援がいまいち不十分だとのこと。

もう一つの問題はアンドロイド同様、断片化 (Fragmentation) だ。
ブログやフォーラムによると問題は携帯電話よりも深刻らしい。

市場を見てみよう。
日本はインフラが未熟なのでクロムOSが受け入れられるには時期尚早だが、欧米ではクロムOSの目指しているクラウドコンピューティングが一般にも浸透し始めている。
今から準備を始めれば、将来クラウドが主流となった時にプレイクする可能性はある。

そのためのアプローチがグーグル、アップル、マイクロソフトの3社で異なる。

アップルは断片化をなくすために、ハードウェアの生産を一本化している。
つまりMAC-OSを搭載したライセンス生産が出来ない仕組みだ。
ソフトウェアにも規制があり、iTunes Store を通じたソフト販売がほとんど全てと言って良い状態だ。
メリットは、どのアプリケーションも一定の水準にあると言うこと。
開発者も収入源がしっかり確保できるという点。
デメリットは、アップル社の「検閲」が入るという点。

マイクロソフト社はOSに関しては長年断片化に直面してきた。
アップグレードするために箱入りのOSを買っても、それが全ての機種でうまくいくという保証がない。
ドライバーも各機種ごとに用意する必要があるなど。
顧客の側でもその不便さを認識しており、今更販売に支障はない。
携帯電話のOSについてはこの限りではなく、Windows Phone 7 が苦戦しているのも当然だ。
クラウドに関してはビジネスを中心として推進している。
エクスチェンジサーバーという最強の武器をてこにして顧客開発に臨んでいる。
自分の強いところから攻めるという正攻法だ。

グーグルはクラウドそのものに強さを持つ。
ハードでの経験がないのが弱みだ。
サムスン電子やエイサーなど、限られたメーカーと組んで断片化を最小限に抑えれば勝機はある。
ガラパゴス進化を遂げた日本のメーカーが参入してくると話がややこしくなる。
ただ、オープンを謳っているだけにメーカーを限定することが難しいのではないだろうか。

グーグルの潜在的能力は高いのでこの難題をどうやって克服していくかが見物だ。


127 Hours

2010-12-07 17:18:36 | レビュー
この映画は登山家アーロン・ラルストンの経験した実話に基づいている。
巨礫に腕を挟まれ身動きできなくなった彼が題名の通り127時間ぶりに生還するというだけの筋書きだ。

結末を誰もが知っている単純な素材をダニー・ボイル監督が上手に料理している。
トレインスポッティングで見られた彼のポップな感覚が見事にこの映画でも生かされている。
悲劇に襲われたときの人間の反応(拒絶、怒り、絶望、受容)の過程がテンポ良く描かれ、幻覚とフラッシュバックを利用して彼の人生と内面を端的に表現している。

一言で言うと、アーロン役のジェームス・フランコの一人舞台だ。
回想シーンを使って、身動きできないでいる彼が「どうしてこうなってしまったんだろう」と自問自答する姿を描き出す。
非現実的な設定でのパーティーシーンや仮想上の人間関係が彼の深層心理へと観客を案内していく。

撮影現場となったユタ州の自然は厳しくかつ美しく、映画を見応えのあるものにしている。
興行的にはそこそこかもしれないが(現在~20億円ほど)、一般視聴者の評判はかなり高い。
今年のベスト3映画にランク入りしている。

映画を見終わって残っているのは、一つの経験だ。
絶望でもないし希望でもない。
多くの人がこの経験を共有できればいいなと思う。

初雪

2010-12-06 11:28:26 | 日記
今日は朝から雪がちらついた。
まだ積もるほど地面は冷えていないし、降雪量も多くない。
空が灰色で、冬の到来を実感する。

味気ないアメリカの定義では、Winter(冬)は Winter Solistice - Vernal Equinox (冬至から春分まで)。
日本の立冬(11月上旬)から立春(2月第一週)までと少しずれている。
明日が大雪なので日本では本格的に冬という感じだろう。

実感としては、日本は早すぎでアメリカは遅すぎ。
12月の第一週に付与の始まりを感じることが多いからだ。

この感覚には気候だけではなく、日常生活も関連している。
今週はロックフェラーセンターのクリスマスツリーが点灯するし、自宅用のクリスマスツリーも買いに行く。
ツリーを飾ったり家に電飾をつけたりする作業が否応なく訪れた冬を感じさせる。
そして、初雪が最後の仕上げだ。

どんよりとした空を眺めることが多くなるから、庭や家だけでも派手に飾ろう。

干し柿

2010-12-05 13:48:19 | 日記
蜂屋柿が手に入ったので干し柿を作ることにした。

アメリカなので仕方ないが、枝を残さず柿を切り取るという愚挙に出ている。
干し柿用の渋柿なのに枝を残さないとはどういう考えだろう。

吊すためのアンカーの代用として、紙クリップをカギ型に成形し、わずかに残っている枝の部分に貫通させた。
皮をむき、アンカーにひもをかけ軒下に吊す。
とりあえずシンプルに干すだけとする。(燻蒸や化学処理なし)
あとは10日ほど待つだけ。
柔らかい内に食べたいので短めの乾燥期間の予定だ。
湿度がかなり低く乾燥しているので大丈夫だと思う。

取り残される日本

2010-12-05 09:25:33 | 日記
韓国が、アメリカとのFTA合意に至ったとの報道があった。
これで韓国はEU,北米、ASEANという3つの貿易圏とのFTA締結が実現することになる。
これは韓国の政治力、外交努力のたまものだ。

今がアメリカから譲歩を引き出す絶好の機会と捉えて交渉に臨んだは絶妙だった。
オバマ政権の打ち出す景気対策が思ったほど効果を上げていないのが現状だ。
その中で高止まりの失業率がアメリカ政府になりふり構わない雇用創出策をとらせることになっている。
5年間で輸出額を倍増させるという目標を立てたのもその一つ。
今なら出血覚悟で思い切った貿易政策をとらなければいけない。
この機会を捉えて韓国がアメリカからネックとなっていた畜産面での譲歩を引き出した。
アメリカも韓国への車輸出に関する規制で譲歩を引き出し顔を立ててもらった。
いわゆる落としどころが見つかったと言うことだ。

一方、日本はどうか。
EUやアメリカとは交渉のテーブルにすら着いていない。
農産品を輸出している国とはFTAを締結しない方針だからだ。
これはおかしい。
外交においておいしいところを総取りすることは出来ない。
善悪のバランスをとるのが肝要だ。
今の日本経済を支えているものは何か、そしてそれを守るためには何が必要かを見つめ直す必要があるのではないか?

日本が農業畜産分野で世界をリードできるだろうか?
農業が不要と言っているわけではない。
日本には日本にしかできない第一次産業がある。
それらが消滅することはない。
もちろん貿易自由化が達成されれば影響を受ける産業は当然出て来る。
ただ、角を矯めて牛を殺してはいけない。

例えば高速道路無料化という国内政策をとっても、恩恵を受ける人と不利益を受ける人の両方が出て来る。
宅配業者や観光業界は潤うだろうが、旅客業種では壊滅的な打撃を受ける会社が出て来る。
環境にも悪影響があるし、2酸化炭素の排出量も増える。
このように一つの政策には善悪両面の効果が出るのが普通だ。

話を戻して日本経済の将来を見てみよう。
日本経済が貿易に牽引されている事実に異論を唱える人はいないだろう。
日本からの輸出が衰えていったら日本経済はどうなるだろうか?
国内での購買力が衰え、第一次産業への影響も大きく出るだろう。
火を見るより明らかだ。

韓国のように、積極的に自由貿易を推進することは出来ないにしてもせめて、TPP(環太平洋パートナーシップ)だけは本気で取り組んで欲しい。
現在の日本の姿勢を見ていると、とても悲壮的覚悟で臨んでいるとは思えない。
交渉を開始する方針だけ確認すれば「努力してますよ」と言う姿勢を示せて批判をかわせる、と思っている官僚的発想はいただけない。

産業界からの不満もくすぶっている程度で爆発していないのは奇妙だ。
今年下半期のアメリカ国内自動車販売で、日産自動車は韓国勢の後塵を拝した。
もっと現在の状況に危機感を持つべきだ。



Teamviewer

2010-12-04 21:11:16 | 日記
先日読んだ、 The Girl with the Dragon Tatoo にも出てきたが、離れたところからコンピューターを操作する機会があった。
遠くにあるコンピューターを意のままに扱える。


先日来、バーチャルマシン(パラレル)の調子が悪い。
回復はしたのだが、ソニーのソフトが失われてしまった。
それらのソフトはサーバーキーを使っているのでそのままライセンスが失われたことになる。
(ソニーのサポートは話にならず、これまでの経験から、電話をかけるのは時間の無駄だとわかっている。)

このCPUはあと1年足らずで退役するので、ソフトを買い直す決断は下せない。
要するに主要な役目を果たしていないと言うことだが、ビデオ編集とエンコーディングは時間を取る作業が多いので、いくつかのコンピューターに仕事を分散させると効率がいい。
1台でも使えるCPUが多いにこしたことはない。
キーを掘り起こしてくる価値は十分ある。

サポートと連携しながら起動しないソフトを色々工夫しているのだが、その際に Teamviewer というソフトが威力を発揮している。
いちいちスクリーンショットを送らなくても、リアルタイムでエラーメッセージを相手の画面に表示できる。
ある意味怖いソフトともいえるが、インターネットのはらんでいる危険性も体験させてくれる。

知っている人同士で、コンピューターのトラブルを相談しあうにはもってこいのソフトだろう。






Squirrel Seeks Chipmunk: A Modest Bestiary

2010-12-03 16:10:37 | レビュー
デービッド・セダリス (David Sedaris) の新作「シマリスと付き合うリス」とでも訳せそうな本の感想を少し。



この本は短編集なので、少し待ち時間が出来たときにさらっと読むのに適した本だ。
イアン・ファルコナーのイラストは賛否両論だが、個人的には本にマッチしていると思う。
ただ、あまりにも内容に合致しているのでスポイラーになってしまう危険はある。

登場するのが動物たちで挿絵も付いているから子供用の本だと勘違いしてはいけない。
大人の本である。(PG-13としておこう)

デービッドはニューヨーク・タイムスに "minor phenomenon" と表現されたちょっとした人気者だ。
これまで、彼の私喜劇といえそうなジャンルの本が次々とベストセラーリスト入りを果たしている。
彼に言わせれば「自分ではないが自分に非常によく似た人物」が主人公で「彼の周りで起こりそうな」出来事をおもしろおかしく(主に諷刺と皮肉)書き記している。

今回の本は、現代のイソップ寓話とでも言うべき短編集で、登場人物は擬人化された動物たちだ。
扱われる話は、身近なところで日常経験する不条理な出来事を題材としている。
一言で言えば、人間の暗い部分にスポットライトを当てている。
読者によっては不快になるかもしれないが、それだけ毒があると言うことだろう。
ダークコメディーがそれほどはやらないアメリカでは、読者の反応は複雑だ。
一般読者の評価は5星中1個から5個まで均等に分布している。

イソップ物語も、解釈によってはかなり暗い皮肉で満たされてしまう。
その意味で、この本は現代アメリカ社会におけるイソップ物語といえるだろう。

星を4つあげたい。

★★★★☆