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キンドル国際版 Kindle (international version)

2009-10-08 10:07:43 | 日記
日本でもキンドルが発売になるらしい。
http://mainichi.jp/select/today/news/20091008k0000m020044000c.html

米国専用版と比べても$20しか違わない。世界中100カ国以上からインターネットにアクセスできることを考えたら、この$20の差は無いに等しい。いずれ Kindle DX の国際版も出るのだろうか? 多分廉価版で売れ行きを見ようというのだろうが、もし一年以内に DX が発売されるようなら先日、 eBook Reader (SONY) を買ったのは勇み足と言うことになる。Kindle DX (US version) を買っていたら、と思うとぞっとするというか、慰めになると言うか。これだからIT界の買い物は難しい。必ず後悔するのだが、問題は程度である。

マイクロソフトは Zune 専用のネットワーク(定期購読や音楽配信)をアップルの製品にも公開する方針だし、 Verizon はグーグルと組んで iPhone を追撃するらしい。マイクロソフトもついに現実に屈したか。マイクロソフトはビジネス用PCのOSを独占してきたので、新しい分野へ参入する戦略が良く理解できていない様に見える。 Verizon は電話の機能に様々な制限をつけさせることで有名だったが殿様商売に遂に終止符。グーグルに対して、VoIP (厳密には違うけどそんな様なもの)を認め、アンドロイドを全面的に支援するらしい。これも自由競争の効果か。本当に一ヶ月先にどうなるか読めない世界だ。IT産業に身を置かずとも、消費者の立場でも賢く立ち回るのは難しい。

アメリカ国内では12%の家庭でマックを所有していると発表があった。そんなに普及しているのかと驚いて読み進むと、そのうちの9割近くがウィンドウズも所有していると書いてあった。やはり、ウィンドウズは不滅なのか。自分自身のVista を使った経験に基づいて多くの人がウィンドウズを見限ったのではと推測していたが。アメリカ人の忠誠心を甘く見ていたとしか言いようがない。脱帽。