漁業

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～情熱の２０歳①～



調度その位の時期に

ホソノから電話があり親戚でレースやってる人が来てるからクレバとお誘い

いってみると
何とあの富士スピードウェイで一緒にライセンス講習に来てたらしく、

サンダルで怒られてたのも知ってました笑

話が盛り上がって今度

次の筑波サーキットのレースを手伝いに行くことになりました

それが石原さんとの出会いでした



この人ホントに熱い人で


この時

高橋アユム

の本を紹介してくれ



その本は

２０歳の僕をユッサユッサ揺れ動かしました


夢という言葉を簡単に使うのは軽い感じがして好きではないのですが、



この本のフレーズで




「夢は逃げない」

「逃げるのはいつも自分」



よくある自己啓発本に書いてあることですが


こぎれいなエリートでなく


この人がやってる事が価値で


この言葉をみたからにはもう避けて通れなくなり

この人にできて
オレにできないわけがない


という



まさに



今思えば


本の
思惑どおりの動きを
してしまうのでした。





そして石原さんとファミレスで



目標設定

その名も

「ＲＯＡＤ　ＴＯ　ＧＰ」

（グランプリライダーへの道）



５カ年計画




後々発表






そのために必要なもの


Ａ・オカネ
Ｂ・人脈
Ｃ・技術


もしくわとんでもないレベルの

Ｃ

があればいい


という





ま

取りあえず
大きなレースは


毎月三十万は

必要と


サラッと

サラサラッと


今すげー頑張って二十万ちょい

このまま
では
無理だな


また仕事に色々悩むも

まあ時間作れて三十万かせげればいいわけで


シンプルでした

そして出した選択は

マグロ漁船にのる


近海ではなく遠洋


半年位かえって来ないヤツ


あれに乗ろう


早速

漁業組合に電話すると「メガネは無理」


ミッションインパッシブル

その後何通も

近海漁業の仕事の手紙がうちに届き

母ちゃん嬉しそう

いやなりませんから

これから

＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾
～決意の１９歳③～


ＲＺを失い、バイク便もスピード違反で免停＆解雇で

全然前に進めてない

バイクのレーサーになるためには何が大切か？

たくさんの選択肢があった中、その答えをこの時の僕は練習量を増やす事だと確信し、

水金は昼サーキット他で走って夜居酒屋のバイト、


他の昼はケーキ屋でたまごを走わり、夜は居酒屋（江古田の養老の滝）のバイト、
これで何とか月に二十万近くかせげて練習もできる計画

クリスマス前には２４時間たまごわったりしてました


それから２ヶ月ご

友達とみんなでアキガセ公園の駐車場をいつもどうりグルグルグルグル走っていたら、


植木のコンクリに近づき過ぎて左ハンドルがぶつかり、吹き飛び転倒

左親指の根元脱臼

リュウヒに日大病院に送ってもらい、治療

大きな男３人に取り押さえられ脱臼治療



「ぼぎっ」とはめ直し




いやこれホント痛い
マンガでよくあるけど

痛い







がしかし


ケーキ屋に

「きみでもあてにしてるんだからけがばかり困る」

とクビ。



江古田の養老の滝でもダメかと思ったら
「鈴木！右手だけでもいいからやれるだけやれ」と

思えばこの時に料理の楽しさを勉強しました


店長、板長ありがとうございます


そんなこんなで

二十歳になって行きました

続く

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