ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の野草(24)

2024-07-03 21:47:34 | 水戸

オオカワヂシャ(上国井町)
 ゴマノハグサ科。ヨーロッパからアジア北部に自生する植物だそうですが、慶応3年(1867)に相模で採取されているそうです。オオカワヂシャは、種子でふえるとともに、クローナル植物といって、親株につながって育つ子株が、分離しても独立して育つことができるそうです。余り好ましくない植物のようで、特定外来生物に2次指定されているそうです。(撮影6/15)

 

オオフサモ(上国井町)
 アリノトウグサ科。これも上と同じ小川で見た水草です。大正時代に兵庫県に持ち込まれて、全国に広がった、特定外来生物に指定された植物だそうです。東光寺でも見ました。日本の侵略的外来種ワースト100の内の1つだそうです。(撮影6/15)

 

オオキンケイギク(飯富町国道123号線沿い)
 キク科。漢字では大金鶏菊だそうです。明治初期に移入されたようですが、これも特定外来生物に指定されていて、侵略的外来種ワースト100の1つだそうです。在来の絶滅危惧種などに大きな影響を与えてしまうようです。似たもので、ハルシャギク(ジャノメギク)やルドベキアもあるようですが、今のところそれらはまだ、特定外来生物には指定されていないそうです。(撮影6/16)

 

ミコシガヤ(逆川緑地)
 カヤツリグサ科。花の形が神輿(っみこし)に似ているということでいわれるようです。花穂は、はじめ緑色ですが、成熟すると暗赤褐色になるそうです。ミコシガヤは、上の3種と違って、絶滅危惧種に指定されている地域が多いようです。(撮影6/30)

 

ハキダメギク(常磐神社北道路側)
 キク科。大正時代に東京で見つかった北アメリカ原産の植物だそうです。牧野富太郎が、世田谷の掃きだめでみつけてこの名前になったそうです。似たようなかわいそうな名前では、ノボロギク(野襤褸菊)があるようです。(撮影7/3)

水戸の野草(23)

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