手ということで気がついたあれこれを並べてみます。
ブッシュカン(水戸市植物公園養命酒薬用ハーブ園 小吹町504)
インド原産で、仏手柑と書く、仏様の手のように見えるミカンの一種のようです。林になると遠くからでも香りが漂ってくるという話を聞いたことがあります。果肉が少ないので生食には向かないようで、砂糖漬けにして、菓子の素材や、健康食品などとして利用されるようです。
千手観音(吉沼観音堂 吉沼町)
千手千眼観音ともいわれるそうで、千あるそれぞれの手のひらに目がついているのだそうです。千の手でどのような衆生(しゅじょう)でも救うという意味があるようです。石仏の青面(しょうめん)金剛なども六臂で彫られています。
手継大明神(市杵姫(いちきひめ)神社 本町1-6-17)
小美玉市与沢に手継(てつぎ)明神とかつていわれた手継神社があって、祭神は水の神である罔象女命(みずはのめのみこと)などだそうです。そこに住んでいた、芹沢という殿様がいたずらをしたカッパの手を切ったところ、カッパがわびてきたので手を返すと、秘薬の製法を教えるとともに毎日魚を届けることを約束したそうです。ところが、ある日カッパは死んだそうで、それを葬って祠を建てたのが小美玉市の手継神社の由緒だそうです。水戸のこの神社もその流れなのでしょうか。祭神は罔象女命で、かつては、手甲(てっこう)、脚絆(きゃはん)、わらじや髪の毛を奉納して手足の安全を祈ったそうです。
コノテガシワ(常照寺 元吉田町2723)
児手柏・側柏などと書き、平面状になって縦になる枝の形が子どもの手に似ているのでついた名前だそうです。常照寺のコノテガシワは、樹齢150年の古木で、山門をくぐって参道を少し進んだあたりにあります。
石の手(水戸駅北口ペデステリアンデッキ 三の丸1-1-3)
有名な、格さん助さんを従えた黄門像の隣りにあります。石の手が、地図と解説文のある印籠を持っています。スマホを持っているようにも見えますが…。常陽銀行が寄贈したそうです。
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