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水戸の見て歩き

水戸の香炉(1)

2018-09-01 21:21:20 | 水戸

 仏具で3つの大事なものは、灯明、花瓶と、もう一つが香炉で、三具足というそうです。寺院の荘厳さを感じてもらうために香炉は寺の本堂前に置かれる場合もあるようで、以下はそのいくつかです。
 香(こう)のかおりは、祈る本人のけがれを取り除き、死者である仏にそのかおり(仏の食べ物だそうです)と、冥福を願う気持を届ける意味があるそうです。常香炉(じょうこうろ)といういつも煙を出している本堂前の香炉は、その煙で穢れをはらうということだそうです。

 

神崎寺観音堂(天王町8-17)
 石製で全体が丸型の香炉です。

 

天徳寺本堂(河和田町914-1)
 足が鬼の顔なった、佐竹氏の家紋のついた香炉です。

 

六地蔵寺地蔵堂(六反田町767)
 方行造りの屋根つきで、三葉葵のついた香炉です。

 

本行寺(上水戸4-8-1)
 鼎形(かなえがた)の三つ足がついた比較的古風な香炉です。

 

共同墓地(富士神社近く 大場町)
 とってのある大きな鉢形の香炉です。

水戸の香炉(2)


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