ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の竹(7)

2021-03-25 20:22:45 | 水戸

竹床柱(とこばしら 好文亭 常磐町1-3-3)
 好文亭3階の楽寿楼にある床柱には、竹が使われています。建設当時は、薩摩藩主・島津斉彬(なりあきら)から贈られた薩摩竹が使われ、戦災復元後は、鹿児島市長からの寄贈品が使われているそうです。徳川斉昭は奇数をめでたい数字としていて、この柱の節の数は11だそうです。

 

竹灯籠(偕楽園 常磐町1-3-3)
 年末年始に、門松の竹でつくられたような灯籠がつくられ、灯がともされたようです。今はありませんが、夜景が楽しめそうで、ときどきあってもよさそうな企画です。

 

竹張り椅子(偕楽園公園センター 見川1-1251)
 竹の縁台をしっかりさせたような、割いた竹を並べた長椅子が公園センターにありました。

 

佐竹氏家紋(天徳寺 八幡町8-54)
 佐竹氏が開基となった天徳寺なので、その家紋である、「五本骨扇に月丸」が、寺のあちこちにつけられています。白い旗で源頼朝軍に加わった佐竹氏に、頼朝は扇を渡して旗の上にさすようにいったということから、それが家紋になったそうです。扇はもちろん竹と紙製です。写真は山門にある、金箔張りの佐竹氏家紋です。

 

酒泉竹軒(墓 常磐共有墓地 松本町13-34)
 徳川光圀時代の儒学者で、筑前福岡生まれ、彰考館に入り、元禄12年(1699)にその総裁になった人だそうです。名は弘で、中国語にも通じ、書も巧みだったそうです。享保3年(1788)に65歳で死去したそうです。

水戸の竹(6)


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