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水戸の見て歩き

水戸の春日神社

2020-07-11 21:10:30 | 水戸
 どれも奈良市にある春日大社を分祀したようです。春日大社は、神護景雲2年(768)に創建された、中臣氏と藤原氏の氏神を祀る神社だそうです。祭神は武甕槌命(たけみかづちのみこと)、天児屋根命(あめのこやねのみこと)、経津主命(ふつぬしのみこと)、比売大神(ひめのおおかみ)で、藤原氏の氏神だそうです。
 
 
 


春日神社(赤尾関町661)
 元亀元年(1570)に赤尾関の庄屋が創建し、万治2年(1658)に造営されたと「茨城県神社誌」にあります。祭神は天児屋根命(あめのこやねのみこと)で、奈良・春日神社から分祀したらしいとのことです。この神社の本殿は、建築当初から鞘堂に納められていたらしく、よくその形を残しているそうです。
 
 



春日神社(田谷町1)
 江戸氏が水戸城に祖神である春日神社を祀り、天正18年(1590)佐竹氏によって水戸城がおとされた時、江戸氏の遺臣がそれを田谷に遷したそうです。奈良・春日大社の4神を祭神としているそうです。元和6年(1620)の棟札があるそうです。
 
 
 


春日神社(下国井町1574)
 永禄1年(1558)に奈良・春日神社を分祀したそうで、ここも、奈良・春日大社の4神を祭神としているそうです。その後、一村一社の改革を行った徳川光圀によって村の鎮守となり、明治になって天満宮を合祀したそうです。
 
 



春日香取神社(川又町246)
 康平1年(1058)、奈良・春日神社を分祀、天承2年(1132)に香取神社を合祀したそうで(茨城県神社誌)、祭神は天児屋根命、経津主命だそうです。明治9年に川又村の鎮守になり、下の宮といわれているそうです。



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