ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の水道

2017-05-26 20:23:58 | 水戸

笠原水道記念碑(逆川緑地)
 水戸の水道の原点である笠原水道源泉のある逆川緑地の記念碑です。水戸城のある高台の上市から、台地下の下市に移された商家が、飲用に適さない水に苦労したので、徳川光圀が寛文3年(1663)に笠原の湧水を地下に石樋を埋めてひいたことを記念した碑です。

 

枝内取水塔(渡里町1328-2)
 水戸の水道の水源は那珂川で、写真の渡里町の枝内取水塔と、そのすぐ上流(写真手前 写真には写っていません)にある枝内取水口からとりこんでいるのだだそうで、取水塔からは楮川(こうぞがわ)ダムへ川水が揚水され、取水口からは開江(ひらくえ)の浄水場へ送られているそうです。

 

楮川ダム(田野町1662-14)
 日本で初めての水道専門のダムで、那珂川の水がここへポンプアップされて水道水になっているそうです。ここには、水道歴史資料室があります。

 

開江浄水場(開江町465)
 取水した川水を濾過、殺菌する浄水場は、楮川ダムと開江にあるそうです。かつて浄水場だった、昭和7年につくられ、近代水道百選にも選ばれて、今は役務を終えた渡里町にある芦山浄水場は、映画のロケ地などとして使われているそうです。

 

千波配水池(千波町)
 濾過、殺菌された水道水をたくわえ、水圧を加えて安定的に給水する施設のようです。楮川、開江のほかに、常澄(つねずみ)、内原、国田、千波(それぞれ、楮川浄水場や開江浄水場と、那珂市の中央広域水道用水供給事業の水戸浄水場の処理された水が来ているそうです)があるそうです。


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