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水戸の見て歩き

水戸にある北条時雨書の碑(2)

2023-06-08 20:54:55 | 水戸

二名匠碑(偕楽園 常盤町1-3-3)
 水戸の彫金で名高い萩谷勝平と海野美盛を顕彰するために、偕楽園の梅林に建てられたという石碑です。題字の部分は海野勝珉による竜と獅子図、撰文は菊池謙二郎だそうです。偕楽園内で一番大きな石碑のようです。

 

献植樹之碑(常磐神社 常磐町1-3-1)
 明治7年に徳川光圀斉昭を祀る常磐神社に両者を慕う人たちが8,000本の杉苗を奉納し、その由来を伝えようと明治37年に建てた碑だそうです。撰文は手塚悳進(とくしん)だそうです。

 

悳燿古今(天満宮 36°20'07.6"N 140°27'56.7"Eあたり)
 悳燿古今(とくようここん)という題字で、「悳燿」は、正しく照らすといった意味のようです。この天満宮は、普門寺内に祀られていたものを寛文8年(1668)に現在地へ遷座し、天保年間に木沢新田、茂沢新田が合併して吉沢村になったときに村の鎮守になったそうです。大正8年に建てられた碑で、佐々木籌の撰文だそうです。

 

報恩報徳碑(薬王院 元吉田町682)
 薬王院薬師堂(本堂)修繕碑で、大正4年に建てられたようです。県の許可を得て工事をしたようですが、信徒の苦労は大変だったことでしょう。佐々木籌による撰文のようです。佐佐木籌の撰文と、北条時雨の書という碑はあちこちにあるようです。

 

忠觔碑(下入野の墓地)
 日清戦争で戦死した兵士の慰霊碑のようです。題字は「忠觔?(ちゅうきん)」ですが、「忠勤」の意味のような気がします。撰文は栗田寛の兄の子で、寛の養子となった栗田勤(いそし)のようです。まだこの頃の軍人墓や軍人碑には、細かな来歴などが記されているようです。

水戸にある北条時雨書の碑(1)


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