ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の狸

2022-04-15 20:14:51 | 水戸

 本物の狸を見ることができませんでしたので、それ以外でご紹介します。赤塚付近で、庭に親子狸があらわれるという方から話だけは聞きました。

 

元吉田町
 玄関に置かれた狸ですが、壺のようなものをかかえています。たぶん植木鉢なのでしょう。こんなタヌキもいるようです。ドラえもんは子どもさんの趣向でしょうか。

 

柵町
 狸には、八相狸という8つのめでたい特徴があるそうですが、この狸には、笠(身を守る)、徳利(徳を身につける)、通い帳(信用)などの八相に含まれるもののほかに、杖も持っています。杖は「転ばないで幸運をつかむ」という意味があるとか。水戸ではすぐに水戸黄門の杖が連想されます。

 


吉沼町
 いかにも今風な狸で、招き猫型になっているようです。

 

三笠屋(大工町1-3-14)
 蕎麦店の狸ですが、長く店頭を飾ってきているようです。首にある縄は、笠についているもののようです。これも杖を持っています。

 

水戸市植物公園(小吹町504)
 写真は、ミジンコなどを捕らえる食虫植物の、ノタヌキモだそうです。狸という名前は、水中にある虫を捕らえる袋状の器官が、狸の尾に似ているからだそうです。黄色に赤い線がある、きれいな花のようです。平成30年の野草展に展示されていました。

 

筑波実験植物園(つくば市天久保4-1-1)
 いかにもマメ科らしい花を咲かせているタヌキマメですが、水戸で見たことはありません。語源を見ると、狸の毛を思わせるという説明ばかりですが、解説する皆が遠慮しているようですのではっきりいえば、これは誰が見ても、狸の睾丸を連想してつけた名前なのでしょう。


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