ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の詩歌句碑(3)

2016-09-23 21:32:04 | 水戸

サトーハチロー詩碑
 三の丸3-10-1(水戸一高) 
 飛田穂洲先生を偲ぶ
  はじめの詩

   ひとつのものを
   つらぬくことのすばらしさ

   ひとつのものに
   ひとつのものを大事にそだてるやさしさ きびしさ

   ひとつのもの以外
   ふりむかないガンコさにもわれわれは笑顔と拍手をおくろう

   ひとつのもの
   ただひとつのもの
   ひたむきにそれと取り組んできた人
   その人にわたしはいままでにしたことのないおじぎをする
    続いて「まんなかの詩」、「おわりの詩」が刻まれています。

 

徳川光圀詩碑
 六反田町767(六地蔵寺) シダレザクラ前の歌碑
  裊娜絲櫻風定静 
  嫋枝無力不勝扶 
  異香撲鼻道場裏 
  顆々高懸瓔珞珠
じょうだたる(しなやかな)糸桜は風定まりて静かなり じょうし(たおやかな枝)無力にしてたもつにたえず いこう(桜の変わった香り)鼻を打つ道場のうら まるくつながり瓔珞(ようらく)の珠(たま)のごとく高く掛かる

 

高野素十句碑
 北見町2-15 (水戸東武館)
  冬木伐(き)つて 再び東武館興る

 

遅月句碑   
 水戸市飯富町3475(大井神社内竜光院跡地) 
  水見ても 笑ふがごとし 春の月

 

大関五郎詩碑
 銀杏坂
 おまん狐
  城下はづれの さらさら霙(みぞれ)
  おまん狐が 紅つけた

  たよりない身に さらさら霙
  化けるつもりぢゃ なかったろ

  城下はづれの さらさら霙
  おまん狐が 寄り添った

  水戸の侍 さらさら霙
  情け 知らずぢゃ なかったろ
     戦災大銀杏の解説板です。イチョウの下をねぐらとしていたおまん狐の詩だそうです。


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