水戸で見た着物姿のいくつかです。
水戸黄門(偕楽園 常盤町1-3-3)
水戸黄門は、紫の袖なし半纏、黄色い着物に頭巾、股引きにアカザの杖というのが定型のようです。ただし、隠居後でも、神社などへ参詣のときには、潔斎して衣冠をただして向かったそうです。茶縮緬の同じ頭巾を40年間使い続けたという話もあるそうです。(撮影R6/2)
梅大使(偕楽園 常盤町1-3-3)
毎年、デザインの違った、梅の花を散らしたデザインの振袖を着飾った梅大使が、梅まつりの時期は、偕楽園などへの来訪者を迎えているようです。任期の終わった梅大使に、その年の着物はプレゼントされているようです。(撮影R7/2)
田谷の棒術(弘道館 三の丸1-6-29)
江戸時代に、刀を持たない農民が、防禦のための棒術を身につけたところもあったようです。水戸へは、天明3年(1783)に、佐々木哲斎徳久の棒術が伝わり、今も田谷に伝承されているそうです。市の無形文化財に指定されているそうです。弘道館の対試場で、保存会の人たちが、剣道着姿で棒術を披露していました。(撮影R6/2)
水戸黄門まつり(三の丸)
最近、夏の浴衣(ゆかた)姿がよく見られるようになってきたようです。写真のように、着物の裾を切った短いスタイルもあるようです。(撮影R6/8)
水戸みやぎん寄席(宮町2-3-1)
寄席では、開場のドンドンドントコイという一番太鼓、開園前のオタフクコイコイという二番太鼓、終演後のデテケという追い出し太鼓(はね太鼓)があるそうです。その際には、普通、着ながしの前座の人が打つそうです。水戸でも、みやぎん寄席で、その風景が見られました。(撮影R6/8)