徳利(十銭屋 泉町2-3-16)
瓢箪は酒と相性がいいようで、酒に関するものがいろいろあるようです。食器や、徳利が多いようですが、十銭屋で、徳利を見つけました。
居酒屋 ひょうたん(宮町1-3-22)
あまり深い理由はないようですが、秀吉のテレビかなにかで決まった店名のようです。千成瓢箪のイメージなのでしょうか。家庭的な、ゆるゆると酒の飲める、大変雰囲気のよい店でした。
徳川斉脩(とくがわなりのぶ 水戸市立博物館 大町3-3-20)
水戸家8代・斉脩は哀公(あいこう)といわれた、徳川斉昭の異母兄で、学問好きの殿様だったようですが、気の弱い体質の人だったようです。藩政の改革をあきらめて、「ゆうがほの宿」、「瓢たん男」と号したそうです。これはたぶん久隅守景(くすみもりかげ)の国宝・納涼図屏風からつけたものではないでしょうか。早くから、この絵の良さを認めていた良い例なのでは。死後に金包みがあって、困窮の家臣にとあったそうですが、これによってもその器量のほどは分かるようです。斉昭を後継とするという書状もあったそうです。写真は、水戸市立博物館で見た斉脩筆の絵です。
たけうち(泉町3-6-4)
店頭の看板として置かれたらしい瓢箪ランプのようです。コ-ヒーカップから湯気が上がっている様子を描いた小さな穴がたくさんあけられていました。夜に見たらきれいだったでしょう。
偕楽園入園規則
斉昭によってつくられた偕楽園は、入場する人に関して、樽酒を持参することはいけないが、ひょうたんや吸い筒であるならば問題はないとしていたようです。酒の飲めなかった斉昭ですが、周囲のこともあったのでしょうか、酒にはあるていどのの寛容性があったようです。