形象埴輪(埋蔵文化財センター 塩崎町1064-1)
少し切れ目のアーモンド形の目が水戸の埴輪には多いようです。写真は6世紀の大串町北屋敷古墳群から出土した、下げ美豆良(みずら 髪を左右に分けて、左右に巻いて束ねた髪型)の男子埴輪だそうです。当然、作るからには美男子を意識していたのでしょう。
蛇の目傘(じゃのめがさ 茨城県立歴史館 緑町2-1-15)
蛇の目は、字の通り、ヘビの目で、傘の丸い模様をヘビの目に見立てたようです。かつて、竹で作られた和傘のほとんどは、蛇の目傘だったのでしょう。今の感覚では、そうとう高額だったようです。
ヤツデ(二の丸崖)
ヤツデの実は、どう見ても目玉です。一度気になると目としか見えません。別に水戸だけのことではありませんが。
金鯱(水戸市植物公園 小吹町504)
水戸市植物公園は、最近、こうしたそうとう面白さを意識したしかけをいるようです。これなどもなかなかなな目のスタイルです。
照明(七軒町児童遊園 柳町1-3-26)
スズラン型の照明なのかも知れませんが、目玉おやじを見なれた世代としては、どうみてもこれも目玉です。