西野了ブログ テキトーでいいんじゃない?

日々浮かんでくる言葉をエッセイにして・・・・・・。小説は「小説を読もう 西野了」で掲載中です。

砂喰い嘔吐し毛を抜く老猫

2023-09-30 17:13:49 | Weblog
 全国の猫ファンの皆様、こんにちは。相変わらずの暑さでわが老猫もへたっております。
 この老猫はいつ頃からかトイレの砂を「グニョグニョ」と食べ出しました。「止めれー!」と人間が言っても完全無視して食べております。トイレ砂は美味しいのでしょうか?
 さてこの老猫は最近毛がゴワゴワと束なっており、ブラッシングをしても不快なのか「シャー」と怒るんです。まあ丁寧かつソフトにブラッシングをすれば「ン~」と恍惚の表情を浮かべておりますが。ゴワゴワ毛の束は特に下半身に多くて、不格好なので次女っがあるとき「エイ!」とはさみで切ると、思いのほか深く切れてしまいピンクの地肌が薄っすらと見えてしまいました。「ぎゃはははー、ブサイク」と笑われておりました。

 ところでわが老猫は抜け毛がひどくトイレ後にも砂とかパルプが部屋に散乱します。「もぉー汚いにゃあ」と言われ「尿失敗」とか「嘔吐」とかあると「砂なんか食うからじゃ!」と愚痴られます。すると時々この性格悪い老猫は切れるのか、体を丸めて口で「ブチブチ」と毛を引っこ抜くのであります。4,5.束毛を床に放置して仕返しをする猫なのです。しかし年のせいか、砂を食べるせいか、毛ずくろいするせいか、まれに「ヒコヒコヒコ、ヒュンヒュンヒュン」とヘンテコな音を発して「オゲオゲ」とえずきます。調子の悪い時は涎が垂れてしますので新聞とか敷いて防御しますが、猫の涎は臭い!
 「ヒコヒコ」言ってしんどそうにしていると、歳が歳だけにこのまま「キュン!」と死んじゃうのかなと思って見てますが、すばらくすると口をモニョモニョさせて「ご飯!美味しいモノくれ!」とのたまう始末。全然反省なし、学習能力なしです。老猫の小さな頭の中にある脳はいったい何を考えておるのでしょうか?
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

美味いものを用意すると、ますます増長して切れ痔になった老猫なのだ、ニャン!

2023-09-22 16:17:02 | Weblog
 全国の猫ファンの皆様、ご無沙汰しております。まるで夏のような暑さが続きますが、いったい日本は、そして世界はどうなっておるのでしょうか?これはわたくしが常々申し上げているように、政府閣僚に猫を数人任命すれば、未曾有の気候変動や東アジアを巡る安全保障問題も解決するのではないでしょうか?猫は喧嘩嫌いだから・・・。
 さてわたくしの同居人の老猫は齢16歳と6か月生きながらえておりますが、最近は特に食欲が増しております。というか食事メニューに対してうるさいのであります。
 若かりし頃は世間知らずで、安価なキャットフードをがりがりと貪り食っておました。まあ外で狩りもしていたので何を食っていたかわかりませんが。もともと体格が良くて(デカい)一番重いときは7㎏を超えて「デブ猫」と周囲から言われておりました。しかし新型コロナウイルスに罹ったのか?体重が3キロ少しに減ってしまいました。我々同居人はこの性格の悪い猫でも、このままあの世に行くのは不憫と思ったわけであります。ゆえに老猫がこれまでに食べたことのなかった、カルカン、銀の匙、チュールチュール、鶏の胸肉の茹でたもの等を食事のメニューとして用意した次第です。

 するとこれに味をしめた老猫はカルカンなどはずっと食事に出ると「飽きたんだ、ニャン。他の物を用意してほしいんだ、ニャー!」と傲慢にのたまうのです。朝の早くから、わたくしの部屋のドアを突破して「あ~ゴ、あ~ゴ」とうるさく朝ごはんを要求します。

 そして、あろうことか老猫なのに一日に3回もウンコをするのであります!家族の者も「ちょっと、ウンコ、し過ぎじゃない」と不思議がります。人間で言えば80歳の老婆が1日に3回もウンコをするのです。(便秘で悩んでおられる方がたくさんおられるのに・・・)なおかつ、この老猫はウンコをしたのにトイレの砂をかけないのであります!猫の風上にも置けぬ悪業猫と呼ばずして何と呼んでいいのでしょうか!(臭いのです)そうすると偉そうにいろんなモノを食べてきた罰かウンコが硬くなり我々は、切れ痔便をトイレで発見したのであります。
「猫でも切れ痔になるのか?」我々はは老猫の日頃の不遜な態度に同情するものはおらず「ハハハハハーッ」とみんな笑っておりました。しかし老猫の肛門はタフです。すぐに切れ痔はなおり、相変わらず毎日ブリブリ排便にいそしんでおります。

 最後に猫ファンの皆様はご存知かと思いますが、猫はどうして排便中にあれほど哲学的な難しい顔をしておるのでしょうか?猫がウンコをするくらい深く思考する人間をわたくしは最近見たことがないのです。やはりわたくしはいろいろ問題はあっても、猫の排便時のように奥深く思考を潜る作業をせねばならぬと、砂がかかっていない臭い老猫便を見ながら反省しておる毎日なのです。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

かかりつけ医の引退とながら〇✖ができなくなった訳

2023-09-20 09:40:46 | Weblog
 わたくしはいろいろと薬を飲んでおり、多くの男性と同じく前立腺が不調である。どいうふうに不調かというと、尿で排出がだらしないのだ。尿きれも悪い。だから排尿に時間がかかってしまう。(尿漏れ商品が売れるわけでございます)前立腺肥大なのでお薬を処方してくれる、かかりつけ医に通っている。静かな先生で患者の立場を分かってくれて、余計なことは言わない。紳士です。ところが老齢のためか体調不良のためか、この度お医者さんを引退されることとなりました。
 ふーん。お医者さんも年をとれば離職するのは当然なのだが、自分のかかりつけ医が辞めるという事態は初めてである。2ヶ月に一度お薬をもらいに行っておりました。自転車で10分のところにその先生の病院はあった。日常の決まりが事が変わるのはよくあることだが、かかりつけ医が変わることは意外と動揺するものだ。ちゃんと新しい病院を紹介してくれたけど、やはり今まで信頼していたお医者さんが変わることは少し淋しい。

 ところで皆さんは何かするときBGMが必要でしょうか? わたくしは以前、読書や文章を書くときリラックスできるような静かな音楽を聴いておりました。バッハとかイージーリスニング系とかS.E.N.Sとか喜多郎とかです。しかしいつごろからか音楽を聴きながら作業をすることが出来なくなってしまった。文章を書くときなどは絶対に静かな環境でないと駄目なのですよ。聴力は衰えているくせに・・・。ちなみに聴力検査で左耳の高音域が聞きとれにくくなっているとのこと。
 何故このような事態になったのか?この歳になって集中力が高まったのか!違うと思います。以前のわたくしの脳だったら静かな音楽を聴くことによってリラックスして、文章を書くことの集中力が上がったような気がする?しかし今は静かな音楽さえも「騒音じゃ!」とわたくしの偏屈な脳はうるさがって排除してしまうみたいです・・・。
 でもまあ、音楽をか聴かなくても文章を書くことができるとも言えるし?良いことなんじゃないかとわたくしは勝手に都合よく思うわけであります。

 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

阪神タイガースが優勝したけれど・・・

2023-09-15 08:45:34 | Weblog
 全国のタイガースファンの皆様、おめでとうございます。かく言うわたくしも47年間タイガースファンで我がタイガースが18年ぶりにセ・リーグペナントレースを制したことは嬉しい限りでごじゃる。
 しかし岡田監督が現役で5番で掛布が4番、バースが3番で日本一になった年の1985年だったとは!岡田監督が老けても仕方がないと思われますが、平田ヘッドコーチは現役時代とあまり雰囲気が変わっていないような・・・。
 しかし賢明なプロ野球ファンの方はご存知だと思いますが、表のプロ野球の話題をさらったのは我が阪神タイガースでありますが、裏のペナントレースを制したのはあの中日ドラゴンズであることには異論がないでしょう。
 暗黒期にいるドラゴンズを更に破壊した立浪カントクの手腕は評価されてしかるべきです。立浪ドラゴンズはネットの話題を独占!「玲和の米騒動」を筆頭に「私語厳禁」「笑ってはいけない」「お通夜のベンチ」「2軍もぶっちぎりの最下位」にドラゴンズファンの怒り、諦め、慟哭、ブラックジョークとネットは立浪ドラゴンズのヘンテコな話題に大盛り上がりでありました。
「打つ方はなんとかします」を「打つ方は難と化します」「打つ方は何と貸します」と皮肉るドラゴンズファンのユーモアセンスは素晴らしく、やはり人間は逆境に耐えうるには笑いが必要だと痛感した次第です。
 中日ドラゴンズは2年連続最下位が濃厚ですが、立浪カントクは是非来年も指揮をとっていただき、片岡ヘッドそして清原打撃コーチの布陣で今年以上の話題を提供していただきたいと存じます。

 それにしても阪神タイガースがクライマックスシリーズで敗退したら関西地方に革命が起こるのではないでしょうか? 道頓堀ダイブの比ではない。こんなにぶっち切りの優勝したのにクライマックスシリーズを開催する意味はあるのか?まさに客寄せパンダ!(パンダさん、ごめんなさい)いい加減、リーグ優勝チームが日本シリーズに出場するという真っ当な制度に戻してほしいと思うのは、良識あるプロ野球ファンすべての願いなのだ!
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

何故、わたくしは夏目漱石を読むのであるか? 

2023-09-12 12:36:48 | Weblog
 わたくしはしばらく前から夏目漱石の読書会に参加している。某カルチャースクールの源氏物語の先生からお誘いを受けたのだ。
 わたくしは夏目漱石・宮沢賢治・村上春樹氏たちは何度も読み返す価値のある作家だと思っている。しかし漱石を特に面白いと感じているわけではない。村上春樹、椎名誠、ドストエフスキーのような中毒性は感じていない。しかし何故か漱石は読まねばならないと自分の深いところが命令するのだ。
 漱石が生きた時代はわたくしが一番分からない日本の時代である。明治維新を経て日本が帝国主義的膨張政策をとり始めた時代だ。この時代のことが知りたくて最近いろんな本を読んでいる。そして一番面白くて興味深い文献を提供してくれているのが、保守思想家の中島岳志氏である。
 中島氏のアジア主義に関する本を読むと1900年頃に東京には1000人くらいの中国の革命家がおったそうな! 日本にも左右の革新的活動家が中国・朝鮮と連帯して欧米の帝国主義国を打つ破るのだぁと気炎を上げて頑張っていたとか・・・。知らんかった。
 世間がわちゃわちゃと騒がしい時に漱石はどういう目で日本を見ていたのか? 半藤一利氏の「日露戦争史1」にこういう記述がある。大まかに言うと日本が日英同盟締結で浮かれ喜んでいる時、漱石は「国際上のことは道義より利益」と言ったとのこと。日本の当時の外交は道義・信頼関係・敵意・などの主観的な思惑で行われている。列強の外交はあくまでも一国の利益で割り切られているとクールに見ている。
 「吾輩は猫である」を書いて、これが大人気を博したわけだけど、当時はロシア戦争の終盤であった。しかしこの作品は当時の世の中の喧騒と関係のないようなユニークな登場人物たちのヘンテコな話ばかりである。わたくしはここに漱石の超然とし立ち位置を感じる。
 モダンジャズで「どんなジャズもモンクを基準に考えればいい」という名言があるが、「どんな社会であるか、漱石を基準に考えればいい」と思ったりする。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする