プロ野球、キャンプは始まったけれど・・・

　今年のプロ野球ほど、面白くないシーズンはない！
　昨日（2・1）からキャンプが解禁になったけれど、笛吹けど踊らずといった感である。
　なぜか？それはペナントレースがつまらないからである。セ・リーグもあのわけの分からないプレーオフ制度を導入に、リーグ優勝の価値が地に落ちた。リーグ３位でも日本シリーズに出場できる可能性があると、長いシーズンの意味は何なのだろうか？
　大体、１リーグ６チームしかないのにプレーオフをする感覚が分からない。メジャーは３０チームも
あるし、プレーオフも基本的に地区優勝チームが出場できる権利を持つ。メジャーリーグの場合、長いシーズンを安定した力で勝ち抜き、なおかつ短期決戦でも強いチームがワールドシリーズを制覇する。非常に明快だ。
　日本の場合は、人気低迷に歯止めをかけるための小手先だけの対症療法で、数年後には見直しされるのが必至だ。こんなくだらない策を弄するより、選手のモチベーションを高める方策を本気に考えないと、Jリーグや大相撲に置いていかれてしまうぞ。