西野了ブログ テキトーでいいんじゃない?

日々浮かんでくる言葉をエッセイにして・・・・・・。小説は「小説を読もう 西野了」で掲載中です。

老猫がお漏らし?して申し訳なさそうにしたのだ、ニャア!

2023-02-24 12:27:05 | Weblog
 朝、老猫はうるさい。
「ニャア―!」ー(猫訳:早く飯を食わせろ、カルカンの味わいチキンを)
 それを全部食べると。
「ニャアー!」ー(猫訳:猫ちゃん用かつお節がほしいのだ)
 それを全部食べると。
「ニャアー!」ー(猫訳:まだお腹が減っているのだ)
 カルカンのお肉とお魚ミックスをあげると、半分しか食べない。何なん、それは?
 わたくしがコーヒーとトーストを食べていると。
「ニャア、ニャア」ー(猫訳:もっと美味しいものがないのか?)と言ってくる。
 仕方がないのでスライスチーズを少しだけやると、(ケッ!)という顔をするが食べる。

 昨夜、わたくしはトイレの部屋のドアを少し開けるのを忘れていので、起きて慌ててドアをすかしたのだが老猫は急いでトイレに行く様子もなく「飯くれ攻撃」をするのである。老猫は食後にトイレに行ったので、オシッコを結構我慢できるものだなと感心していた。

 しかし朝食後わたくしがリビングの掃除機かけをしていて、ホットカーペットにある枕を持ち上げた時である。その手にひんやりとした感覚があった。枕が濡れている。もしや…と思ってその匂いを嗅ぐと老猫のオシッコである。リビングのホットカーペットにも染みが!シクシク・・・。
 もちろんトイレのある部屋のドアをすかしていなかった、わたくしが悪いのだが、被害の処理をしていると愚痴りたくなるのだ。「臭い、臭い」とか「〇✖ー(老猫の名前)のオシッコたれ」とか嫌味を言う心狭い人間のわたくしである。
 老猫はその嫌味を聞いて(申し訳なかった・・・)としょんぼりとした表情を浮かべるのであった。そしてわたくしにちかづいて「うにゃ、うにゃ」と謝った?のかな・・・
 うーん、やはり人格者は老猫の方なのだ、食い意地ははっているけど。
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ブリブリニャンコの砂かけが下手だと文句を言ったら、老猫は「ケッ!」と言った。

2023-02-15 08:28:28 | Weblog
 猫を飼っている皆さんはおわかりであろうが、猫は人の言葉がわかる。わかるが猫は頭がいいので人の言うことをきかない。犬は人の言うことを半分ぐらいしかわからないが、おバカなので「ハァハァ」言いながら「お手」とかするらしい?ホントかな?
 先日、老猫がブリブリニャンコ(排便のことを我が家ではこう言う)して、砂かけをしたのだがいい加減であったためウンコがほぼ丸出しで臭かったのだ。そのことで「ウンコの砂かけが下手だニャア。臭いぞ!臭いぞ!」と老猫に文句を言った。すると老猫はわたくしを見て「ケッ」と言った?ような顔をした。(うるさいなあ、細かいことを言う奴だ。ウンコが臭いのは辺当たり前ニャ)と老猫はケーベツの視線をわたくしに投げかけたのだ。だけど本当に臭かったのだ。
 それから2日後、あまりブリブリニャンコしていないなぁといぶかりつつトイレ掃除をしたら、砂の中からウンコが見つかった。おお!上手にウンコに砂かけをしているのではないか。さらに昨日のウンコも奥から見つかったのだ。どこかの高校ではないが「やればできる」のである。ちなみにこの老猫はおしっこをトイレの隅にしてウンコは真ん中にする。おしっこは一日に数回掃除するが、真ん中にウンコがむき出しになっていることが多いので、現物が見えないとブリブリニャンコをしていいないとわたくしは判断したのだ。
「ちゃんとウンコに砂かけをして偉い!」とほめたが、老猫はそんなの当たり前ニャと涼しい顔である。これまでは適当に砂かけしてたくせに。
 しかしこの老猫は毎日毎日、ブリブリニャンコするものである。猫は便秘にならないのだろうか?根菜とか食べないのに・・・
 そしておしっこをするときには、とても深遠な思想をめぐらしているような顔をする。人の世を憂いているのだろう。もしロシアのプーチンが失脚したら、その後任は猫がしたらいいんじゃないかと時々本気で思ったりする。猫は争いを好まないからだニャン。
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老猫の夜間攻撃に寝不足なのだニャア‼

2023-02-14 16:05:04 | Weblog
 わたくしは今諸般の事情で老猫のお世話をしております。皆さんもご存知の通り、猫族は今大人気だニャア。ネットを見ても毎日可愛らしい猫の写真や動画がたくさんアップされているし、企画に困ったテレビも猫動画を集めて猫ファンを引き付けようと画策しておる。
 わたくしが子どものころ、かなり前だが、「猫は年寄りが飼うモノ」と言った感じであった。タバコ屋のおばあちゃんが鈴をつけたキジトラを膝で寝かしてて暇そうにしているーそんなイメージであった。
 なぜ、今猫は大人気なのか? 犬のように「お手」をするわけでなし、ご主人様の言うことをきくわけでなし、番犬になるわけでもなし・・・
 確かにカワイイ猫もいる。しかし、わたくしが今面倒をみている老猫はかわいくはない。目つきは鋭いし頬はこけているし胴長だし、白毛はやたら抜けるし。そしてこやつはよく眠るのだニャン。猫だから眠るだろうと言われるが、眠りすぎの感がある。1日22時間以上眠っているのではないか?よくあれで腰痛にならないものだ。羨ましい。
 そしてこやつも一応夜行性なのか、午前3時ころ起きて「ニャアニャア」のたまうのだ。「飯をくれ」とか「トイレ」とか「うまいものはないか?」とかうるさい。わたくしが一応要求を満たして眠ると明け方4時5時とかに連続口撃をしかけてくるのだニャン!せっかく二度寝で何とか睡眠を確保しようとするときにである。そして6時半ころにも「飯!」とか「部屋のパトロール」とかうるさいのである。わたくしが深く眠ろうとするときに攻撃をしかけてくる強者なのだ。
 そしてこやつが卑怯なのは日中ほとんどスヤスヤと安らかに眠っていることだ。ズルい! こちらは昼間は一応やることがあるので起きているが、こやつは夜のささやかな活動のために体力を温存している。
 やはり人間は猫には勝てないのだろう。
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