西野了ブログ テキトーでいいんじゃない?

日々浮かんでくる言葉をエッセイにして・・・・・・。小説は「小説を読もう 西野了」で掲載中です。

美味いものを用意すると、ますます増長して切れ痔になった老猫なのだ、ニャン!

2023-09-22 16:17:02 | Weblog
 全国の猫ファンの皆様、ご無沙汰しております。まるで夏のような暑さが続きますが、いったい日本は、そして世界はどうなっておるのでしょうか?これはわたくしが常々申し上げているように、政府閣僚に猫を数人任命すれば、未曾有の気候変動や東アジアを巡る安全保障問題も解決するのではないでしょうか?猫は喧嘩嫌いだから・・・。
 さてわたくしの同居人の老猫は齢16歳と6か月生きながらえておりますが、最近は特に食欲が増しております。というか食事メニューに対してうるさいのであります。
 若かりし頃は世間知らずで、安価なキャットフードをがりがりと貪り食っておました。まあ外で狩りもしていたので何を食っていたかわかりませんが。もともと体格が良くて(デカい)一番重いときは7㎏を超えて「デブ猫」と周囲から言われておりました。しかし新型コロナウイルスに罹ったのか?体重が3キロ少しに減ってしまいました。我々同居人はこの性格の悪い猫でも、このままあの世に行くのは不憫と思ったわけであります。ゆえに老猫がこれまでに食べたことのなかった、カルカン、銀の匙、チュールチュール、鶏の胸肉の茹でたもの等を食事のメニューとして用意した次第です。

 するとこれに味をしめた老猫はカルカンなどはずっと食事に出ると「飽きたんだ、ニャン。他の物を用意してほしいんだ、ニャー!」と傲慢にのたまうのです。朝の早くから、わたくしの部屋のドアを突破して「あ~ゴ、あ~ゴ」とうるさく朝ごはんを要求します。

 そして、あろうことか老猫なのに一日に3回もウンコをするのであります!家族の者も「ちょっと、ウンコ、し過ぎじゃない」と不思議がります。人間で言えば80歳の老婆が1日に3回もウンコをするのです。(便秘で悩んでおられる方がたくさんおられるのに・・・)なおかつ、この老猫はウンコをしたのにトイレの砂をかけないのであります!猫の風上にも置けぬ悪業猫と呼ばずして何と呼んでいいのでしょうか!(臭いのです)そうすると偉そうにいろんなモノを食べてきた罰かウンコが硬くなり我々は、切れ痔便をトイレで発見したのであります。
「猫でも切れ痔になるのか?」我々はは老猫の日頃の不遜な態度に同情するものはおらず「ハハハハハーッ」とみんな笑っておりました。しかし老猫の肛門はタフです。すぐに切れ痔はなおり、相変わらず毎日ブリブリ排便にいそしんでおります。

 最後に猫ファンの皆様はご存知かと思いますが、猫はどうして排便中にあれほど哲学的な難しい顔をしておるのでしょうか?猫がウンコをするくらい深く思考する人間をわたくしは最近見たことがないのです。やはりわたくしはいろいろ問題はあっても、猫の排便時のように奥深く思考を潜る作業をせねばならぬと、砂がかかっていない臭い老猫便を見ながら反省しておる毎日なのです。

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