西野了ブログ テキトーでいいんじゃない?

日々浮かんでくる言葉をエッセイにして・・・・・・。小説は「小説を読もう 西野了」で掲載中です。

ウェイン・ショーターの「Withiout A Net」は80歳とは思えない!

2024-05-19 21:27:14 | Weblog
 先日、市立図書館でウェイン・ショーターのCDを借りました。「Withiout A Net」-(安全ネットなしに)というチャレンジ精神満載のジャズです。この作品は2013年、ショーターさんは80歳になるという!80歳の爺さんとは思えないパワフルで新しい音でビックリしたでごわす。
 ウェイン・ショーターを意識したのはウェザー・リポートの中心的なメンバーであったからです。もっともウェザー・リポートの「ヘヴィーウエザー」しか聴いていませんが、この作品はショーターさんよりもベースのジャコ・パストリアスに感動しておりました。しかし知人のベーシストは「お前のしるし」という曲の主旋律を弾くジャコのバースが「気色悪い」とけなしておりました!?そして僕はショーター氏がソプラノサックスをピーピー吹いてた記憶しかないのです?酷いね・・・
 実は市立図書館でジャズメッセンジャーズのショーター入りのアルバム「Caravan」も借りていて、こちらは1962年の録音。ファンキー路線でショーターやフレディ・ハバートは元気よく吹いてますが、ウーン・・・これってショーターのやりたいコトなのかなって感じました。違うんじゃなね・・・。まあメッセンジャーズで熱くやらないとボスのアート・ブレイキーの立場がないですな。
 それでマイルス・デイヴィスの黄金のクインテット時代の演奏をチェック。1965年以降の演奏ですが、やっぱりコレですね、ショーターは。
 何かの本?ネット?で書いてありましたが、ショーターはやはりモードスタイルのサックス奏者兼コンポーザーなのですね。マイルスのクインテットでは御大マイルスがいるためか、あのハービー・ハンコックも無茶真面目に神経を使って繊細に演奏しておりました。手を抜くと御大マイルスに怒られるのでしょうね~。
 ショーター氏がマイルスのバンドでクールなモード奏法をしていたのかと、「Withiout A Net」を聴いて初めて分かったのですが、わたくしはボンヤリと聴いていたので今までウェイン・ショーターの素晴らしさが分からなかったのでしょう。しかし彼は87歳くらいまでサックスを吹いていたそうな。ショーター氏はあまり薬とかお酒とかのトラブル、聞かなかったので(わたくしが知らないだけかも)長く演奏ができたのでしょうか?キース・リチャーズはお薬やりまくってらしいけど、まだ元気そうですね。もっともキース・リチャーズは薬をやり過ぎてライブステージ中に眠ってミック・ジャガーに怒られたそうな・・・ホントかな。

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