西野了ブログ テキトーでいいんじゃない?

日々浮かんでくる言葉をエッセイにして・・・・・・。小説は「小説を読もう 西野了」で掲載中です。

自然はコントロールできない?ですか・・・

2006-01-12 08:56:48 | Weblog
 北陸地方の豪雪の状況を見ると、人間の力というものは、自然の猛威の前には微力なものだと改めて感じさせられる。
 都市部の住んでいる人は、日常生活の中で自然というものを実感する機会がほとんどないので、今回の豪雪もピンとこないかもしれない。私の場合、山奥に住んでいるので、自然の凄さというものにときどき、出く合う。
 以前、国道を走っていると直径1メートルくらいの石(岩?)がごろんと横たわっていた。朝、車で通ったときにはなく、夕方帰りに発見したのであるが、このときは、前の日に結構雨が降っていたので、多少納得した。行政の方も心配したのか、その後その区間の山肌に用壁をはった。
 最近びっくりしたのは、土砂崩れである。家から15分車で走ったところの山の一部が崩れていたのだが、幅は10メートル以上高さも20メートルはあったのではないか!そこは国道ではなく農道沿いで、人的被害はなかったようだが、もし巻き込まれれば、アウトである。こっちの場合は原因不明である。地震があったわけでも、大雨が降ったわけでもない。まあ、しかしそれは人間の考えであって、山には山の事情があるのだろう。
 最近読んだ本から、カオス理論というものを知ったのだが、「北京でアゲハチョウが羽ばたけば、カリブ海でハリケーンが起こる」とのこと。気象予報は様々な情報を入力して予想するらしいが、微小な差異で、結果がものすごく違ってくるということでしょうか?それほど自然現象というものは難しくて、現在の科学・技術の到達点では対応できるものは多くないようである。天体の運行でたとえるならば、太陽と地球だけなら、かなり予測が可能らしいが、その間にお月さんが入ると、もう大変なのだそうだ。だから、月食とか日食は直前にならないと分からないのですね。
 ところで、北陸地方の豪雪被害の救援、国のほうで迅速に行わなければいけないと思っているのですが、皆さんはどう考えられます?
コメント
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