手土産の効能

今回の記事は、いつもお世話になっているkkuraさんとの連動企画である。
題して、『手土産は　ケチらず惜しまず　良いモノを』、だ。

まずは昨日kkuraさんがアップされたこの記事をお読みいただきたい。
http://blog.goo.ne.jp/kkura2000kkshot/e/04e1afe5d6df22a2b895cae37e9c06f0

読んでいただけました？
そう、今週の月曜日、ご夫婦で岐阜に来ていらっしゃることを聞きつけた自分は、
お休みで予定が詰まっているところに無理を言い、お二人にお会いして来たのだ。

日頃からだらしの無い格好の自分ではあるのだが、この日はとくにその傾向が強く、
伸びきったポロシャツによれよれのパンツ、1週間前にセルフカットした髪の毛は後頭部に無数のハゲ、
とても人様にお会いできるような状態ではなかったのだが、
そんなことを言っていては千載一遇のこのチャンスを逃してしまう。
恥をしのんで待ち合わせ場所に猛ダッシュした。

待ち合わせの場所は『関が原鍾乳洞』。
岐阜の印象を悪化させるには十分過ぎるほど寂れきったこの観光施設の駐車場に着くと、
すぐに大阪ナンバーの車を発見した。
「ちょっ！kkuraさんっ！　いくらDAIGOのファンだからって、車まで“WISH”にしなくても（笑）」
などと独り笑いをこらえていると、麦わら帽子に虫捕り網をもった初老の男性がその車に乗り込み去っていった。
なんという紛らわし爺さま：取り乱す自分。

完全に出鼻をくじかれヲロヲロしていると、
不審者をみかねたkkuraさんという名の米倉涼子さんが声をかけてくださった。
次いで、華やかな舞台のセンターに立っておられたご主人とも挨拶を交わす。
・・・山の中の寂れた観光施設でボロボロの自分にも気さくに話しかけてくださるお二人には、良い人オーラが漂いまくっていた。

昼食をご一緒させていただくことになったものの、飲食店はおろかコンビニすらない僻地である。
垂井町まで戻り、『グルマン』というパン屋兼レストランへお連れした。

お連れしたのにも関わらず、よっぽど憐れみを誘う風体だったのであろう、
わざわざ岐阜に来て無理を言って時間をつくっていただいたのにも関わらず、ご馳走していただいた。。
・・・どんだけ負のオーラが漂っていたのか、、思い出すだけで背筋が凍る。。。

屋外のテラスで昼食りつつ談笑させていただいた。
本当に仲の良いご夫婦で、面白い話しを沢山聞かせていただいた。
なにからなにまで色々とありがとうございました。

さて。ここからが本題である。
再度kkuraさんの記事～「ちなみに」以降の最終4行～を読んでいただきたい。

実際の自分を知る人がいなければ「その通り、見目麗しき男性の金魚主です。」とやり過ごすところなのだが、
このブログを読んでいる中には数人、リアル友が混ざっている（いつも読んでくれてありがとー）。
彼／彼女らがこの描写を指し、クレームをつけてくるのは目に見えている為、言い訳という名の説明をしておくと、

この描写こそが『手土産』により手にいれたモノなのである。

しかもその時に持参したモノは本当にお粗末なモノだった為、もう少しまともなモノを渡していたら、
「身長は185cm位で竹之内豊似、ラベンダーの香りがするとっても素敵な男性でした。」位は書いていただけた筈なのである。
そう思うと、やはり手土産はケチらずにちゃんしたものを持参しなければいけないな、との思いに至った。
（旅行より戻られた後、再三にわたり“お土産返し”のお申し出をいただいた。本当に良い人達だ：涙）

テラスで談笑っている最中、足を数箇所蚊に刺された。
今でもまだ痒いのだが、楽しかった記憶を思い起こさせてくれるその痒みは、それほど不快では無い。