金魚日和

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便利過ぎて不便

2015年12月12日 | 生活

【ポニー】
Nikon D600 + AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR
  

以前、この記事でも取り上げたことがあるのだが、
my事務所のトイレに設置されているトイレットペーパーホルダーは、
近代文明に真っ向勝負を挑んでいるかのごとくに古臭い、昭和風味満載の『ジャバラ式ホルダー』だ。
勿論、ホルダーだけが古臭いのでは無く、
空間そのものがムード歌謡風味、『お尻洗浄機』などカゲもカタチも無いTHE和式便所、なのである。

で、今時の『跳ね上げ式ホルダー』に慣れ親しんでいると、
『ジャバラ式ホルダー』でのペーパー交換は煩わしいことこの上無い。
普段なら「きゃりー」や「ぱみゅぱみゅ」で済んでいるものを、
わざわざ「きゃろらいんちゃろんぷろっぷきゃりーぱみゅぱみゅ」
と呼ばなければならなくなった状況だと言えばお解りいただけるのではなかろうか。 いいえワカリマセン。

そのジャバラ式、跳ね上げ式に比べればペーパーロールと接する面積が広い。
当然、摩擦係数は高くなる。
と、ここまでが前置き。

*     *     *

事務所で使用しているトイレットペーパーは、安さを優先した、お尻には優しく無いタイプのモノだった。
ゴワゴワしている上にミシン目も無く、
自分が意図するところで切断しようと思うと、多少のコツが必要になる類いのヤツ。

先日、この「お尻拭くよりケーキでも包んでた方が良いんじゃないのお前?」なペーパーが無くなった為、
新たなペーパー~事務所のお姉さんが発注してくれたお尻に優しいタイプ♪~がお目見えすることになった。

エンボス加工が施され、15cm単位でミシン目が入れられた近代的なペーパー。
その安心感・安定感たるや、
「お尻なんか拭いてないで、揚げ物の油切りでもされてはいかがですか?」と敬語で問うてみたくなる程のクオリティだ。
その《便利で近代的なペーパー》を、《不便で前史的なホルダー》にセットしてみた。
用を足し、ペーパーの先端を掴み手前に引く。
  

いつもなら、引いた力に等しい分回転し、回転に等しい量のペーパーが送り出されてくるのだが、
新しいペーパーさんは、事も無げにミシン目一つ分の量を送り出した後、あっさりと切れた。

どんなにソーーーーっと引っ張っても、手元には15cmの紙しか残らない。

・・・みなさんは《お尻を拭く紙が15cmしかない》という状況が、どれほど人を不安にさせるかご存知か。

「そんなもん、5枚10枚重ねれば同じやん。」 言う人には、ワタシは大きな声でこう言いたい:

「ばーーーーーーーーーーーーかっ!」
 

失礼。 だが本当に心もとないのだよ、15cmサイズは。 たとえ何枚あったとしても。
今朝トイレった際、あまりにも不安になってしまった為、思わず久方ぶりに長文記事を書いてしまいました(・_・)
 



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