昨晩
函館では有名な「函太郎」という回転寿司へ友人のWさんを誘い行って来ました。
「しばらく生ものは口に出来なくなるかも知れないから・・・今のうちに行こうよ!」私
「そうしよう!」W
「鯖は・・・どこの産?」私
「この鯖は大丈夫な鯖だから。。」寿司職人
「かきはどこの?」W
「釧路近くのだから・・・大丈夫」寿司職人
「電気技師が被曝したって・・・あれはわかってやってない?」私
「まず持って・・・大企業は・・・後方支援だから。。。」W
「いつも・・・そうなんだよ。。。犠牲者は超下請け。。。」私
「原発作った大企業でも、設計した大学教授も・・・後方支援。。。」W
「前線に行きなって。。。頭にくる!!」私
「頭に来ても・・・後方支援!」W
回転すしの上の寿司皿が・・・ガラガラ。。。。
ひとつずつネタを気にしながら・・・いつもとは勝手が違う注文の仕方ではありました。
先ほど
「あれ・・・!!!そういえばM田君!あなた・・・以前、泊原発で働いていたよねー。。。」私
「そうです。。。はい。。。」M君
「そうだよねー・・・内部の制御のエンジニアだったんだよねー。。」私
「そうです。。。」にこりM君
「アー・・・やっと、まともな・・・原発の話が出来る!!」私
「だってねー・・・事故以来・・・原発はまだ何年もかかる事故だって人に言っても・・・何言ってるんだ!って・・・叱られたりもするから・・・わかる人でなきゃ駄目だこりゃーット思っていたのよ・・・わー・・・嬉しい!」私
「やっぱり興味のない人には理解はしてもらえないですからねえ・・・」M君
「ところで・・・人力が尽きたら・・・菅総理は世界に向けて謝罪しなければならないでしょう。。。」私
「mmmmm・・・あの性格なら・・・・ずーっと・・・だらだら行っちゃうんではないでしょうか?」M君
「今回の3人の被曝って・・・電気技師なら長ゴムは当たり前でしょう!」私
「スニーカーで行かせたくらい、下請けの下請けで・・・東電の社員は電気もわからない人事配置していたのでしょう。。。」M君
「電源がつながっても・・・あの複雑な内部電源を放射能の中どうやるか・・・ありえないと素人考えでいたけれど・・・やっぱり・・・と思ったよ!」私
「もう制御室では仕事は出来ないでしょう??」私
「制御室の水をまず出して濾過させて・・・そして放射能の数値が下がってからでしょうね!」
M君
「そんなんで・・・下がるの???」私
「下がると思います」M君
「まだ、人力でどうにかなるの???」私
「なると思います。。。」M君
「自衛隊も・消防署もある意味・・・核戦争と戦っているようなものだけど。。。」私
「まだ、・・・そこまでは。。。」M君
「レベル6になったんだよ!」私
「えっ!5じゃないですか?一号機は格納庫は破損していないんですよ!中の気圧が上がるということが証拠です。。ただ・・・プールの処理にはあと何年もかかるでしょうね。。。」M君
「セシウムって・・・7・800kmまで飛散するそうだけれど・・・函館まで飛んでくるよ・・・福島までは400kmくらいだから。。。」私
「デモ・・・それほど・・・気にする事でも。。。」M君
「だって・・・もう・・福島原発の放射能は地球3周してアイスランドでも確認されているそうだよ。。。」私
「まーチェリノブイりに比べると・・・ぜんぜん小さいものですよ!」M君
「ただ・・・事故から2・3日東電は炉を残そうとして・・・そちらに動きましたからね。。」M君
「原発の怖さを知らない、天下りが・消防署の水でもかければ鎮静化するくらいの考えしかなかったんじゃないかと思うよね!・・・ウルトラA級戦犯だし、菅さんも総理就任したらすぐ、危機管理を一番初めに仕事をすることだった・・・といつも私は思っていたの!まず、日本中の原発の事故、老朽化した炉の廃炉。これを速やかにやっていたなら・・・今回の事故は半減以下だったはず。。。菅さんもウルトラA級戦犯。。。」私
「そうですよねー」M君
「今度、飲みに行こうや・・・現場の話し聞かせてよ。。。」私
「はい・・・ぜひ・・・」M君
後記
国の安全基準においてマニュアル危機管理を教えられたM君ではある。
実際に福島で起きている事は・・・彼にとっても初めての体験であるはずです。
原発の危険を知ったからこそ・・・10数年も従事していた高給取りを退いたのです。