不審者がいやがる防犯カメラ

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紀州の資産家の事件で気付いたこと

2018年07月16日 | 事件から学ぶ


亡くなった紀州の資産家の自宅の防犯カメラについて気付いたことが
ありました。

防犯カメラはどんどん増えてきていると言っても、日本では民家に防犯カメラを
設置しているのはそんなに多くありません。弊社の防犯カメラのお客様も、
99%が企業や学校、街頭、役所です。民家に防犯カメラを取付けるのは
またまだ少ないです。

    



写真は 日刊ゲンダイDIGITAL から引用


報道で、資産家の経営する会社の従業員が資産家の自宅に頻繁に出入り
していたということです。
もし、従業員が資産家の付けた防犯カメラの映像を何度も見ていたら、
それはこの事件に限らずよくないです。
どこが映っていて、どこが映っていないか、防犯カメラの死角がわかるから
です。
また、何日間録画しているなども知らせない方がいいです。

例えば屋外の庭を映す防犯カメラは、どのように映っているかまで
普通はわかりません。カメラのレンズの設定は撮りたい場所により離れた
ところをアップにしたり、目一杯広く映したり、取付ける場所によって
調整をするのが普通だからです。


ちなみに資産家の邸宅にはカメラが38台ある、また、ダミーカメラでは?
という報道もありました。
まず、台数ですが38台はちょっと多すぎます。広い庭や自宅でもそんなに
台数は必要ないです。

また、付いていたのはダミーカメラでは? という報道も見ましたが、テレビ
ニュースで見た限りでは屋外のカメラは、 TOA社 の防犯カメラ用の防水ケース
(ハウジング)が映っています。このハウジングだけでも1台数万円以上はします。
照明も広く明るく照らせる機材のようですし、TOA社で揃えていたら、
数百万円以上は防犯設備にコストを掛けていると思います。
この位の設備投資する人でしたら、ダミーカメラはまずつけないです。あると
したら、本物のカメラが10台以上で、防犯の重要度は低いが念の為、あそこは
ダミーカメラで様子を見よう、という話だとわかります。

つい、自慢して設備を誇ってしまいそうですが気を付けましょう。


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