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白内障手術 患者体験談 5 - 手術前の下痢

2019年05月21日 | 終わりの始まり

こうやって患者としての体験談を日記風に書いていると、気づくことがある。

それは白内障の手術前に、ひどい下痢症状が来た、ということだ。

左目の手術前には、少量の硬い便に続いて水のような便が大量に出た。   それまでの便秘症状とは少し違うな、と感じた。 だが、まあ便秘と下痢が一時に来たんかな・・・位に思っていた。 

右目の手術前(今これを書いているのだが)、昨日は死ぬかもしれないと思うほどの便秘&下痢症状が来た。

・・・

この2つの事変には、なんとなく(間違っているかもしれませんが)、関連性があるように思えるのだ。

両方の事変とも、このブログを時系列に読んでもらうとわかるのだが・・・特にこの点だけを取り上げてみることにした。

それは、白内障手術日の3日前から行うように指示される目薬の点滴に関連するように思われるのだ。(あくまで患者としての体験からそう思うのであって、医者がそういっているのではありあませんが・・・)

手術する側の眼に、トスロフ、という目薬が処方される。  手術前3日間、3時間おきに、1日6回の点眼をするように指示される。

トスロフ点眼液 0.3mg - トスフロキサシントシル酸塩水和物 3㎎、トスフロキサシンとして2.04㎎

この薬品は、次のような細菌に対して効能がある、と書かれている。(抜粋は150㎎の錠剤のものから)

〈適応菌種〉 トスフロキサシンに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌(ペニシリン耐性肺炎球菌を含む)、腸球菌属、淋菌、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、炭疽菌、大腸菌、赤痢菌、サルモネラ属、チフス菌、パラチフス菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、コレラ菌、インフルエンザ菌、緑膿菌、バークホルデリア・セパシア、ステノトロホモナス(ザントモナス)・マルトフィリア、アシネトバクター属、ペプトストレプトコッカス属、バクテロイデス属、プレボテラ属、アクネ菌、トラコーマクラミジア(クラミジア・トラコマティス)

すごい殺菌剤ですね。 

目薬としては少量しか含まれてはいないが、その効果はすでに体験談-1 に書いておいた。

眼だけではなく、鼻の炎症、なども即無くなったのが実感できた。  喉の調子も良くなった。

が・・・胃、十二指腸あたりで動悸がし、心臓も同様に動悸が始まったことがあった。  点眼後に喉を通って薬が胃に降りないように、喉に降りる感じがしたらすぐに吐き出すようにしたら、胃の症状は無くなった。

が、ひどい下痢症状が来た。 

下痢の症状が、2回とも(左目手術前、右目手術前)似ていたので、この記事につながったのだ。

1回目は、2~3日便秘だと思っていた。  便意が来たのでトイレに行くと、硬い便が蓋をしていたようで、四苦八苦して息むと、硬い便に続いて水便が大量に飛び出した。

2回目は、一つ前の記事、死ぬかと思った、で書いた通り、ひどい状態だった。

この薬品は、細菌のDNAに働きかけて増殖を抑える、という機能で効能を発するスーパー殺菌剤の様なんだ。 病院内で耐性菌が繁殖するような、現代にとって必須の薬品と言えるだろう。

作用と効果について、こう書いてある;

ニューキノロン系抗菌剤で、細菌のDNA複製を阻害することにより殺菌的な抗菌作用を示します。 通常、眼瞼炎、涙嚢炎、麦粒腫、結膜炎、瞼板腺炎、角膜炎の治療、眼科周術期の無菌化療法に用いられます。

が、こういう副作用もある、ということも知って置くことは、患者として大切だろう。

病院の看護師も、気にしており、しきりにヨーグルトなどの腸内細菌を取り入れるよう指導はあった。

同じような体験をするかもしれない白内障予備軍も、この記事を読んでおいてほしい。

効能書きにもあるように、異常がでたらすぐに医師に相談した方がいいでしょう。 (ワシは術後に報告はしたけどね・・・)

腸内細菌も、おそらく、この薬品の影響をうけるのだと思う。(特にワシの場合は)

腸内細菌が殺菌され、機能を止め、腸が正しく働かなくなって下痢状態となる。  先端部にあるすでに消化され、水分を抜かれた便が硬くなり出にくくなる。  この状態が手術前に2度起こったので、そう思うのです。

だから、目薬が胃に行かないように、喉に降りてきたと感じた時には、すぐに吐き出してうがいをする。

目薬さしたら目頭を押さえて鼻の方に行かないようにする、などの対応法をする。

 

この記事は、薬品を攻撃するためのものではなく、こんなことも起こるんだよ、という経験談だと思って読んでくださいね。

白内障手術には、トスロフは必須の目薬だということは十分に理解したうえで書いております。

さあ、今日は右目の手術なので、トスロフとは今日でお別れになります。  便秘、下痢症状も、おさらばになればいいんですが・・・ 

実は、手術後3日間にも、体内除菌プログラムが用意されているのです。  
セフゾン100㎎という飲む抗生物質と胃の薬が処方され、1日3回(食後)で3日間飲み続けます。  眼の手術による化膿を防ぐのが目的のようです。

手術前3日間は、点眼薬で、眼、鼻、喉周辺を除菌殺菌し、術後3日間は目薬+抗生物質で体全体を除菌、殺菌するわけですな。

飲む方は抗生物質ですから腸内にいる細菌類は死滅します。  患者としては、それによる影響に留意する必要があるのです。  除菌後に何らかの感染源に接した場合は、抵抗力が極端に弱るはずですから・・・

腸内細菌、腸内フローラを復活させるぞ~・・・ヨーグルト、納豆、漬物、オリゴ糖、食物繊維・・・体力回復に努めましょう

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