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白内障手術 患者体験談 6 - お支払

2019年05月24日 | 終わりの始まり

右目手術翌日の検診で、すべて異常なしだった。 おとといのこと・・・

が・・・そのとき話が飛蚊症に・・・

眼内レンズを入れると焦点や明るさの加減で、これまでの飛蚊症は見え方がちょっと変わるらしい。  そういえばこれまでの飛蚊症は無くなったかのように気にならなくはなった・・・が・・・よく探すといることはいる。

院長からこんな話があった・・・飛蚊症の形は覚えておいてください。 そして見え方が変わったら、飛んできてくださいね・・・と・・・

実は、ワシ、10年以上前に、眼底出血(正しくは網膜静脈枝血管閉塞症、BRVO)を患ったことがある。 そのときは院長直々の診察で、眼底写真にきっちり出血の跡が写っていた。  この時、ワシがおかしいと自覚したのは、黒い点や線に見える飛蚊症の他に、皮膚の薄皮のようなもの、アメーバを顕微鏡で見たような、カエルの卵を小さくしたような小さな丸の集まりのような、ものが見えたからに他ならない。

即、眼科に飛んで行ったら・・・眼底出血しています・・・ということだったのだ。  そりゃ~びっくりこいたよ。 そん時は・・・   眼底出血というのは、網膜上を走り廻っている毛細血管が詰まり、血液の行き場がなくなって血管が破れ、出血する、ことなのだ。  枝状の血管が破れる場合は、出血場所は局所であることが多く障害程度はやや低い(BRVO)。  一方、毛細血管が集まって視神経とともに奥の方に続く部位が詰まる場合、毛細血管の大元なので、ここが詰まって出血する場合(CRVO)は、大変なことになる。 大元血管が詰まるわけだから、血液は網膜上のあらゆる毛細血管で出血する。  下手すると、ともに失明する恐れがあるこわ~い症状なのだ。

それで・・・今朝、左目に目薬を射そうと天井のLEDを見て目をむいたときに、視覚の右上の端のほうに、小さいツブツブが集まったアメーバ状の小さな塊が見えたのだった。  ギョエ~

あれ~、2日前の検診では言われなかったのに・・・眼底出血なの?・・・ということで、眼科にすっ飛んで行ったのさ。

今日は院長は出てくるのが遅いので、代わりの医者でも良いか? というので、かまいません。  眼底の検査さえしていただければ・・・ということで見てもらった。  これがまたすごい美人の女医さんだった・・・えへ・・・この眼科は、副委員長以下、みな美人ぞろい・・・

結果は・・・出血はありません。  手術後には、眼の中に、いろいろなゴミのようなものが見えることがあるんです、とのこと。  安心したやらうれしいやら・・・よかったやら・・・

さて、本来は明日が術後4日目の検診で、手術のお会計も明日の筈であったが、今日検査してしまったので、明日は来診しなくても結構です、ということに。  そしてお会計(右目の手術代と今日の分)をすると・・・

たったの¥1300だった。  ????あの・・・これ・・・こんなに安くて・・・いいの?  と聞くと・・・

限度額を超えているのでそれ以上は費用はお支払いいただく必要はありません。  詳しくは市役所に聞いてください・・・と冷たく・・・いや、温かく、あしらわれた。

国民健康保険では、高額医療費支援制度ってのがあることは知っていた。  

これによると、月に一定限度額を超えて医療費を支払った場合、支払合計月額から月額の限度額を差し引いた差額が還付されるのだ。  レセプトを保管しておき、3か月後くらいに市役所から高額医療費支援請求書という書類が送られてくるので、それを記入して提出すると、還付される、と制度の説明には書いてあったのだ。  それまでは費用は自己負担だと・・・

ところが・・・今回は、一定額以上は病院に対しても支払う必要がなく、支払うのは月額限度額までだったのである。  これは、いい制度だね~。  ほんとにワシら年金生活者は助かります。 ま、もっとも高~い保険料を何十年もの間、払い続け、保険の恩恵にあずからなかった年数の方が長いんだけどね・・・やっと、この年齢になって保険の恩恵に助けられているわけです。  でも、ありがとう・・・

そして、この制度の面白いところは、同じ月内で支払った合計額と限度額の差の還付が受けられるということ・・・そういうルールなので、診療が2回に分かれる場合、ちと面白い現象が起こる・・・

例えば、月額限度額が2万円と仮定し、手術代 片目につき10万円と仮定する。 (金額は単なる例です)

4月に左目、5月に右目、というように月を分けて手術をすると、還付される金額は、

4月 10万円ー2万円=8万円 
5月 10万円ー2万円=8万円 
が還付される。   合計で16万円が還付され、自己負担額は4万円。

一方、4月中にに左目と右目とを手術すると、

4月 20万円ー2万円=18万円 が還付され、自己負担額は限度額の2万円だけとなるのである。

手術費用は、一旦個人で病院に支払い、数か月後に市役所から送られてくる請求資料を提出すると還付されるもの、と信じていたのだが、実は、今回の場合、5月に左右とも手術したので、この眼科に実際支払った金額は、限度額+消費税 合計約2万円のみであったのだ。  個人負担約2万円で両目の手術が出来た計算になる。 なんでこうなったのかは説明を受けられなかった。  市役所に聞いて・・・と

ちなみに月額限度額は、健康保険のレベル(年収等)によって個人によって差があります。 

進んでるな~、日本の医療制度は・・・

 

その後調べたところ、70歳以上の場合は、月額限度額を超えた金額は自己負担する必要もなく、病院にも支払う必要がない、というルールがあることがわかった。  一旦、病院での支払いが必要なのは70歳未満の場合で、こちらは上に書いた通り、支援請求書を記入提出して還付を受けるようになっている。

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