よろず淡日

淡海の日夏で 今どきよろずや
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山下克彦展より「時光穴」「水景」+会期変更のお知らせ

2021-05-14 | ギャラリー

「時光穴」2021
写真をポストカード紙に貼りつけ、穴をあけたもの

時光とは、時の流れという意味で、山下さん曰く「道元がよう言うてはんねんけどな…」

山下さんは、徹底的に本質にこだわり、大切にしています。
写真の本質は撮る時で、その瞬間に世界と出会う、
プリントしたり冊子を作ったりするのは、おまけ。

自分にとってのリアルさは、即物的な感覚で、イリュージョンではない、
撮ったイメージも、プリントすれば紙、
撮った写真のイメージを、違う次元に移行させるために、穴をあけたり、貼ったり、加工する。


「水景」2021
写真をポストカード紙に貼りつけ、マスキングテープを貼る






2016年、堀尾さんとの2人展の時に、堀尾さんが川にお椀を流したことを踏まえて
作品を川に流し、古道具担当がキャッチ。
青いマスキングテープは、水であり、川であり。

京阪神の緊急事態宣言が延長され、5/31(月)までとなりました。
会期中がまるまる宣言となってしまいますので、会期を延長することにしました。

5月で宣言が無事解除された場合は、3週間延長して6/20(日)まで、
それ以降の宣言解除の場合は、解除から2週間、延長しようと思っています。
ご無理ない範囲で、よろしくお願いします。

「景色を診る 存在と時間の素描 」山下克彦展
2021/5/1(土)-6/20(日) よろず淡日のギャラリーにて
金・土・日・月の11時-17時(休:火、水、木)

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