3・11以後、命の尊さをさらに強く感じながら毎日を過ごしている。
心の中の、希望の灯火を消してはならない。一歩前に進む勇気だ。
聖教新聞「勇気の泉」で、創価学会池田名誉会長は述べている。
『人間の真価は、最も大変な苦しい時に、どう生きたかによって決まります』と。
さらに、名誉会長は福島の皆様方へと題するメッセージを寄せている。
「いわきの生んだ詩人・草野心平翁も、『忍耐のあとにはよろこびがくる。冬の次には春が
くる』と謳いました。今、福島の皆様方が『負げでたまっか』と胸を張って進みゆかれる一歩
また一歩こそ、『人間の生命の底力はかくも偉大なり』との証明の劇なのであります。
ともあれ、いかなる大災害も、人間の強く正しき団結を破壊することはできません。
江戸時代の後期、日本各地を襲った飢饉のなかで、福島県の相馬藩は不屈の復興を成し
遂げていきました。それは、なぜか。指導者である富田高慶が二宮尊徳の弟子として、
『人の和』を重視し、あらゆる人々の結集して改革に取り組んだからだと言われております。
これも団結の勝利であります。愛する『うつくしま』福島には、人間と人間をつなぐ、美しき
心が脈打ってきました」
「どうか私と共に『福島は一つ』を合言葉に、互いに励まし合い、支え合い、助け合いながら
一切を変毒為薬し、明日へ未来へと仲良く賢く進んでいってください」
負げでたまっか!
樹高千丈落葉帰根 中島みゆき