M店長一家に突然の悲しい出来事が起こった。それは、一人娘の事故死だった、短大を卒業して友達の車で卒業旅行に行く途中運転を誤って車が街路灯に激突して助手席の彼の娘が亡くなったのだ。M店長に会ったのはその事故から1年位経過した頃だった。家内を連れて門司港レトロを見にいったついでに船で対岸の下関まで足を伸ばした時の事だ。船着き場から歩いてすぐの所にM店長の店はあった。突然の来訪にM店長はビックリしていた。十数年ぶりに再会したM店長は年齢以上に老けていた。それは、娘を失ったショックから立ち直っていない事を物語っていた。その時はお互いに近況報告や世間話をして別れたのが最後になった。
それから15年後の昨日、ネットの掲示版にM店長を悼む書き込みが数件あった。いずれも、M店長の顧客からの哀悼を込めた書き込みだった。彼の死をネットの掲示板で知ることになるとは思いもよらなかった。あらためて、「M店長 在職中は公私ともにお世話になりました。どうぞ、安らかにお眠りください、合掌」
それから15年後の昨日、ネットの掲示版にM店長を悼む書き込みが数件あった。いずれも、M店長の顧客からの哀悼を込めた書き込みだった。彼の死をネットの掲示板で知ることになるとは思いもよらなかった。あらためて、「M店長 在職中は公私ともにお世話になりました。どうぞ、安らかにお眠りください、合掌」
遠くなっているな、と感じます。
いま、どこの電気店に行っても、このような方に会うのは
難しくなっています。
客を客とも思わないような態度の大手量販店の店員たちの多くは
「安けりゃいいんだろ」とばかりに、接客という概念はないに等しいです。
あるいは、客の無知をいいことに足元は見るは見下すは・・・
M店長のような存在は、もう期待できないのでしょうか。