なすがままに

あくせく生きるのはもう沢山、何があってもゆっくり時の流れに身をまかせ、なすがままに生きよう。

ホームセンターナカイ消滅

2006-01-28 14:40:12 | 昭和
折尾大膳にあったホームセンターナカイの建物が全て撤去された。昨年閉鎖して取り壊し作業をしていたが昨日3号線を通過した時いつもと景色が違うのに違和感を覚えた。あの大きな建物が無くなって広い敷地の向こうには今まで見えなかった小高い山が見える。なにかいいようのないさみしさを覚えた。今から25年位前、ナカイは北九州一のホームセンターとして繁盛していた。その後、ナフコやグッデイの進出によりナカイはそのシェアーを落としついに折尾からナカイが消えた。本城にもナカイはあるが店内は閑散としている。ナカイの店は3号線沿いにある、僕は国道沿いの店故に客足が遠のいたのだと思う。つまり、車の出入りに時間がかかるのだ、一日の車の通行台数は6万台とも言われる3号線沿いの店から国道を左右折するのにものすごい時間がかかる。ホームセンターがナカイしかなかった頃はそれでもナカイを利用した、しかし、グッデイが陣の原、中間など車の出入りがしやすい場所に開店すると、どうしてもハンドルがそちらに向かってしまう。折尾のナカイの近所にあった松伯園グランドホテルも閉鎖した、その斜め前にあったベスト電器コンピュウータ館も閉鎖した。その隣の長崎チャンポンも閉鎖してしまった。パソコン用品を買うときはよく利用していたが車で行くのが億劫になる場所だった。その後永犬丸に出来たデオデオばかり利用するようになった。車の通行台数の多すぎるロードサイドの大型店舗は閉鎖して他の場所に移転している。ナカイの閉鎖はホームセンターの将来に陰りが出てきた事ではない、ますます増加する車の通過台数に負けたのだ。商業施設として国道沿いや駅前の立地がもてはやされたのはもう古い時代の話である。

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