五木寛之氏は、「『親鸞』をインターネットで、誰でもが
自由に、無料で読めるようにしたい」と語っていた。
五木寛之氏の『親鸞』は、多くの親鸞ファンを作った。
浄土真宗にとっては、ありがたい“神様”のような存在だ。
ところが、梅原猛も指摘しているが、「悪人でも『南無
阿弥陀仏』と一回でも唱えれば、極楽往生できる」という
のであれば、「窃盗、人殺しをしてもかまわない」という
危険な思想を生む。その解釈を巡って、さまざまな教義が
立てられ、教団が分裂し、対立している。東と西本願寺の
対立。さらに「親鸞会」と本願寺との醜い争いもある。
現在の浄土真宗系の坊さんは髪も剃らない。戒を犯して、
肉食、飲酒、妻帯もはばからない。普段、法を説くこと
もせず、葬式に多額の金を要求する。「これがまことに
親鸞の教えなのだろうか」と誰しもが思う。
それは、日蓮宗でも同じ。創価学会、顕正会などが、
日蓮正宗と対立し、誹謗中傷し合って、お互い「地獄に
堕ちろ!」とののしりあっている。
こんな仏教界に、庶民はますます冷ややかだ。それでも、
それぞれの会に入信する人がいるのも不思議。病める
現代社会なのか。
最新の画像[もっと見る]
- あなたに「5億円差し上げます」は詐欺 1年前
- 虚無僧 牧原一路 写真集 1年前
- 虚無僧 牧原一路 写真集 1年前
- 虚無僧 牧原一路 写真集 1年前
- 虚無僧 牧原一路 写真集 1年前
- 2月3日は「諭吉忌」 2年前
- 2月3日は「諭吉忌」 2年前
- 2月3日は「諭吉忌」 2年前
- 虚無僧 牧原一路 写真集 その4 名古屋駅前 2年前
- 虚無僧 牧原一路 写真集 その4 名古屋駅前 2年前