現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

赤目で火渡りの神事

2008-03-31 10:12:14 | 虚無僧日記
“滝みそぎ”の後、山伏の神事が続く。
井桁の上に杉の葉が積まれ、火が付けられる。
折から雨が降り出し、濛々たる白煙が舞い
上がる。やがて火が消え、炭になった上を
素足で渡る行事。山伏がまず先に渡り、その
後を、私が先頭きって渡ることに。「しまった、
後の方になれば、熱も冷めていて良かったか」
と一瞬頭をよぎったが、冷え切った足裏の感覚は、
熱いともなんとも感じなかった。

2℃の冷水も、4℃の外気も、くすぶる炭の
熱さも感じない。五感を捨てきる行か。やった
者しかわからない、感動の体験だった。
鈴花も恭花も火渡りを体験した。こういう非日
常的な体験が大好きな二人だ。
最後は温泉につかり、大満足して赤目を後に。


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