現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

「残侠子守唄」

2021-09-04 19:01:32 | 虚無僧日記

傷だらけの人生』と『人生劇場』そして残侠子守唄』、なんか似ていて混同する。

古い奴だとお思いでしょうが」の名セリフは、ご存知、鶴田浩二『傷だらけの人生人』

1963年 鶴田浩二主演の『人生劇場 飛車角』が大ヒット。「任侠映画ブーム」が始まる。

60年安保から70年安保へと学生の左翼運動が高まる中、一方で「極右」の「ヤクザもの」が流行った。左右両極の激しい時代だった。


残侠子守唄』は、1983年(昭和58年)歌:美空ひばり  作詞:たかたかし 作曲:弦哲也
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今日日(きょうび)寄らば「大樹の蔭」とかいう言葉が
巾をきかせているようでございます。楽をしようとする心が、
人間をだめにするのじゃないでしょうか。

 北の風吹きゃ北をむき
 西の風吹きゃ西をむく
 男の意地は どこにある
 浮いた世間に 媚(こび)をうる
 めだかみたいな奴ばかり  

時の流れとでもいうのでしょうか。
自分さえよければよいという手合が多すぎます。
まっとうに生きようとすればするほど
住みにくい世の中になったものでございます。

 声の大きい奴だけが
 勝って得する世の中さ
 男の道は 暗すぎる

どちら向いても 闇ばかり
どこに実のなる花がある
どこもかしこも、すっかり狂ってしまった
ようでございます。
と、申しましても、夜毎酒に溺れる私も、
決して、まともな人間じゃございません

すねに傷もつこのおれにゃ
まぶしすぎます お日様が
男の酒の ほろ苦さ
明日は どの色咲こうとも
おれは生きたい おれの道  

 

残俠子守唄/美空ひばり

 

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