赤塚不二夫の人気マンガ「天才バカボン」。 「バカボン」の由来は「バカなボンボン(男の子)」かと
思っていたが、実は、なんと「バカボン」とは
仏教用語で、梵語の「薄伽梵」(ばぎゃぼん)。
「仏(釈迦)、仙人や貴人の称号」だそうだ。
サンスクリット語の“Bhagavad(ヴァガバッド)”に
「薄伽梵」と漢字を充て、「ばかぼん」。
「ばか」は「幸運」。「ぼん」は「持つ」という意味があり、
「幸運を持つ人」。
そこからさらに「覚れる者・尊敬される人」という意味に
使われ、「世尊」=“Buddha(ブッダ)”、つまり「お釈迦様」
のこととなる。
「バカボンのパパ」の口癖「これでいいのだぁ~」は
赤塚不二夫の仏教哲学の発露といえるのだぁ~。
「朝起き会」での学びも 「現実大肯定」。 芸術祭で入賞できなかったのも、宝くじ当たらなかった のも、これでいいのだぁぁぁ。