現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

プロとアマ

2019-01-26 21:12:24 | プロとアマ

「プロとアマ」で検索して、こちらは「陶芸家」のブログ。

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陶芸家には、プロの試験も認定制度も資格もない。
土を握って焼成すれば、プロもアマもない。

全国的な陶芸公募展でも、プロだから入選、アマだから
選外という事はない。プロと呼ばれている人でも選外に
なるし、アマと呼ばれている人でも入賞する。プロも
アマもない、あるのは作品だけなのだ。

うまく定義できないが、「プロであるという心意気を
持っていれば、下手くそでもプロである」。

逆に「すごい技を持っていても、自分はアマと思っている限り、
アマと呼ばれている領域から抜け出る事はできない」。

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はて、 要は、本人の心根次第か?
ただし、この方 「他人が決して真似のできない技を
持っている人が超一流」と述べている。それには納得。

尺八の世界も同じ。プロでも年収300万以下では、                                                     食べていけないのだから、プロとはいえない。                                                     その点では、私はプロといえない。                                                                

逆にアマでも、プロ以上に上手な方もいる。だが、                                                        技術的にはすばらしくとも、プロとして認められるには、                                                   強烈な個性、オリジナリティを持っているか否かだ。                                                      その音色、演奏を聴いただけで誰だかがわかる。                                                      それは他人には真似できないものを持っているか否かだ。

ひるがえって私。「9孔尺八」で「5孔」では吹けない半音階の
移行の曲でも吹奏は可能。1尺3寸~2尺4寸までの尺八で、                                               どんなキイにも対応できる。

それで、演歌、詩吟、琵琶、一絃琴、ご詠歌、声明、
バロック、前衛音楽、舞踊などの伴奏の仕事が舞い込む。

「余人をもって替え難し、オンリーワンの尺八プロ」。
言い方を替えれば「隙間(すきま)産業」で細々と食べて
いけるのでござる。







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