現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

福沢諭吉の孫 堀井小二朗

2019-05-04 20:52:59 | 筝尺八演奏家

https://youtu.be/EDCpm2FFC5s

 

 

私の尺八の師、堀井小二朗は福沢諭吉の孫です。
 福沢諭吉の次男「捨次郎」の妾腹の子ですが、
福沢諭吉の孫の中で、最も諭吉にそっくりである。
母の姓の堀井小次郎が本名。尺八家としての名は
「堀井小二朗」。

京都に生まれ育ったが、父捨次郎の招きで慶応に
入り、大田区池上に広い土地と家を分与されていた。
明治生命に勤めたことがあったが、戦後ずっと
尺八家として通した。しかし、尺八で食べていく
のは、大変だったようだ。
昭和30年代、映画「二十四の瞳」や「宮本武蔵」
などの音楽を担当し、福田蘭童とともに、尺八界に
新境地を開いた。昭和39年NHK委嘱で、山川直春
との共作で『竹の韻(ひびき)』を作曲、芸術祭で
文部大臣賞に輝いた。この演奏に関わったのが、
横山勝也、青木鈴慕、宮田耕八朗、村岡実等、後の
尺八界をしょって立つ面々。指揮は杵屋正邦だった。


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