中津に行けば、今も「福沢諭吉の生家」が残されており、
中津の観光地となっている。
一昨年、虚無僧で中津へ行ってきた。日豊本線の
「中津」の駅構内も「福沢諭吉」の「独立自尊」ほか
扁額がかかげてあって、福沢諭吉一色。
「中津名物は福沢諭吉も食べた鳥のから揚げ」だそうだ。
知らなかった。今 チェーン店で全国展開している。
駅前は区画整理され、広い道に まばらなビル。こういう
町は虚無僧は苦手。歩けど歩けど人影がない。閑散として
いる。福沢諭吉の生家がある周辺が旧武家屋敷の面影を
残す。そこで一軒一軒「門付け」をしてみた。
福沢諭吉の「独立自尊」が染み渡っている町だ。物乞い
などは、人にあるまじき行為か。冷ややかに蔑(さげす)む目。
でもでも・・・・。 諭吉のおっかさんは、乞食の娘も家に招き入れ、
風呂にいれてやったり、虱をとってやったりしたではないか。
「あわれな虚無僧におめぐみを」。
いや、実はちっとも哀れでない。慶応出て、好きで虚無僧
やっとるんじゃ。悪いか!と、心に気合をいれたら、
やっと一軒、けげんな顔をしながら、ご喜捨いただいた。
ちょっと恥ずかしかったです。
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必要なものをピーピー鳴いて親にねだるのは幼鳥の態度である。
国に独立が必要であるならば、国民は自らの手で入手する算段に心血を注がなくてはならない。
片岡義男氏は、<日本語の外へ>の中の<頭のなかが日本語のままの英語>で次のように述べています。
友情関係はもっとも重要と彼 [宮沢喜一] は言ったが、その彼にはすでに失点がいくつかある。大統領選挙中に感想を求められた彼は、ブッシュさんに頑張っていただきたい、と日本国内で発言した。クリントン候補にはすぐに伝わったはずだ。ミュンヘンに向かう途中だったと思うが、首相は次のようにも言った。アメリカはなにかとお困りの様子で日本も心配していますから、お助け出来るための努力ならなんでもいたします。これに対するクリントン候補の反応は記録に残っている。余計なお世話だという意味で、アメリカは自分の欲するものは自分で勝ち取る、とクリントン候補は言った。フレンドシップやグッド・リレーションシップがそれほどに最重要なら、そのための絶好のチャンスである大統領就任式に、なぜ首相は欠席したのだろうか。(引用終り)
http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
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