現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

幕末の京都明暗寺は勤王攘夷派

2021-05-27 21:54:05 | 虚無僧日記

「虚無僧は幕府隠密だったために、明治になって廃止された」と

一般に云われているが、とんでもない。幕末、勤王に加担したため

幕府に捕らえられて、処刑されているのだ。

京都の霊山護国寺には「勤王の士」として祀られている。

 

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【天誅組・生野の変】
明暗寺徒素行墓
膳所藩士。士籍、はく奪され、京都・
明暗寺で虚無僧となり素行と称し、玄堂に師事。
後、但馬国・養父郡・明暗寺出張所に居住、
後、生野の変で、播磨神崎郡・
福崎新村で姫路藩兵に捕縛。
7月六角獄で刑死。享年45
案内板の【本田小太郎】は、
明暗寺 素行の俗名。

 

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明暗寺看xx堂墓  
明暗寺33世玄堂。明暗寺 素行の師。
大阪に住み尺八を教えながら勤王党に参加。
天誅組や生野の挙兵では虚無僧に扮し京都に
密通していたが捕縛。
出牢するも、慶應2年病死。享年不詳。

 


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