現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

上原まりさん

2008-12-09 23:50:02 | プロとアマ
筑前琵琶の上原まりさんは、知る人ぞ知る元宝塚のトップスター。
『ベルサイユのバラ』でマリー・アントワネット役を務めた人だ。
宝塚退団後は、母親の柴田旭堂の後継ぎとして、琵琶奏者として
活躍されている。

その旭堂会の演奏会が、今度の日曜、12/14(日) 神戸市の
兵庫県庁内にある小劇場で開催される。私は名古屋の久世旭如
さんの伴奏で付いて行くのだが、ついでに上原まりさんの演奏
にも尺八を入れて欲しいようなことを、一昨日久世さんから聞いた。

そして昨晩、上原まりさんから電話がはいった。
「今、奈良に来ていて、11日に東京に帰ったらテープを送ります」
とのこと。13日に受け取ったとして、14日いきなりぶっつけ本番。
これがプロの世界の舞台裏だ。上原まりさんは、今まで三橋貴風や
竹井誠ら尺八界の一流プロと共演している。私にとってはオーディ
ションを受けるような緊張である。

浅見雅男君

2008-12-09 23:01:39 | 虚無僧日記
11/25の中日新聞に見覚えのある顔が、
中学の同級生、浅見雅男君の写真が載っていた。
彼は出版社に勤務のかたわら、『華族たちの近代』
『闘う皇族』につづいて『皇族誕生』という本を
出したとのこと。そのPR記事だった。なるほど
彼自身が云っているように、皇族のことはタブー視
されていたから謎が多い。そのタブーに大胆に切り
込んだようだ。
私も何か本にして残したいと思いつつ果たせないで
いる。出版社に勤務していた浅見君がうらやましい。


ご無沙汰

2008-12-09 22:44:39 | 虚無僧日記
ブログがしばらく中断してしまった。12/2,3,4と九州に
行っていた。そして12/7は「独演会」。その準備に
追われて超多忙なのに、パソコンの調子がますます悪い。
立ち上がるのに30分もかかる。変換がめちゃくちゃで
ブログを一つ書くのに1時間もかかるのだ。参った。
今日ちょっと一息ついたので、8時間もかけていろいろ
書いている。

師走に入ってまだ3件 仕事がある。明日12/9は平和福祉会、
12/14は神戸で琵琶の上原まりさんの会。12/21は 中村文化
小劇場。月に4日仕事すればいいのだから、サラリーマンよりは
気楽なのだが、そのための準備で毎日が戦場なのだ。

11/30日には従兄弟が泊りに来てくれた。そのため、前1週間は
大片づけに追われた。おかげで年末の大掃除が1カ月も早くできた。
年賀状も印刷終わって、あとは宛名を書くだけ。こんなにゆとりを
もって正月を迎えられるのは生まれて初めてのことだ。

建築家 村野藤吾

2008-12-09 22:39:30 | 虚無僧日記
母方の従兄弟の“くにちゃん”が、京都の帰り、名古屋に
立ち寄ってくれた。久しぶりなので話も山々、鍋をつつき
ながら語り合った。

なんと、建築家の村野藤吾に関心があるとのこと。
村野藤吾は、93歳で亡くなるまでに、京都・東京・名古屋の
都ホテルや、箱根・新高輪・京都宝が池のプリンスホテル、
赤坂の迎賓館など、建築史に残る多くのビルを設計した、
知る人ぞ知る名建築家である。
私が勤務していた千代田生命本社ビルは、氏が70代の
時の代表作であった。多くの建築家が見学に来られ、
私はその案内役を務めていたから、氏に関する書籍や
写真などの資料は段ボール6箱もあった。その半分を
目黒美術館に寄贈したが、まだ3箱が押入れの奥に
眠っていた。それを引っ張り出してきて、夜遅くまで
しゃべりまくった。村野藤吾のことなら一晩でも語れる、
私がもっとも敬愛する“建築家”である。

翌日1箱分の本と写真をK氏に送ってあげた。あと2箱、
処分できないでいる。