小父さんから

ミーハー小父さんの落書き帳

質問なるほドリ / JR北は札幌圏でも赤字? / 北海道 / 毎日新聞

2016年02月22日 | ニュース
 「赤電」の愛称で親しまれた711系車両。昨年3月で運転を終えた=札幌駅で、手塚耕一郎撮影       
 
  一時期、事故の多発と安全対策で問題になったことがあったよね。2014年の赤字が400億3700万円という数字を見たらど素人でも経営が成り立たないことが分かる。

 国交省よ地方創生担当大臣さんよ、また事故を繰り返すよ。中央本線は(名古屋~塩尻間)しか知らないけどかなり合理化されている気がする。JR北海道には国が予算をつけるか民営化しかない気がするね。

 ん?3月から北海道新幹線(新青森駅 - 新函館北斗駅(現在の渡島大野駅)間)も組み込まれるのかな?これはなんぼ頑張っても経営は無理でしょう!
 

  


 毎日新聞 2016年2月22日 地方版
 車両更新や安全対策費、重荷に
 なるほドリ JR北海道の全路線が赤字なんだって?

 記者 そうなんです。1月下旬にJR北が初めて公表した2014年度の全14路線の線区別収支状況によると、赤字総額は約400億円です。全453駅の約3割にあたる159駅で1日の利用者数が10人以下で、このうち1人以下の駅も58駅あります。このように人口減少が進む地方の路線はもちろん赤字です。

 加えて、輸送密度(1キロあたりの1日平均輸送人員)が1万6000〜4万4000人と比較的多い札幌圏の4路線でも計約26億円の赤字でした。さらに、100円の収益を得るために必要な費用を表す営業係数も4路線で107でした。

 Q なんで札幌圏でも赤字なの?

 A 島田修社長は「近年は安全対策上の修繕費や車両更新の費用が高くなっています」と説明しています。同社は18年度までの5年間で安全対策に2600億円を投資する計画を進めているほか、14年に快速「エアポート」用の新型車両30両を導入し、「赤電」として親しまれた711系車両を廃車にしました。

 Q 経営への影響は?

 A JR北は16〜18年度の毎年度、150億円の経常赤字を見込んでいます。22年度からは安全対策のため国から無利子で借りている計1200億円の返済が始まり、年間の返済額は最大約30億円に上ります。同社幹部は「早晩、経営が立ち行かなくなる」と危機感を示しています。

 Q 早く赤字を解消しないといけないね。

 A 3月のダイヤ改正では、札幌圏以外の普通列車の15%にあたる79本を減便します。これで年間1億4000万円の経費削減とするほか、老朽化して廃車にするディーゼル車10両の代替車両を用意しないことで20億円を浮かせます。さらに利用者が少ない8駅を廃止して年間1000万〜1500万円の除雪費を削減するとしています。

 Q それだけでは赤字を埋められそうにないけれど。

 A 道商工会議所連合会の高向巌会頭は「輸送密度が500人未満の路線について今後どうしたらいいか、代替交通手段があるのか、地元が納得するのかを含めて個別に議論すべきだ」と提案しています。道でも検討会を設けて議論していますが、JR任せにするのではなく、住民も参加して鉄道を含む公共交通をどう守るか、真剣に検討したいですね。<回答・小川祐希>
  
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