小父さんから

ミーハー小父さんの落書き帳

記事/注水継続の吉田所長、処分も検討…東電副社長

2011年05月26日 | その他


 【海水注入継続、吉田所長へのヒアリングで判明】

 東京電力の武藤栄副社長は26日、福島第一原子力発電所1号機の海水注入の一時中断はなかった事実が、24日から25日にかけての社内のヒアリングで判明したと語った。


 また、ヒアリングは第一原発の吉田所長に対して行われ、松本純一・原子力立地本部長代理は「吉田所長の記憶の中にあり、証言が得られた」と述べた。

 ただ、「計器の記録があるわけではない」とも話した。

(2011年5月26日16時01分 読売新聞)


【注水継続の吉田所長、処分も検討…東電副社長】

東京電力の武藤栄副社長は26日午後の記者会見で、福島第一原子力発電所1号機の海水注入の一時中断を見送った吉田昌郎所長の処分について、「それも含めて検討する」と述べた。


 武藤副社長は、海水注入を継続したことについては「原子炉を冷やすうえで大変正しい判断をした」としたが、「報告の在り方やその後の対処について、これで良かったか検討する必要がある」と述べた。処分の内容、時期については「慎重に考えたい」とした。

(2011年5月26日16時49分 読売新聞)





 二転三転、よくわからない発表が続く。

 あらあら、“侍”みたいに命を賭けて福島第一原発を守ってきた吉田所長さんは、本社に盾ついてついに外される時が来たのかな?

 果たして保安院や東電本社へのイエスマンにこの原発の復旧ができるだろうか?さんざん翻弄されたあげく責任は誰もいない、管総理大臣閣下の発言のような「誰も指示していない」状態が続いていくぞ!

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6 コメント

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Unknown (wood)
2011-05-26 19:42:17
東電も保安院、菅総理も誰も信用しないよ

この方達は本当に事の重大さが分かってるのだろうか???
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woodさんへ (小父さん)
2011-05-26 21:40:01
どうも福島第一原子力発電所の吉田所長は政府や東電のトップのいい加減な指示を無視して自分の判断で注水を継続していたようです。これが正解だったようです。
http://www.youtube.com/watch?v=J38iJ2fW3M4&feature=related
前の関西テレビのYou Tubeは削除されましたが、
この青山氏もそれらの取材を通じて国会の予算委員会で人災の部分が大きいと対策の遅れを証言しています。

政府も東電も真実を述べ続け独自の判断で対策をすすめる吉田所長をずっと外したかったのじゃー
なかったかと私は想像しています。
返信する
Unknown (Wish)
2011-05-27 11:26:17
あくまでも 
”東電は海水注入をしぶってた”
でも
”総理が主導して海水注入をリーダーシップを持って進めた”
としたい政府。

政治主導の履き違えもはなはだしい。

これぞ、人災だと思います。

いかにもという顔で会見する枝野官房長官の罪も大きい。
知っていた事も知らないふり、前職が弁護士とはあきれます。

吉田さんは、爆発後、東電以外の作業員に向かって 
”今までありがとうございました。もう撤退して下さい” 
と頭を下げた方です。

この件も、官邸での訳の分からないゴチャゴチャなど聞いてたら、自分の部下や他社作業員の命も危ないと思っての、究極の判断だったと思います。

官邸の ”政治主導” の度の過ぎた圧力が無かったら、もっと風通し良く現場の声が反映されていたのではないですか?

”自民党とはこんなに違う”と妙な格好を付け過ぎたせいでは?

自分の家族を国外に避難させ、責任を全て東電だけになすり付けて、国民にはいい話だけしているような官房長官は、吉田所長を非難する立場にないと思います。

選挙で、国民の判断を待ちたいものです。

東電は吉田所長を外したりはしません。
彼こそは、ズタボロ状態の東電のただ一つの輝く星だからです。

処分すると言っているのも政府の建前上だと思います。
彼がもし現職を外されたら(もっとも御本人にはその方が楽だとは思いますが...少し休んで欲しいですけど) 現場はボイコットが起こると思います。  
持って生まれたカリスマ性なのか、皆の信頼が非常に非常に厚い方です。
返信する
Wishさんへ (小父さん)
2011-05-27 16:57:02
コメント有難うございます。

当時テレビを見ていて「海水を入れると廃炉になる」という放送を聴いた気がします。

今日も蓮舫仕分け大臣さんが、ああ節電大臣もやっているんですね、
「注水継続をしたということは総理の判断が間違ってなかったということ」としゃーしゃーと会見していましたね。

最近はまともに聴いておりませんが、枝野官房長官は総理の発言のつじつま合わせをしているだけだと思っています。

吉田所長さんのことは、青山繁晴氏の現地取材映像がたぶん、関西テレビから最初に流れた時に
とても信頼のおける、命がけで原発対策にあたられいる方だと直感しました。
我が国には、時々このような侍みたいな人がおられますね。

また、今朝のYOMIURI ONLINE によると
「所長の注水継続は『妥当な判断』…武藤副社長」
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110526-OYT1T01200.htm?from=tw
と出ていますね。
昨夜の内にまた訂正が入ったんでしょうか!

>東電は吉田所長を外したりはしません。

そうだといいですね。
まともな人が、まともな仕事をして、まともな発言ができる世の中であってほしいものです。

まあ、いずれにせよ管、海江田、枝野、細野あたりが、今回の福島原発対策をひっかき回した張本人なんでしょう。

私も阪神大震災の地で土建屋として現場にいたので吉田さんの24時間をかってに想像してしまいます。

吉田所長さんの健康が心配になります。
返信する
Unknown (wish)
2011-05-27 23:43:28
>私も阪神大震災の地で土建屋として現場にいたので

大変な体験でしたね...
自分の身を持って体験しないと分からないことってたくさんあるんですね。

政府も自分の ”ブ” が悪くなると、何かひっかける傾向にあるようです。
今は東電が元々出していたデータの、もっと細かいバージョンがあったのに、出していなかった件。

この細かいバージョンを出したら、避難体制を更に早めたのか? 
どれほど変わりがあったのか?

残念ながら、爆発当時はもとより、今も現場は余裕がありません。
現状をいかに打破して収めるか、本店も様々な角度の検討で10日連続勤務は当たり前です。

そのうち過労死やうつからの自殺者が出ないか....

現場は命を掛けた壮絶な修羅場なのに、自己保身、自分達に降りかかれば他に不満を持っていかすという政府のやり方。

あんまりです。 

日本は民主主義で言論の自由があるのが当然と思っていましたが、いかに政治が圧力を掛けているか。

そして、こんな仕組みをキープするために、諸々、多額の税金を払っているかと思うと切ないです。


吉田所長。 
現場をしっかり把握して、今の現状を救えるのは、彼しかいません。
どうか、政府の犬になったような東電の処分はご免こうむりたいものです。
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wishさんへ (小父さん)
2011-05-28 07:59:10
またのご訪問有難うございます。

このコメントを読んで、先ほど新聞を取りにいったら吉田所長さんが毎日新聞の一面に出ているじゃーないですか!

嬉しくなって、読んでいないかった昨日の記事とともに今ブログを更新したところです。

いやー、今振り返ると私の経験なんて遊びみたいなものですよ。
ただ、睡眠時間だけは、少なかったですね(笑)
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