小父さんから

ミーハー小父さんの落書き帳

映画『世界の中心で、愛をさけぶ』 2004年東宝 / BSプレミアムシネマ

2020年02月29日 | 映画
 大沢 たかお(36歳時) 

  

ストーリー

  律子(柴咲コウ 23歳時)は、台風が接近していた引越準備中のある日、ダンボールの中から一本のカセットテープを見つける。家電店でカセットウォークマンを購入し、そのテープを聴くと、聞き覚えのある少女の声が流れて、律子は街の喧騒の中を立ち止まり思わず涙を流す。

一方、サク(大沢たかお / 森山未來・高校生時代 20歳時)は律子がいなくなったとリュウ(宮藤官九郎 / 高橋一生・高校生時代)に伝えるが、台風のニュース映像に律子の姿が映ったことから彼女が高松にいることを知ったサクは、彼の故郷である高松へと向かう。その中で、高校時代の恋人、アキ(長澤まさみ ・17歳時)の思い出が甦る。~wiki


  

 興行収入85億円、観客動員数620万人を記録したというこの映画、タイトルだけは数えきれないくらい耳にしていたので覚えていたがどんな作品だろうと臨んだ(笑)。う~ん、柴咲コウ に似てるな~。これって長澤まさみ ?という感じ。大沢 たかおも若いよね。小父さん的には彼は、映画『地下鉄(メトロ)に乗って』の小沼佐吉 / アムール役と 『築地魚河岸三代目』の元・商社マンから魚辰に入り婿?の名演でファンになっていた。

 高校時代の森山 未來(もりやま みらい)はすぐわかったね。NHKのドラマ『夫婦善哉』での放蕩の日々を送る若旦那役に、やはりNHKの『みをつくし料理帖』の常連客の浪人を装った小松原(実は御膳奉行の小野寺数馬)も良かったね。   

 何を演じても様になる山崎努(当時68歳)は写真館を一人で営む重蔵(重じぃ)役だが、黒澤監督の『天国と地獄』(1963年)での初々しい誘拐事件の犯人役(当時27歳)をすぐ思いだしてしまう。

 この映画の感想を忘れていた(汗)。これで青春恋愛小説・通称「セカチュー」通を名乗ることが出来るかな?(爆)
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4 コメント

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セカチュー (FUSA)
2020-03-01 10:56:13
もう10数年前、行定勲監督のトークショーに行ったことがありますが、彼はセカチューが代表作のようにいわれるのが不本意だと言っていました。その真意はさだかではありませんが、あまりにも大ヒットしたので、これからこれを基準として評価されることや彼がリスペクトする成瀬巳喜男監督ら、昭和の名監督たちのレベルにはまだ到達していない忸怩たる思いがあったのではと推測しています。その後、彼は意欲的な作品を次々と作りましたが、セカチューを超える作品はまだ作り出せていないと思います。セカチューは日本映画史に残る一本だと思いますので、堂々と代表作と胸を張って言っていいと思うのですが。(^_^.)
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FUSAさんへ (小父さん)
2020-03-01 15:43:59
行定勲監督は、『うつくしいひと』も製作したんですね!
どうも私は脚本家や監督までは見ていないので映画を載せるのも恥ずかしいところがあります。

今、作品を確認したら『北の零年』、『春の雪』なんてすばらしい作品が並んでいるので驚きました。この二つは観ました。

行定氏にとっては『世界の中心で、愛をさけぶ』は自分の序列では一番ではないと言いたいのでしょうか?

成瀬巳喜男監督の作品一覧を見ましたが、たぶん観た作品はないようです。

>・・・堂々と代表作と胸を張って言っていいと思うのですが。

なるほど、それを踏まえてもう一度観賞して見なくてはと思いました。
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北の零年&春の雪 (FUSA)
2020-03-01 16:35:44
「北の零年」も「春の雪」も決して凡作とは思いませんが、「北の零年」は行定監督にとっては巨額予算を注ぎ込んだ初めての大作ですが、話が散漫なところもあり、製作サイドと方向性が一致していたのか疑問が残りました。「春の雪」は三島由紀夫の小説世界を一生懸命映像化しようという姿勢はわかりましたが、大正時代という時代感が今ひとつピンときませんでした。
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FUSAさんへ (小父さん)
2020-03-01 18:38:40
またまた、有難うございます。

どうも私は風景や画像、それに主役を中心とする俳優ばかりを見ているようなところがあります。

部屋でテレビを観ていると、分からないことはスマホで検索しながら理解することもありますが、特に映画館だと主役ばかりを見ている傾向が強いですね。

三島由紀夫の「春の雪」は読んでいないので、こんな世界を書き下ろしていたのか!なんて感心していたことを思い出します。

もう少し映画鑑賞も真面目に観るように心がけたいと思います(汗)。
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