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小父さんから

ミーハー小父さんの落書き帳

映画 『アフリカの女王』 (The African Queen 1951年 米・英)

2011年09月18日 | 映画
    

 左は『カサブランカ』でイングリッド・バーグマンと右は『麗しのサブリナ』でオードリー・ヘップバーンと共演した二枚目スター・ ハンフリー・ボガートが、いきなり川蒸気船で食糧や郵便をくばる飲んだくれの髭面男で出てきた時には誰だか分からなかった。英国のしんの強い一本気のレデイと荒くれ男の二人の川下りの取り合わせが面白い。ある時キャサリン・ヘップバーンは、怒って船に山のように積んであったジンの瓶を開けて1本づつ川に流し、すべて捨ててしまうが二日酔い男はそれをとがめられない。あとは、紅茶しかないから茶腹だな(笑)。 


ストーリー
場所は、ドイツ領東アフリカの奥地。イギリス人女性ローズ・セイヤーは宣教師の兄とともに、布教活動をしていた。しかし第一次世界大戦が勃発し、住民達は無理矢理徴収され、村は焼き払われ、そしてそのショックから兄は死んでしまう。

ローズは、おんぼろ船「アフリカの女王」の船長でのんだくれのイギリス人、チャールズに助けられる。ところが、ローズは突拍子もないことを言い出す。川下の湖に浮かぶ、東アフリカ最強とされるドイツの砲艦「ルイザ号」を、酸素ボンベと爆発性ゼラチンで作ったお手製の魚雷で攻撃、沈没させようというのだ。途中にドイツ軍の砦や航行不能の激流や大瀑布があり、自殺行為だと反対したチャールズだったが、頑固なローズを前にしぶしぶ承諾させられる。

性格がまるで正反対の2人だったが、いがみ合いつつお互いに惹かれていく。しかし、2人を待ち受けていたのは想像を絶する数々の困難だった…。はたして作戦は成功するのか。そして2人の運命は!?

キャスト
チャールズ(チャーリー)・オルナット:ハンフリー・ボガート
ローズ(ロージー)・セイヤー:キャサリン・ヘプバーン


 The African Queen (1951) Trailer
 



 『西部開拓史』(How the West Was Won1962年、『激流』( The River Wild1994年)でもすごい川下りシーンがあるが、1951年の製作だから二つの映画にも何らかの影響を与えているのじゃーないのかな。 キャサリン・ヘプバーンは、『旅情』(Summertime 1955年)でもとても魅力的に思ったが、やはり素敵だな。どこかで、アメリカでヘップバーンと言ったら彼女のことを指してオードリーのことではないと読んだことがあるが、今でもそうだろうか?ちなみに、彼女はアカデミー賞主演女優賞を4回も受賞したただ一人の俳優だそうで、ハンフリー・ボガートは、『アフリカの女王』でアカデミー賞主演男優賞を取っている。

 いやー、ハンフリー・ボガートがとても男っぽくて魅力的だったし、映像がアフリカを魅せてくれる。ワニ、カバ、象などなはふんだんに出てくる。何でも監督は映画そっちのけでハンティングに夢中だったとか!(笑)


 
  



  


2011年09月17日  福島に秋告げるソバの花
ソバの産地として知られる福島県猪苗代町で、磐梯山を背景にソバの白い花が満開となっている。今年は夏の気温が低く生育状況は良好といい、10月上旬にも刈り入れが始まる予定。猪苗代町役場によると、収穫したソバは放射線検査を行い、安全を確認してから出荷する方針という。 (早坂洋祐撮影)産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/


   とても綺麗だな。無事出荷できるといいね!

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Unknown (ちびか~ちゃん)
2011-09-18 01:42:28
おはようございます

女優さんで、かわいい~~ステキ!と思う方に
オードリーヘップバーンさんがいます

彼女は映画でショートカットにした時に
周りは奇麗な髪型ばかりなのに
ほんと周りをびっくりさせたけど、、
それがほんとに似合っていて、かわいらしかったですよね
年取っても、更に可愛い女優さん

亡くなられたのが残念です
返信する
ウワ~懐しい! (レディー婆)
2011-09-18 03:16:29
…と言ったら、歳もまた精神年齢も
「天然記念物」の殿堂入りでしょうか

ハンフリーボガード…この時ばかりは
今迄の数ある伊達男のイメージから
男臭い無骨さが魅力的でした

キャサリンヘップバーンは
気丈な女性の演技が妙に板に付いて…
ついつい「女性はかくあるべき」
…と、勘違いしてしまう程

オードリーヘップバーンが
映画の中で履いたパンツルックが
後に「サブリナパンツ」と呼ばれたとか?
流石…バレエをなさってただけに
スレンダーなボデイーでしたね~
あの時のファッション、時代を経た今でも素敵ですよ
ウットリ*・゜゜・*:.。..。.:*・'(*゜▽゜*)'・*:.。. .。.:*・゜゜・*
返信する
ヾ(@⌒ー⌒@)ノおはよう (wood)
2011-09-18 06:52:57
私は、ちょっと年代が違うようですが、名前だけはよく知ってます。
中でもオードリー・ヘップバーンは美しい方でしたね

それにしても、福島のソバの花は見事ですね
放射能なんて関係ないように見えますけど、出荷できればと願うばかりです。
写真の撮り方も上手いな~
返信する
ちびか~ちゃんさんへ (小父さん)
2011-09-18 12:23:13
オードリー・ヘップバーンは晩年はいざ知らず
本当に可愛いと思います。

いちばんそう思ったのは『麗しのサブリナ』(原題:Sabrina1954年製作です。)『パリの恋人』(Funny Face1957年)を観たらフレッド・アステアとバレーまでするじゃないですか!もううっとりしてしまいました。

ポスターでも有名な『ティファニーで朝食を』(Breakfast at Tiffany's 1961年)はやっと観ることが出来たという喜びはありましたが、下品な役柄にちょっとがっかりでした。

もちろん『ローマの休日』( Roman Holiday1953年)が最初に観た映画です。
全部NHKのBS2の録画です(笑)
返信する
レディー婆さまへ (小父さん)
2011-09-18 12:54:43
>ウワ~懐しい!

この映画のことご存知でしたか。
ウワ~嬉しい!!(笑)

アフリカを舞台に英仏人ほかが出て来る映画って歴史も感じるので好きですね。
しかも、キャサリン・ヘプバーンはずっとレデイ然としているところがいいです。

ご覧になったか、『旅情』(Summertime 1955年)で観たフッションなり靴なり、現代の日本で街を歩いてもお洒落な気がしました。
1907年5月12日生まれの2003年6月29日(満96歳没)だから、本当はお婆ちゃんなんですがね(笑)
彼女の映画もっとテレビでやって欲しいです。

「サブリナパンツ」を『麗しのサブリナ』で見た時は嬉しかったですね。あ~、これのことか~!と。
いやいや運転手の娘さんがパリから帰ってくると雇い主の息子も惚れてしまうほどって、あれも3回くらい観ましたかね!
返信する
woodさんへ (小父さん)
2011-09-18 13:09:15
>私は、ちょっと年代が違うようですが、名前だけはよく知ってます。

すみません、いつも古い話しばかりしまして・・・(笑)
でも、私もBSで最近初めて見るクラシックがの方が多いです。
それと、映画館で今封切って上映している映画より“なつかしの名画”の方がテンポが実に合うんですね。
最新のハリウッド映画とクラシック映画を見ていきたいです。
邦画の少々。
そう言えば、この間近くのTSUTAYAで映画『岳』のDVDを店員さんと一緒に探しました。
結果、まだDVDが出ていないことを知りました(笑)

“福島に秋告げるソバの花”プロとは言え素敵です。
私が撮ったら、カメラを花に近づけて撮るか、畑全面だけを写してしまいそうです。
返信する
こんばんは (はちきんイジー)
2011-09-18 14:05:41
義母の若いころの写真はイングリッド バーグマンをおもわせるんですよ。

80年代に一度テレビドラマに出られていたのが記憶にのこっています

素敵に年を重ねられていました

お嬢さんも女優さんをされていたんじゃなかったかな?

この映画は 見ていないんですよ。

Woodさんがお若いとは 驚きました

 
返信する
はちきんイジーさんへ (小父さん)
2011-09-18 16:49:25
>義母の若いころの写真はイングリッド バーグマンをおもわせるんですよ

へーっ素敵ですね~。
今でも笑顔がとっても素敵ですけど。

あらあら検索したら「1982年8月29日(満67歳没)」けっこう若くして亡くなっているんですね。
彼女の3回のオスカー賞の受賞ですか!

西部劇にしろこの映画にしろ私は古い映画が合うようです(笑)

>Woodさんがお若いとは 驚きました

はっはっは
たぶん彼とはちきんイジーさんは同じくらいの年齢ですよ。
私だってクラシック映画は、この10年くらいに観だめしただけです。
NHKの衛星放送が繰り返し放送しています。

ああ、私が何度か引用しています、『西部開拓史』(How the West Was Won1962年)が今週放送されます。

私は映画館で観ましたが、確か三台の映写機で写しだすシネラマ方式という湾曲した特製大スクリーンに、3本の35mmフィルムを横に並べて3台の映写機で同時に映写する方式です。首を動かさなければ全部視覚にはいらなかったんじゃーないかな?(笑)。

監督もヘンリー・ハサウェイ氏、ジョン・フォード氏、ジョージ・マーシャル氏の3人の合作で、キャストがカール・マルデン、キャロル・ベイカー、ジェームズ・スチュアート、ジョン・ウェイン、デビー・レイノルズ、グレゴリー・ペック、ジョージ・ペパード、リチャード・ウィドマーク、ヘンリー・フォンダ、キャロリン・ジョーンズ、アグネス・ムーアヘッド、セルマ・リッター
ウォルター・ブレナン、リー・J・コッブ、アンディ・ディヴァイン、ロバート・プレストン、イーライ・ウォーラック、ブリジット・バルゼン
、ハリー・モーガン、レイモンド・マッセイ、ハリー・ディーン・スタントン、( ナレーター)スペンサー・トレイシーと超豪華版です。
もっともジョン・ウェインが出てくるのはちょとの間ですけど。
 楽しみにしています。
返信する
カラー! (pinky)
2011-09-19 01:50:35
1951年の映画なんですね。
カラーだったので、もっと新しいかなと思ってしまいました。
随分前にテレビで観たような気がします。
ワイルドなハンフリー・ボガードにちょっとショックを受けた記憶があります。
旅情も印象的でした。
ひとり旅をしてみたいと思ったものです。

いつもパンツスタイルで、知的でクールな印象の女性で
オードリーとは違った意味で憧れました。

蕎麦の花が見事ですね。
誰かが死の町と言った場所にも、何も知らない秋の花々が今年も咲いていることでしょう。
一日も早くもとの暮らしに戻れることを
願わずにはいられません。
返信する
こんばんは (はちきんイジー)
2011-09-19 10:32:37
82年になくなられているのですね

私が見たのは ドラマだったんです

というと なくなるちょっと前ですね



あの頃英語もたいしてわからなかったんですが

好きな女優さんだったので 記憶に残りました

返信する

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