goo blog サービス終了のお知らせ 

小父さんから

ミーハー小父さんの落書き帳

映画『引っ越し大名!』(2019年公開 松竹) / NHK BS

2025年04月30日 | 映画
姫路藩書庫番だった片桐春之介(星野源)と前の引越し奉行・板倉重蔵の娘・於蘭(高畑充希

STORY
 姫路藩書庫番の片桐春之介(星野源)は、書庫にこもりっきりで人と話すのが苦手な引きこもり侍。あるとき、藩主の松平直矩(及川光博)は、幕府に姫路から大分への国替え(引っ越し)を言い渡される。当時の”引っ越し”は全ての藩士とその家族全員で移動するという、費用と労力がとてもかかる超難関プロジェクト。

 これを成し遂げるには、引っ越し奉行の手腕にかかっている。お国最大のピンチに、いつも本ばかり読んでいるのだから引っ越しの知識があるだろうと、春之介に白羽の矢が立つことに。
突然の大役に怖気づく春之介は、幼馴染で武芸の達人・鷹村源右衛門(高橋一生)や前任の引っ越し奉行の娘である於蘭(高畑充希)に助けを借りることに。こうして引っ越しの準備が始まった!

人数10,000人!距離600km!予算なし!?

果たして春之介はこの一世一代のプロジェクトを知恵と工夫で無事に成し遂げ、国を救うことができるのだろうか?!~ 松竹「引っ越し大名!」から



 映画そのものはとても愉快な作りだが、私は以前から大名の国替え(転勤)って交通機関も発達してないだろうし、とても大変だろうなと想像していた。映画でも姫路城が出てくるが、播磨姫路藩第3代藩主・池田 光政が因幡鳥取藩に国替えびなったことをいつもイメージしていた。

 ところがこの作品に登場する播磨姫路藩主・松平直矩なんてウイキペデイアによると 播磨姫路藩主→越後村上藩主→播磨姫路藩主(再)→豊後日田藩主→出羽山形藩主→陸奥白河藩主の国替えがあったそうな!

 「国替えとは、参勤交代をはるかに上回る莫大な労力と金額が必要な一大事業なのだが、直矩はそれまでの度重なる国替えで藩の財政事情は苦しいというのに、減封まで言い渡される。さらに悪いことに、国替えを担当していた引っ越し奉行が、激務がたたって亡くなってしまう。」~ウイキペデイア

 面白可笑しく描かれた作品だが、国替えの大事業の一端が分かり、現代の栄転や左遷に伴う転勤がいかに簡単なものか(失礼!)と変な比較をしてしまった。映画は面白いですよ。

 ナレーターが立川志らく、出演者は星野源、高橋一生、高畑充希、小澤征悦、濱田岳、西村まさ彦、松重豊、及川光博などなど山のような豪華キャストだ。




映画『引っ越し大名!』予告90秒 8月30日(金)荷造り開始!
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 余録 / 全世界に高関税を発... | トップ | 余録 / 東日本と西日本の地... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

映画」カテゴリの最新記事