あっちこっち歩いて楽しむおタケさん

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山に登ったかと思えばメタボな食事、お花、キノコ、いろいろ~

古座街道で出くわした~~(笑!)

2015-04-18 23:10:28 | 熊野古道・古座街道歩き

2015/04/18 (土)

今日も街道ウオーク
和歌山県のすさみ町の山間部、ちょっとした峠道歩き
コンディション良く足元も気持ちいいよ~~

と歩きだした

げっっ~~~と思ったら、あらマムシグサさんだった (^^;


ず~~~と街道歩きの目を楽しませてくれましたよ
ウラシマソウっぽいけど釣り糸が短いね

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これは緑色だ、テンナンショウでもないのか

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沢山生えてた、全草猛毒らしい、やっぱりね~~

そして今年初めて目にしたよ、ギンリョウソウ


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赤いキノコ、食ったのはイノシシかムシ(笑!)

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イズセンリョウが満開でこれまた歩きの目を楽しませてくれた

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うふふだ~れも気づかないシュンラン~♪
ちょっと危ない崖に咲いてるから見下ろして背中だけ


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上を見上げればアケビも満開~~♪

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足元にはキランソウかな?

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ユリワサビっぽいね~小さ~

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ヒメハギだったっけな?

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これは生き物~? (~~)

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今日もしんがりをの~んびり花観察しながら歩いたのでした




古座街道三回目・すさみ町宇津木~大附バス停 (和歌山県)

2015-04-05 15:43:12 | 熊野古道・古座街道歩き

2015/03/21 (土)

はぁ~~バタバタと東海自然歩道歩きと振り変えて何とか参加出来たよ (^^)

今回はみけさんもコッコさんもいないんだ

一人で参加、火曜日組が加わったのでバスは満員
と覚悟して7:00 梅田から次の集客地の天王寺へと向かう
三月の連休の土曜日とあって天王寺のバス集合地の駐車場が混んで時間オーバー
そして一人のお客さんが待てども来ない、10分経過で見切り発車
連絡着かなかったようです
皆さん二人掛けで窮屈そうです、
へへ;ラッキーなことに不参加となった方がワタシの隣の席だったようです
楽々二つのシートを独り占めして行けます、棚に上げていた荷物も隣のシートに降ろして行きましょう

天気も晴れ~~、バスの車中はゆっくりと足を投げ出し早くも居眠り
紀ノ川SAでトイレ休憩、ここも長蛇の列
阪和道を田辺のジャンクションを降りてやはり白浜方面への車で混雑
ようやく抜け出して椿温泉を通過、志原海岸に着いたら予定を一時間遅れて11:30

語り部さんが乗り込んで先月のゴール地点、すさみ町宇津木橋に到着
語り部さんの号令の元、皆でストレッチ
お弁当とお茶を受け取りいざスタート

もう12:05になってます

今日は日置川支流の城川に沿っての古道歩き

清流に沿って県道36号線を山中へと歩きます


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スミレやアケビの花を見乍ら道草道中してると置いてけぼり
語り部さんのお話を聞くには走って追いつかねば

38名の参加ですので2班に別れての歩き

北の尻地蔵様
歯痛止めにご利益があるそうな                    ジロウボウエンゴサク、沢山咲いてたよ

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小川(こがわ)地区に到着

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令薬寺さんで遅くなったランチタイム
今日のお弁当はごく普通

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令薬寺さんは耳の病気にご利益があるそうで穴の開いた石が沢山お供えしてあった

ご本尊様はお告げによって彫られたと言う薬師如来様、11世紀の作とか

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隣には昔の筏流しの職人さん達が寝泊まりしたお家がまだ残っていた

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トイレをお借りして午後の歩きのスタート
薬師如来様の腰かけ岩跡の祠

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本来の古道は川の右手を通っているのだが途中で消滅してるので県道を行きます

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個人のお宅の庭に観音堂がある
その昔、都から嫁入りしてきてくれた亡き妻を祀ったとか


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道のすぐ横手に炭焼き窯跡が見えた


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県道から少し離れて植林地を川に向かって下ったところに
「御薬師為天降所」の石柱
昔、昔、夜な夜なここで光が輝き30日ばかり続いたそうな
その後とあるお屋敷横の石の上で毎夜光り続け「薬師如来を祀るべし」
とのお告げがあり・・・それが先ほどの令薬寺ご本尊様の縁起だそうな



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熊野古道歩きで良く目にするシシガキも見られる

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県道に戻ってまだまだある平家落人の伝説を伺いながら



道標地蔵様を確認して、早くも出てきたマムシグサにあら~早いのねと語り掛け

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少し息抜きに見事な河原のジオサイトで一服

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14:50 城(じょう)地区にやってきました

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消防署のトイレをお借りして休憩です


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道の向かいの高台に秋には黄金の銀杏になるであろう大木が
それにしても見事な石垣ですね

西来寺さんは先の大火で焼けてしまったようです

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郵便ポストも時代を感じます、横にあるのは大日如来様の石柱

そしてそのすぐ後ろは旅館だった建物


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やがて小さな橋を渡って民家の横を通過して行きます


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この民家の庭園に珍しい花が咲いていました
南方の花の様です、ゴモジュ
あの南方熊楠邸にあったのを貰い受けて移植されたとか



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沈下橋は随分古くなったようです
大勢で渡るとギシギシと揺れるので間隔を取って渡りましょう

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すさみ町と白浜町とを出たり入ったり
ここからはすさみ町で良いのかな


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川向うの断崖は見事です

泥岩と砂岩の織りなす見事なジオサイト

その中腹辺りに水路も残っています

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県道下に流れる城川の虎班岩が見れるのですが
何方か下まで行って見たい人ありますか
男性2人とワタシと語り部さんの4人が下りました

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もっと近づきたいけど岩が濡れてます、ハイキングシューズではドボン~です

急斜面を這い上がると2班さんが来ていました
大急ぎで1班さんに合流


有縁無縁塔のお地蔵様を見て墓石もあったりする
旅の人や行商の人の亡骸を弔ったものだろう

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やがてお地蔵様の横手から清水がしたたり落ちる赤いい色した岩が現れる
ベニマダラという藻が繁殖してこの色になってるのだとか
懸命に目を凝らして見るが藻の実態は暴けず~(^^;

清水は全くの無色透明、冷たくて美味しかった


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城川にはガイタロ(カッパ)がいて淵に出て悪さをしたようですよ~

ワタシにはこの岩はタイガーが横たわっているように見えましたが
判りますか~~

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ここの庚申さんはどこかユーモラスです

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小さな宮の谷橋を渡ると小附(こつき)地区へと入ります
今では二軒のお家の方が住んでらっしゃるそうです
何れも高齢な様ですが軽トラックに乗ってお元気だとか

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バス停はありますが予約制になってますね~

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少し広くなった県道をそろそろゴールかと緩やかに登って行きます

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まだですね~^^;
こんな畜舎跡もありましたよ


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16:45 やっとゴール~~~

小学校の講堂跡大附診療所
今はもう開業してないのでしょうね


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大附バス停には大型バスが乗り入れられませんので
何故かホテルの小型バスが待っていました

三番手でゴールしたので一人がけ席にでんと座ってホテルまで移動です

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ホテルでトイレを済ませ乗って来た観光バスに乗り換えて
また混み合う阪和道から大阪へと帰ったのでした

梅田までバス移動したら30分以上も余計に時間がかかるので
天王寺から地下鉄で帰りました



今回の古座街道歩きは見どころ満載
歴史にも触れて城川のジオサイトの心地よい歩きでした


来月は法師峠越が待ってるのでこれまた楽しみです
峠と言っても高低差は284mですけどね(笑)





















熊野中道・古座街道歩き 第二回(鳥渕神社~宇津木橋;和歌山県)

2015-02-21 01:47:16 | 熊野古道・古座街道歩き
2015.02.17 (火)

今日は古座街道歩きの第二回目(鳥渕神社~宇津木橋)です

誠に残念なのは、みけさんが膝を痛めて参加不可になったことーー;

楽しみが増えた熊野の街道歩きだったんですが不慮の事故なので致し方ありません

ワタシは至って元気ピンピンなので猫軍団長老のコッコさんと二人で参加してきました

大阪梅田を7:00に出発して和歌山入り

10:20 鳥渕神社に着いてストレッチして10分後スタートです

今日は標高400m余りの山登りなので二つのグループに分かれて行きます
ワタシ達は1班で先行です

語り部のえっちゃんが初めは飛ばしますよ~と速足で意気揚々と歩きだします


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北向地蔵様、鹿供養碑と説明もそこそこに快調に飛ばします

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県道から林道に入り払合川に沿って歩くと左側に立派な石垣が続きます
今は既に植林されていますが払合集落があったところだそうです


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どんどんとあまりのスピードに後ろが離れてる~~と悲鳴が上がり休憩
暑くなってきたので衣服の調整をします
今日は雨の予報でしたが降りそうにありません

昨年の10月にジオパークに認定されて語り部さんもお勉強中とかで
1200万年前?の地層が見られる滝へと寄り道
昨日雨が降ったのでしっかり滝になってるはずでしたが~~~(^;^)
泥岩と砂岩の地層の重なりです

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11:05 少し戻っていよいよ宇津木峠への登り口です

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山道に慣れていない方も数人有りゆっくりと登ります
あまりゆっくりすると後続の2班に追いつかれます



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植林地帯で杉の葉っぱはどこからが一つでしょうか、桧の葉っぱは?
ナチシダの葉っぱは?

えっちゃんがいろいろと教えてくれます

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ちょっと休憩~~~の声が後ろからします

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どんどん標高を上げて行きます

やっと平坦な場所で一服



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これこれ段築(版築)の道です
熊野古道・大辺路(おおへち)歩きでも幾度も出てきました
小さなアップダウンは埋めて木槌でしっかり固めて歩き易くしたんですね

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12:00展望が開けた場所で、 やっとこさのお昼です
お弁当は先月と同じ太陽さんのです
ウズラの燻玉はコッコさんからの差し入れです(^^)

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これくらいの歩きではこのお弁当は多すぎます
帰りのおやつに目はり寿司を残しておきます

雲ってどんよりなのと前の山が邪魔をして白浜は良く見えません
田辺湾は確認できました

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今日のビューポイントはこの一方向のみ
少し右奥に尖がった山を確認、多分?三星山かと思われます

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汗をかきかき登ってきましたが標高500m程とはいえじっとしてると冷えてきます
さぁさぁ峠を越えて行きましょう 12:20

まだ少し登るようです

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えっちゃん、えっちゃん、お地蔵様がいらっしゃるよ~
お~~見逃すところでした、良くぞ気づいてくれましたとさ~(笑)
焼地蔵様
山火事で焼けて分裂しちゃったんですって

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どうやら峠もピークに達したようです

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一旦林道に出て横切るようにしてまた古道は山に入ります
直ぐに峠の地蔵様が迎えてくれました
嘉永年間の物だとしたら江戸時代?

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道は自然に下りはじめました

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13:15 しっかりとした炭焼窯跡です
これも草木に埋もれていたのを
語り部さん達「おおへち刈ひらき隊」のメンバーさん達が掘り出されたそうです

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結構な急坂を下ります

こんな物もありました、CATVって?

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照葉樹林の径は心地よい足元
ウバメガシの林が続きます

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お!下に見えてきたのは日置川の清流です

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まだまだ急な下りが続きます
手弁当で木段を作ってくださったそうです
有難いことです

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宇津木坂も道標地蔵様まで下ればやれやれです

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14:20 沢に沿って進むと小さな橋を渡り宇津木の里へ出ました

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すっかり青空が出てきてポカポカ陽気になりました

振り返り仰ぎ見る宇津木坂の山


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宝蔵庵という里の墓所に立ち寄りナギの巨木に挨拶しておきます

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ナギの葉っぱは葉脈が縦になってるんですよ
とても縁起が良いとされて昔から熊野では神社の境内に植えられていたようです
速玉大社の大木が有名ですね

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2班の到着を待って合流してゴール地点を目指します

庚申さんが至る所に見られるのも熊野古道歩きでは珍しくありません
見ざる、言わざる、聞かざる~~~~(^^;

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もう廃屋になってしまった里の家の周囲は梅の花が満開でした


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日置川に沿って暫く上流へと宇津木橋を渡って今日のゴール地点です

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下流に行くと途中に富田坂を越えて下って着く大辺路の安居の渡しがあります


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15:00 橋を渡るとバスが待っていました
コミュニティバスのバス停
時刻表を見ると
これではツアーを頼るしかないですね

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さて次月は山越え無しの15㎞ウオーク
のんびり歩きになるのかな


みけさんは全治一ケ月とのこと
次月の参加もきびしいかな?