あっちこっち歩いて楽しむおタケさん

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山に登ったかと思えばメタボな食事、お花、キノコ、いろいろ~

御室八十八カ所巡り (京都・仁和寺)

2018-03-01 00:00:00 | 歩き遍路四国八十八ヶ所

2018/02/27 (火)

実に気まぐれであ~る

東海自然歩道歩きの計画が一歩前進したら

突然歩き遍路旅が懐かしくなって京都にやってきた

四国もまた歩きたいと沸々してきているのだ

も~ちろん山も~(^^;

その両方を楽しめる場所が京都・御室仁和寺にある

標高230m程の成就山

阪急電車を西院で嵐電(京福電鉄)に乗り換える

四条大宮へ向かう車両はパープル

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帷子ノ辻へ向かう車両に乗り込む


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帷子ノ辻で北野白梅町行に乗り換え御室仁和寺駅で下車

大きな山門が見えてくる




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お加持水は良く目にするが土砂加持とは初めて~

知らずに来たが本日の法要だ



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門番さんこんにちわ


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ここは
はなは低うても人が好く
御室の桜が有名だ

今年は開花が遅れるかな

ミツバツツジが一輪



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西門を抜けて
巡拝約二時間
約三キロ
御室成就山八十八カ所

御山めぐりへ



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先ずは阿波の国発心の道場
一番札所・霊山寺



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お大師様と共に参りましょう



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順次お参りして行くほどに山登りとなる
ゆっくりと急がず慌てず汗をかかず

鳥の声を聞き逆打ちの方々に会釈



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23番薬王寺さんで南東に展望が開ける

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岩ゴロ道の登り



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お次は土佐・修行の道場



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33番雪蹊寺さんにはお大師様がお待ちかね

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続いて伊予・菩提の道場



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43番札所明石寺さんから少し進んだところから愛宕山を望む

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汗ばんできた
寒暖計は14度



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道が下りになる
ヘアピンでもショートカット無しです(^^;



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47番八坂寺の辺りから北東に素晴らしい眺めが広がる

雪山が見える




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ズームして見よう

蓬莱山ではなかろうか?



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48番西林寺さんが成就山最高地点の様ですね



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西に小塩山からポンポン山、釈迦ケ嶽、

手前の中尾根が登ってきた札所巡りの稜線



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優しいお顔の菩薩様




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南に開けたのは眼下に仁和寺の大山門、先に衣笠山、その先に京都市街





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どんどん下る
が、鎖場のある懸け作りの立派なお堂へと順路は一旦登る




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岩とお堂の狭い所を抜ける場所もある



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最終は讃岐・涅槃の道場




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何度も順路はアップダウンして札所巡りが続く


一時間半で結願所・88番札所大窪寺




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6年も経過した四国遍路の旅を一コマ一コマ思い出しながら

ミニミニ八十八カ所巡りを済ませた




南無大師遍照金剛


これははたして高野山へ御礼参りでしょうか?

2013-04-21 14:37:15 | 歩き遍路四国八十八ヶ所
 
 
2013.04.20 (土)
 
昨年の9月の初めに歩き遍路を一応締めくくり
 
高野山への御礼参りは先送りとしていましたところ
 
偶然、奈交吉野バスハイキングで「高野三山と野迫川温泉」の募集
 
思わず、「これだ!」と飛びつき行って参りました
 
高野山はまだ枝垂れ桜が綺麗に咲いていました
 
バスハイキングですから
 
先ずは高野三山の縦走を済ませてから奥の院へお参りします
 
首尾よく雨の降りだす前に奥の院へ到着し
 
般若心経を唱え納経所で御朱印を頂戴しました
 
 
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本来なら、九度山の慈尊院から町石道を歩いて上がり御礼参りとなるのですが・・・
 
なんだか、やっぱり歩き残しの感があります
 
 
再び、歩き遍路に出る時がくるかは約束できませんので自分で自分を納得させる他ありません
 
 

満願お礼への道 (四国八十八ヶ所 ・引田~一番札所霊山寺)

2012-11-10 00:05:30 | 歩き遍路四国八十八ヶ所
 
2012.09.02 (日)
 
昨日なんとか女体山を越えて88番札所、大窪寺に結願した
一般には結願するとそのまま和歌山県の高野山へとお礼参りに行くようだ
満願のお礼報告に徳島県の1番札所、霊山寺へと向かう人も
歩き遍路だけが記帳できる発願の帳面があり無事満願の記帳に向かうのだ
 
ワタシの場合、そもそも歩き始めは格安観光バスツアーだったので
名簿に記帳はない
だが、へんなこだわりからどうしても歩いて1番札所までお礼に行きたい
しかも、バスで巡った5番札所から逆にお礼に戻りたい
そんな馬鹿馬鹿しい思いで歩きにこだわった
 
6:00前に民宿を出てこだわりの<大坂峠越え>の道へと立つ
 
痛み止めと、グルグルのテーピングで最後の歩きへと出発だ
 
引田の町を後にして渉る橋の左手に小島の見える瀬戸内海が広がる
 
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海岸線を行く国道から右へと田園地帯を進む
右前方にきっと昨日越えた女体山辺りかと思われる山並みをしみじみと眺める
 
 
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JR高徳線に沿って暫く歩くと前方に小高い山が見え出す 
 
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いよいよ大坂峠への登り口 7:00
昨夜、民宿で読んだ地元の民話
義経一行が越えたとされる<大坂峠>ではないようだ
ちょっと残念だなぁ
 
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道幅の広い山道を徐々に登る
この峠の地図は県道が実に小腸のように曲がりくねっている
車道を行けば恐ろしく何度も折れ曲がって登らねばならないが
遍路道は標高を一気に上げるべくショートカットして登る
左下に見える小島の浮かぶ讃岐相生の海
これが最後の香川県の眺めとなろう
 
 
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もともと人が荷物を背負って阿讃(阿波と讃岐)の行き来をしていた急な峠道
今は藪が生い茂り、お礼参りのお遍路さんもほとんど通らない
 
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お地蔵様の前の枯木が人気のなさを物語る
 
 
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県境を越えて登ります 7:35
 
やっと徳島県へと戻ってきました
 
 
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県境の尾根をアップダウンしながら、ほとほと疲れた先に木段
もうこれで最後の登りにして欲しいよ
 
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多分この分岐辺りがH380m地点の峠道の最高点かな 8:00
引田から6kmくらい歩いて登ってきたでしょうか
 
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左に進むと心強い遍路札がしっかりとぶら下がっている
平成11年とあるからもう12年も前に歩かれた大阪からの女性でしょうか
 
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道はずんずんと下って行きます
急な山道、杖になりそうな枝を拾い膝をかばいながらユックリ下ります
一度車道を横断してショートカットの急階段を下ります
 
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徳島県板野町の山間の集落が見えてきました
 
 
 
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集落へ下りてJR高徳線の踏切を渡り車道を歩きながら今越えてきた大坂峠を振り返り見ます
香川県から徳島県へ、一番高い鉄塔のあたりから降りてきましたね
 
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残暑がきつく車道歩きはへとへと
無人駅の阿波大宮駅のベンチで休憩です 8:45
時刻表を見ると今電車は行ったばかり、次は1時間後
 
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たっぷり休憩したら再び照り返しのきつい車道を歩きます
まだかまだかと歩く
高松自動車道をくぐればあと少し
なんとか辿り着いたよ
3番札所の金泉寺 10:15 
長かったね~ 11kmの道のり
へとへと~~
え~と、先ず5番札所の地蔵寺へと向かおうか
いやいや足を休ませてあげたいのでここは3番さんにお参りして休みましょう
 
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お参りを済ませてベンチで休憩
この地を根城にして何順もしてるらしいオジサンが
「なんで一番遠い大坂峠なんか越えてきたんや、あの峠は幽霊が出るので有名やで~」
と呆れ顔で話しかけてきた
 
「何でもいいんです、とにかく大坂峠を越えたかったんです」と答える
 
山梨からやってきたと言う青年はこれから順打ちで別格も回ると言う
立派な体格の持ち主だから大丈夫だろう
同行二人の歩き遍路の地図をもう不要だからと譲る
無事に結願してほしいものだ
気をつけてね~と見送る
 
少し感動してすっかり長居をしてしまった
 
予定の巡拝路を変更して4番札所の大日寺へと向かうことにしよう
 
あくまで遍路道を行きたいのでオジサンの教えてくれた車道は避ける
 
途中、愛染院にもお参り
 
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暑すぎるのと空腹で民家を改装したうどん屋さんをみつけ立ち寄る
釜揚げなので待ち時間が長い
店内の壁に見つけた色紙のサインに目を見張る
なんと!
3月に那智で<蘇りの熊野詣>のイベントに参加した時
ボランティアで参加された歌手の方のものだった
不思議な縁だなぁ
 
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ちょっと時間をとりすぎて急いで4番札所、大日寺さんへと向かいお参り 13:25
 
 
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足が思うように運ばないながら5番札所、地蔵寺へ 14:30
 
 
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ほとんど記憶がなかったが大きなイチョウの木を見て思い出した
3年前の9月16日に訪れた時には銀杏の実が沢山落ちていた
 
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お参りを済ませて来た道へと戻ります
 
足がどうにもこうにも動きません、20km弱の歩き
 
丁度、JR高徳線板野駅まできたのでここでストップ 15:30
 
このまま駅から徳島市内の友人の家に向かうか
でも明日ももう歩く事は無理なので一大決心します
 
タクシーで行くことにします
最後に情けないことですがどうしても今回の区切り打ちで一応は八十八ヶ所参りを終えたい
足が快復してまた楽しく歩ける時に歩き残した札所間は歩こう
 
2番札所、極楽寺
 
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心残りな満願お礼参りの形となった
1番札所、霊山寺 15:45
 
あのまま歩き続けていたら門限の17:00までにはとうてい着かない
 
 
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ありがとうございましたの言葉を述べ
ご朱印を頂き必ずやまたきちんとお参りに上がります
と門前を後に板東駅へと送ってもらう
 
 
友人に電話して板東駅から佐古駅まで移動する
 
友人宅に着きシャワーするともう足は完全に潰れたマメが崩れ踵でしか歩けない
 
アイスパックで火照る足を冷やして行儀悪く横にならせてもらう
 
 
 
2012.09.02 (日)
ここに三年に渉る区切りうちの四国八十八ヶ所歩き遍路の旅が終わる
 
                  
 
だが、歩き残した86番札所、八栗寺~87番札所、長尾寺
                   結願の88番札所~引田
            2番札所、極楽寺~1番札所、霊山寺
 
何時の日かリベンジです
 
そして、本当の意味でのお礼参りの高野山へも歩いて参りましょう
 
 
全ての出逢いとお接待に感謝しつつ
 
四国歩き遍路の記事を‘‘完’’とさせていただきます
 
ありがとうございました

結願の余韻 (四国八十八ヶ所 88番札所~引田へ)

2012-11-02 23:13:49 | 歩き遍路四国八十八ヶ所
 
 
2012.09.01(土)
 
ワタシにとっては長い道のりだった
 
四国八十八ヶ所巡りの歩き遍路
 
始まりは、なんとなく興味が湧いてどんな風にお参りをすれば良いのかと
 
格安の日帰りバスツアーでの参拝だった
 
2009.09.06 に満席の観光バスで参加
 
きちんと先達さんがお参りの作法や勤行の手ほどきをしてくださって
 
せわしなく徳島県の一番札所 霊山寺~5番札所 地蔵寺までをお参りした
 
しかし、月に一度とはいえ毎回こんな忙しいお参りでは意味がないと思い
 
その後、同じバスツアーでもしっかりと歩いてお参りするコースを選択
 
歩きのツアーでの最初の参拝寺は既に18番札所 恩山寺から先へと進むので
 
6番札所から17番札所までは単独で歩いた
 
2010.10月、そしてとうとう高知県の30番札所 善楽寺からツアーを離脱して単独で歩き始めた
 
以来、毎月は来ることが出来なくなり時間を見つけては2日~5日間ずつの区切り打ち
 
途中でお知り合いになった方々と一緒に歩いたり、若い友人と歩いたりした
 
大雨に会うことはなかったが靴がグチョグチョになる日も雪が舞う日も歩いた
 
山越えの道で迷って大変な思いをしたことも
 
厳しい峠越えの麓で温かいお接待を受けてウルウルしたことも
 
おみかんや金銭のお接待も数えたらきりがないほどの出逢いとおもてなし
 
感謝、感謝、3年がかりの結願
 
最後の女体山で出会った東かがわ市の男性には
 
感謝の言葉を幾つ述べても足りないほどお世話になった
 
山上でこの先の予定を話すと、今日の宿の手前まで送りますとおっしゃる
 
足がもう言うことを聞かなくなっていたワタシは藁にもすがる思いでありがたくお願いした
 
女体山から下山、ようやく辿り着いた88番札所 大窪寺
 
気の済むまでしっかりとお参りしてきてくださいよ、ここで待ってますから
 
と境内のベンチでザックを預かって下さる
 
逸る心で本堂へと走る
 
 
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本堂でただひたすら
ここまでの無事のお参りに<ありがとうございます>を繰り返すばかり
 
お大師堂へと進み<南無大師遍照金剛>を繰り返す
 
ようやく落ち着き少し奥へと足を伸ばす
 
 
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正確には昨日歩きが途切れてしまったのが心残りだがまた必ず歩き直します
 
結願証明書を発行してもらいご満悦
 
 
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すっかり待たせてしまった男性と一緒に潜る仁王門
 
しっかりと深々とお礼申して背を向けます
 
 
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仁王門を潜った途端、お腹の虫が騒ぎ始めます、ゲンキンなものです
 
男性はまだお昼前で食事は家に帰ってからなさるおつもりだったようですが
 
是非一緒にと無理強いしてしまいした
 
でも代金はかたくなに割り勘でと
 
名物の「打ち込みうどん」を食べてみたかったのですが
 
何しろ暑くてへばりそうでしたので「ざるうどん」にしました
 
当初の計画では結願したら1時間ほどを大窪寺で過ごして
 
歩いて徳島県の発願の一番札所 霊山寺へと向かうために
 
ここから更に23kmほど歩いて引田の民宿に泊まるはずでした
 
ところが一昨日からの足マメの崩れでどうにも歩くことができません
 
なんとか意地で女体山は越えて結願は致しましたがこの先へは下り坂とはいえ長丁場
 
どうしても無理です
 
弱り果てたところに渉りに舟、歩きに車、
 
何と御礼申してよいやらの出逢いのお蔭で車で送っていただけました
 
お名前もおっしゃらず、JR高徳線の引田駅まで送っていただきました
 
ただ白い納め札だけは「あら、うれしや」と喜んで受け取っていただけたのでホッとしました
 
 
まだ時間は正午を過ぎたばかり
 
1時間ほど駅前のベンチで休憩して民宿に電話を入れてみます
 
早すぎて申し訳ないですがなんとか受けてくださいました
 
駅から痛む足でテクテクと15分も歩いて塩の香のする宿に到着
 
本来なら歩いて下ってくるつもりだった山並みが見えています
 
 
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本館ではなく古い医院のご自宅を宿として提供してくださって、なんだか実家へ帰ったような気持ち
 
早速、自分でお湯を張り汗を流して夕食まで横になります
 
疲れた足はジンジンとしてなかなか火照りが治まらず
 
夕食の場所の本館へはサンダルをお借りして爪先を上げて歩きました
 
海辺の民宿なので夕食はちょっと期待しましたが
 
ちょっぴり残念
 
どうやら、この民宿は遠く名古屋や近畿圏からの合宿自動車教習所の生徒達の宿泊所のようです
 
 
一粒の米にも万人の労苦を思い
一滴の水にも天地の恩徳を感謝し
ありがたく頂きます
 
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今すでに有り難き食を受け、力身に満つ
願わくば身を養い心を修め報恩の道に
いそしみます
 
南無大師遍照金剛
 
 
さぁて、いよいよ明日は大坂峠を県境(香川・徳島)を越えて
 
満願御礼の一番札所への歩きです
 
 
 
 
 
 
 
 
 

結願への歩き (四国八十八ヶ所 87番 長尾寺門前~88番札所 大窪寺)

2012-10-31 11:15:40 | 歩き遍路四国八十八ヶ所
 
2012.09.01(土)
 
今朝はとても早く目覚めた
隣室の福島の男性は4:00に仕度して立って行かれた気配
 
ワタシも入念に足のケアとテーピングを行い
昨夜、朝食用にと戴いたバナナと健康飲料を口にし、痛み止めを服用し 5:40に出立
女将さんが起きてきて見送ってくださった
 
お宿から出てひたすら道を直進するようにと教わり曇り空の下を歩く
今のところ足の痛みはなく順調だ
 
6:40 前山ダムに到着
少し雨がパラついたが傘はささずに済んだ
 
 
 
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ダムに沿って暫く歩くと「道の駅ながお」
 
ここに有名な「おへんろ交流サロン」があるが開館は8:00から待っている余裕はない
 
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自販機で飲料500cc2本買い足し5分ほどの休憩で先へと進む
今朝初めて出会ったおばさんと一言二言話して先を目指す
 
ダムを過ぎて遍路道は車道を登るが左下の川沿いの道へと下る
やがて小さな橋を渡り道は生活道へと変わる
 
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小さな集落が点在している
村の鎮守様(来栖神社?)にお参りの途中か杖をついたおばぁちゃんを追い越す
「これから女体山越えて行きなさるのか?達者やね~、気いつけてや」
と送られて元気付く
 
川に沿って進むに連れちょっとした渓谷が現れる
 
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遍路道の案内板に従って河原沿いの道へと入ると
通行止めの小さな張り紙
 
ここまで来て戻れとは、ちょっと先へ進んで様子を見ればきちんとした遊歩道になっている
どうやら来栖渓谷のようだ
階段を登って車道に出るところで大きくテープが巡らされ立入禁止
こちらからの標示ならストップしたでしょう
 
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また暫く車道をてくてく歩く
 
時折流れ落ちる小滝に暑さが凌がれる
 
 
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左に石橋を渡って進むと直ぐ右に山中へと分け入る遍路道
少し行過ぎて戻る
 
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木段が始まりいよいよ山道だ
 
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一つ目の峠 H380mを上り詰めたようだ 8:20
ここで水分をグイグイと補給
せっかく登ったのに先は急な下りだ
 
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急坂を下って車道に飛び出る
標示に従い車道を右に歩く
 
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やっと女体山への登り口に到着 8:30
 
石段に腰を降ろして休む
 
 
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上り始めたときに一台の車が通過するが駐車地を探しているようだ
 
 
 
これが女体山への道かとゾクゾクしながら登る
 
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また車道に出た
 
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くねくねとした車道をショートカットして登る
後ろから杖の音がするがダブルストックのリズムだ
 
ここからがラストの登りになるようだ、ちょっといや大分休憩して進もう 8:55
山頂まで700m 標高差にしてどのくらいか?
大窪寺まで2.1km 長い下りが待っているな
 
 
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上り坂の途中で休んでいると先ほどの杖の音の主が現れた
 
挨拶して少し話しこむ
高松市に在住の男性で山の会の下見に来られていた
 
話が長引いてワタシの住まいの大阪から男性の息子さんの勤務地の滋賀県の話題に
10月に息子さんの済む滋賀県へ行くのでどこか近辺の山に登りたいとの旨
伊吹山や比良山、金剛山も候補に上げて紹介した
 
ワタシは大きなザックの上に登りは苦手なので
先に登ってくださいと言って後を追う 
 
しかし、殆ど空身でダブルストックの男性はあっという間に見えなくなった
 
ひぃーこらと汗を拭き拭き登る
 
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岩場に小さなお花
名も知らぬ~、ありがとね、癒されるよ、と言いながら登る
 
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殆ど直登の岩場を四足で登る
ザックの重みで仰け反りそうだ
 
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うん?鉄棒を掴んでヨイショヨイショと登る先に人の気配
 
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お~~~着きました 9:40
山頂はまだ少し登ったところですが祠があり岩場の先から高松市内が見渡せる場所
あいにくとガスで全く視界はありませんでした
 
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先ほど下でお話した男性は下見を済ませこれから下山です
もう一人男性が休憩しておられました
こちらは殆ど毎日登山しておられる東かがわ市の方でした
 
高松市の男性が下山して行かれるときにワタシは遍路地図のコピーを落としてきたことに気付き
「すみませんが多分この下の岩場のあたりで地図落としてきたのでゴミとして拾っておいてください」
とお願いして別れる
 
先へはもう迷うことなどない登山道
 
右に進めば矢筈山
 
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それに東かがわ市の男性が一緒に歩いて下さるというので不安はありません
 
其々の道へと別れ女体山山頂を踏みます
 
海抜数十メートルの長尾からH774mまでの道のりは長かった
ですが何としても越えたかったので感動です
 
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尾根道を暫く歩くと道は下り始めます
 
足は結構疲れているのでゆっくりと下ります
 
同行して下さる男性にエスコートしてもらいながらですのでとても安心です
 
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奥の院へもお参りしたいけどもう足の疲れと痛みが限界です
先へと下りましょう
 
休憩所からやっと下に見えてきたのが大窪寺でしょうか
写真を撮って休憩無しで下ります
 
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振り返ると登ってきた女体山
男性の話しによれば双耳峰らしいですがハッキリしません
 
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下るに連れて駐車場もくっきりと見えてきました
 
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やっとの思いで到着 10:35
 
四国八十八ヶ所 88番札所 大窪寺
 
長かったここまでの道
 
いろんな方に出逢い助けていただいての結願です
 
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ありがとうございます
 
ありがとうございます
 
 
                                  南無大師遍照金剛