あっちこっち歩いて楽しむおタケさん

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山に登ったかと思えばメタボな食事、お花、キノコ、いろいろ~

よ~~いスタート !! もうひとつの熊野古道・古座街道 (和歌山県)

2015-01-20 22:43:35 | 熊野古道・古座街道歩き
2015.01.20 (火)
 
 
はぁ~い!待望の古座街道ウオークがスタートですよ~~
 
和歌山県田辺と古座を最短で結ぶ全長80㎞の古座街道
 
古くから南紀熊野の物流の中心的機能を担ってきたのですって~
 
今日は上富田町の朝来(あっそ)から鳥渕までほんのちょびっと触りを歩いてきましたよ
 
もちろんこの方とね(笑!)
 
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蝋梅や菜の花の咲く癒しロード
 
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しかし南紀は暑い!
一枚脱ぎ二枚脱ぎしてアスファルト道を僅か7㎞歩いてへ~ろへろ
何しろ今日は、みけさん、コッコさんも山登りモードから解き放たれ
ユルユルのウオーキング、気持も緩みっぱなし
語り部さんのお話はきちっと聞いても右から左へ流すばかり
 
しかし歴史ある神社やお寺に弁天さん、庚申さんに大師堂等々
また新たな気持ちで熊野古道歩きに取り組んだのであります
 
 
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富田川の上流の二こぶ山は分嶺山
あの山の向こうを中辺路(なかへち)が通ってるんですね
下流へは大辺路(おおへち)が始まります
 
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こんな素晴らしいお弁当を頂いて歩きました
 
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そして記念すべき○ケイさんの古座街道歩き第一期生となるべくして
記念スタンプカードと木札
全六回シリーズ
完歩目指して本日スタートを切ったのでした
 
 
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歴史のお勉強の成果は
お披露目むずかしいです(^^;

法螺を吹く語り部さんと歩く熊野古道・小辺路(こへち)

2014-11-24 16:47:18 | 熊野古道・古座街道歩き
 
2014.11.17 (月)
 
前夜、四国遍路で知り合ったアイさんが引き連れてきた山屋さんたちと
合流した湯の峰温泉を後にして今日の語り部さんとの待ち合わせ場所に向かう
 
道の駅奥熊野古道ほんぐうで落ち合う
 
何と何とお若くて愛くるしい女性だ
 
初めの予定では完全なる雨予報だったので
小雲取越を安全に歩くはずだったが昨夜予報が好転したので
小辺路の最終クライマックスの果無越を歩くことになった
 
道の駅から少し北へ進んだ168号線の八木尾バス停からバスに乗車
このバスは日本一長い路線バスのJR新宮駅発近鉄大和八木駅行きだ
 
乗車前の時間を利用して語り部さん(バンちゃんとしておこう)が手書きの地図を取り出して
本日のコースの説明をしてくださる
彼女はれっきとした登山ガイドでもあるのだった
 
そしてアイさんのお仲間さんもプロだった!!
この方たちはお知り合いの様だ
 
熊野川に川霧が立ち上る朝
 
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7:24発のバスに乗って十津川の蕨尾登山口まで30分ほど乗車
バスを降りてトイレをお借りする為にホテル昴まで歩き
いよいよ小辺路の十津川~果無集落~果無峠~八木尾までのスタート
 
あの峠を越えて先ほどのバス停まで下りますよと話すと
え~これはれっきとした登山ではないですかの声
 
このコースは以前、2011.04.21にツアーで歩いたことがある
春の一番素晴らしい季節だった
 
旧トンネルを抜けて歩き出す 8:20頃
 
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最初の関門、柳本吊り橋
昨日、アイさん御一行様は谷瀬の吊り橋を真ん中までも行けなかったらしい(^^)
 
ホテル昴で一緒になったツアーの方々が渡り終えるのを待ってワタシ達も一人ずつチャレンジ
 
何しろ一度に5人以上は渡っちゃいけないのだ
 
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バンちゃんの法螺貝の音で安全を祈って渡ります
ワタシはもう4度目なのでへっちゃらですがアイさんも何とかオーライ
 
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あれれ~~槍も穂高も何の事はない彼はいったいどうしたのでしょう??
心なしか冷や汗で顔色が青ざめてましたよ(^^;
 
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民家の横を通って車道を横切ると
登り口に綺麗な湧水があり喉を潤し気合いを入れなおします
 
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下車したバス停近くの赤い橋を見下ろしながら登って行きます
 
 
 
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石畳の急坂になってきました
大阪の商人さん達が寄進して作られた道だっけ?
バンちゃん、ちゃんと説明聞いてなくてゴメンナサイ
 
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甘~い枯葉の香りはタカノツメ、唐辛子ではなくて葉っぱが鷹の爪みたいだからだって
説明を受けながら汗をかきかき登る
 
随分下になった二ツ野ダムにはこれからオシドリが渡ってくるので有名だ
 
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おやおや3年前に来た時にはこんな柵は無かったよな
 
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天空の里への第一歩
 
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皆んなこれこれ~写真で見たことある~~と暫し天空の里を楽しむ
 
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ヒロインのおばあちゃんと仲良く一枚
 
 
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バンちゃんがツアーの語り部さんとも馴染みなので恩恵に預かっての写真撮影でした
 
ツアーの御一行様たちは○ラブツーリ○ムさんで東京から小辺路を三泊四日で本宮大社まで
熊野古道を歩こうというPRも兼ねての歩きでカメラマンさんも同行されてました
 
集落を通って更に高度を上げます
 
枝垂れ桜咲くころにもう一度如何かな
 
 
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道標の中でも菱型角柱は珍しいそうです
左 やまみち
右 くまの道
この辺りでは高野山から熊野への表示です
 
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集落に別れを告げて山道にと分け入ります
リンドウが一輪、爽やかに見送ってくれます
 
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十津川村の人々は信仰心暑く
道中の安全を願って西国三十三観音様を安置してくださってます
大正十一年の事だそうですよ
 
開眼に当たっては十津川村にはお寺もなく那智青岸渡寺から御坊様がいらしてくださったそうです
 
33.32.31番さんは今ではこの古道脇から外れてお参り出来ませんが
30番さんからお参りしながら登りましょう
 
天水田跡で水分補給の小休止 10:10頃
 
 
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山口茶屋跡の防風林はこの春に来た時に唖然としましたが
時の流れ、自然界の当然といえば当然
 
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地蔵尊も益々痛み倒れてます
 
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如意輪観音様は何となく愛嬌があります
 
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登るに連れて樹間から見える山並み
4度目にして初めてあの玉置山から宝冠の森が見えた
 
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あと少し、観音堂までひと汗かきましょう
 
 
 
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11:15頃 観音堂到着
 
トイレ休憩、美味しい水は掛け流し
給水バッグに詰めて行きましょう
 
ツアーの御一行様も到着、ここでお昼になさるようです
ワタシ達は峠の先でお昼にすることにしてお先に登ります
 
ツアー様とご一緒の時にバンちゃんが法螺貝を披露すると皆さん大喜び
元気が出るようです
 
 
見晴らし台(台はないけれど)
北方向は高野山からの小辺路、三浦峠越えの山並み
 
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北東方向は
奥駈道の釈迦ケ岳方面
何だかうっすら白く感じます
 
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更にその右手南に目をやれば
やはり奥駈道が続く、笠捨山方面
 
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まぁ良くも歩いたもんだと感慨に浸りながらも
まだ繋げていない釈迦ケ岳~倶利伽羅岳間をいつの日か歩きたいものだと思うのでした
 
いよいよ本日の一番の急登
あら、ここは道が綺麗に修復されていますよ
この春にはまだまだ崖状態で危険でした
 
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さぁてようやく果無峠に到着です 12:05頃
 
1050mほどの標高です
 
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記念写真を撮って暫く休憩
お天気は夕方まで持つはずでしたがポツポツから少し雨脚が強くなってきました
湯の峰荘で握ってもらった朝食用のおむすびを急ぎ食べて下山にとりかかります
ザックカバーと上衣だけは雨、寒さ対策をして下ります
 
六字名号碑
 
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外国人様向けの案内板(^^)
 
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下りと言えども1050mまで登ってからです
結構急なんですよ、足もと気を付けてね
 
お!! アサマリンドウが咲いてますよ
雨ですぼんじゃいましたけど~~(^^;
 
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隣はツルリンドウです
 
 
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二十丁石の表示も面白い
マイルストンなんだね~~(^^)
 
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これは力比べでもしてこんなになったのかなぁ?
表面に水を流せば刻まれた文字が良く判るようですよ
 
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時に素晴らしい紅葉も楽しみながら段築道を駆け下ります
 
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やっとこさで本宮大社方面が見えて来ましたよ 
 
遥かに霞んでいる山並みの先が小雲取、大雲取を越えて行く那智山方面です
 
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七色集落への分岐まで一気に下りました 13:55 頃
 
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ママコナも雨に打たれて葉っぱが赤紫に椛してもなお花を咲かせています
 
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この取水槽にはきちんとメーターが着いてますね~~
 
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国道168号線が見えて最後の石段を用心しながら下ります
 
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はい、無事に八木尾バス停に到着 14:50頃
安全にガイドくださってありがとうございました
 
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せっかくですので西国観音霊場1番さんにお参りに行きましょう
 
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初めて一番さんにお参りしました
左端に外れて鎮座されていました
 
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車に戻り
ここからはちょいとズルして歩きは終了
車で本宮大社へお参りです
 
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日本一の大鳥居の立つ本宮大社の旧社地の大斎原へもお参りします
 
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お参り済んで視界の先にぽっかり雲間に見える山の先っちょ
あそこから降りてきました
 
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土地の酒屋さんをバンちゃんが紹介してくださり
今夜のお酒や自宅へのお土産を買い込んで
バンちゃんとはお別れ
 
素敵な語り部さんでした
お世話になりありがとうございました
 
それではワタシ達は今宵のお宿
川湯温泉へと向かいます
 
 
到着してすぐ民宿の前が河原に湧き出ている、かの有名な川湯温泉
湯気が上がっています
男性はタオル一枚でも構いませんが
一応、アイさんとワタシはピンクのセパレーツの湯衣をお借りして混浴です
 
 
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雨も大したことなく
まったりと温泉を楽しんだあとは
予想だにしなかった夕餉のひと時が待っていたのでした
 
 
熊野に集う

焦りましたがな~ (^^;

2014-11-21 13:09:06 | 熊野古道・古座街道歩き
 
2014.11.18 (火)
 
 
迂回路 60分
新しい「紀州路田辺 熊野古道めぐり地図帳」
 
の中辺路ルート上の表示
 
信用して歩くと
 
 
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へ????
30分も余計にかかるじゃん、帰りのバスの時間が気になるよ~~~~~!!
 
ほんでさぁ~
>迂回路を通ると
って表示、突っ込みたくなるよ
じゃぁ何処を歩けば60分で行けるんだい!! (笑)
 
 
結局 70分かかったけど
 
林道歩きから途中結構な山登りコースだったわ

熊野に集う

2014-11-20 00:54:11 | 熊野古道・古座街道歩き
 
2014.11.17 (月)
 
3年前に四国遍路で知り合ったアイさんから
奈良県の大台ケ原に行くよ~、熊野古道も歩きたいよ~
とメールが来た
 
都合がつかず熊野古道歩きには何とか合流出来た
 
湯の峰温泉に前泊して小辺路の終盤を一緒に歩いた
彼女が引き連れてきた仲間とは初対面
 
だがそこは山屋さんばかり、何のこだわりもなく直ぐに旧来の仲間の様に接してもらえた
 
 
果無峠での一コマ
 
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熊野本宮大社へ無事に到着お参り後は今宵のお宿、川湯温泉の民宿へ
 
そしてこのお宿の広間での夕食時に素晴らしい出会いが待っていた
 
 
昼間に一緒に歩いた我等4人と偶然泊まり合わせた人々が
まるで旧知の仲間の様に飲み語らい時間が過ぎた
 
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話は尽きずとうとう女将さんの故郷の太地の「てつめん餅」の登場でお開きとなった
 
 
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集った仲間、見知らぬ者同士だ
 
きっかけはオーストラリアと香港のカップルさんと
お宿の女中さんとのやりとりを聞いていらした隣席のお客さんが流暢な英語で通訳
 
一同感動して大喝采
話の輪は次第に広がり止まることなく続いた
 
 
そのうちに名刺交換なども始まっていた
 
え~~!!
MBAって何~?
 
大学の教授さん、IT企業の社長さん、小学校の教師、税理士さん
皆んな凄い!!
 
もっとも名もないパートタイマーのワタシが一番大きな顔してたけど(笑)
 
 
カップルさんのダディは芸術家さん
 
何んかさ~ワタシなんか居場所がないはずだけど
不思議に落ち着いて宴会に混じってたわ
 
 
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もう二度と体験することのない時間をくれた熊野
 
何も構えず極自然体で過ごせた熊野
 
ありがたいひと時でした