あっちこっち歩いて楽しむおタケさん

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山に登ったかと思えばメタボな食事、お花、キノコ、いろいろ~

熊野中道・古座街道を歩く 第5回 、一日目(佐本追川~佐本深谷)

2015-06-08 22:30:00 | 熊野古道・古座街道歩き


2015/05/16 (土)


時間が経ちすぎて記事にならないほど記憶が薄れてきたけど


書いておこう (^^)

今回は一泊二日での歩きです

今日の阪和道はとてもスムースに流れてスイスイのスイで早く到着しすぎて
昼食の場所に10:10には着いてしまった
お弁当が到着するのが10:30なので時間つぶしにもう見慣れた海を眺める

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足湯も前回に試したしホテルのブーゲンビリアやハイビスカスを眺めて南国気分に浸っていると
ようやくお弁当が到着


持ち歩くのも面倒なので残さずに頂きます
まぁ朝が早くて朝食代わりにサンドイッチをバス車中で食べただけなのでね~(^^;

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それでもって向かう先のスタート地点の佐本追川までの道路が時間制限の通行
その時間も持て余し、しびれをきらしてホテルのバスに乗り換えてやっと着いたのが12:15

道中、本日通行止め解除なんてあった
なんてこったい、無駄な時間を道草だ~~><;

さぁさぁご飯も済んだし歩きますよ!!

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今日の語り部さんはジオパークの公認ガイドさんもなさっている

早速、大日様へご案内

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てくてくと歩くのは車道だ

すさみ町役場佐本出張所の前を通り過ぎて行った一日一本のコミュニティバス
おじいちゃんが一人乗車した

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アーチ状の石橋(すさみ町文化財)をたたいて中山神社へお参り

石橋の下は立派な水路になっている

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お詣りを済ませて佐本中学校(廃校?)の近くから少し車道を逸れて臨泉寺へと向かう

ここの石橋は真っ直ぐだ


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境内には西国三十三ヶ所石仏・ミニ霊場があり一巡りする



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旧道から国道への合流地に立派なトイレが新設されていたが
女性用多目的トイレ一つしかない

この辺りで雨脚がきつくなったので傘を差して歩くことにした





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佐本川に沿って歩くと見覚えのある分岐にやってきた

そうだ!!昨年の九月にキイジョウロウホトトギスを見にやってきた西野川への入り口だ

あの黄色い山里の貴婦人に初お目見えした時は感動だった


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暫くして小高い田圃の丘に観岩寺があり拝観した

庚申さんや石仏群が見事だ

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雨は一向に止まず暫く立ち休憩してこれから行く山を眺める

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レトロ建築の集会所を見物

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田圃道をカエルの合唱を聞きながら歩く

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だんだか道に取り付く前にお迎えのバスに連絡

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今日の唯一の山越え
だんだかとはどうやら段坂がなまったらしい
昔の峠越え
今は峠の下を深谷トンネルが貫いている

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ほんのちょっと上り坂、雨で足元滑るよ

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下って行くと立派なシシガキが見られるようになる

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立派な石橋も今は苔むして通行不可になっている


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石の祠が下山口に祀られていた
峠の通行の安全を願って建てられたのだろう

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車道を横切って少し登る

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ようやく雨がやんだ

振り返ると小高い山、あの山を越えて降りて来ましたよ

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今日の歩きはなんとここで終了 15:00です
早過ぎ~~--;

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明日はあの時に確認して一歩だけ踏み込んだ古座街道を歩きます


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今日はこれから新宮のお宿に向かいます
なんで遠いのにね~?


七川ダムの近くのウネウネ道をバスは行きます


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夕食の時間にも早いので道の駅一枚岩鹿鳴館でまたまたトイレ休憩と時間つぶし


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途中で夕食の為に立ち寄ったボタン荘
次回最終回では宿泊できるようです
今日は学生さんやキャンプの方の予約でいっぱいなんだそうです
残念~~~--;

時間余ってるんだから
日帰り温泉だけでもと言う訳にもいかないのがツアーの悲しさ
料金は払うよ~~とお客さんもブーイング

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直ぐ近くにあるボタン岩
ジオパークです

ボタン荘もこの岩から付けられたようですが

牡丹の花に見えますか?
う~~ん??

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今日の泊りの新宮市内のビジネスホテルへとまた小一時間バスを走らせたのでした

今日は皆さん不満足な歩きでしたわ(^^;








古座街道に咲く花 (和歌山県すさみ町・古座川町)

2015-05-19 01:30:23 | 熊野古道・古座街道歩き


2015/05/16・17(土・日)


とうとう憧れの古座街道歩きもすさみ町から古座川町へと入りましたよ

二日間歩いてきましたが丁度花の端境期になってあまり珍しい花は見当たりませんでした


初日は雨になりました

スイカズラが沢山咲いてました

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ササユリはまだ小さな蕾

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キイジョウロウホトトギスは秋になったら山里の貴婦人として姿を現します

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雨も上がって黒いアゲハさんが蜜を吸いに出てきました
わかるかな(^^)

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一枚岩のでかいこと!! きっと岩場に何か花咲いてるはず~~(^^;

なんと人間のちっぽけなこと~~
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セッコクは何故かライトを浴びていました
ぼたん荘の玄関に設えられた一枚岩のミニチュアの岩場に咲いてました(笑)

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トキワツユクサ
初めて見た時はスワッ新種って思いましたが帰化植物なんですね~

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山中にはこの時期やはりあちこちに頭を出してます

ギンリョウソウ


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キノコは白くて小っちゃすぎで上手く写りません

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古道歩きで最も綺麗な石畳、苔むして時の流れを感じます

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キイチゴは甘くて美味しかった!! (エヘヘ^^;)


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ユキノシタが南紀にも満開
一つずつ見るととってもカワイイお花です


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コナスビ

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ウワバミソウかなと思ったけどちょっと違う
どうやら藍染の草木の原種のようだ、タデ科だろう
名前は???

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語り部さんは イワサツキと仰ってました
びっしりと石垣に蔦ってました

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小さな水田に咲きだしたスイレン

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熊野古道を歩けば定家様を思い出します
テイカカズラ
クルクルとカザグルマの様に散る様もいいですね

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古座街道の佐本は山郷の集落
雨が多いのか古道は苔が見事でした



カワトンボ らしいです、雌or雄???

2015-05-17 21:22:53 | 熊野古道・古座街道歩き

2015/05/17 (日)

同じく古座街道ウオークの道中で出会いました

ワタシの田舎の川には黒または緑色の羽のカワトンボだけでしたので
とても珍しくて

それに杖に止まったまま身動きせず(動けなかったのか?)
暫く一緒に歩いてもらいました


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草むらに帰してあげましょう
ゆっくりお休み~~(^^)


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熊野中道・古座街道を歩く第4回、大附バス停~すさみ町佐本追川(和歌山県)

2015-04-23 12:54:40 | 熊野古道・古座街道歩き
2015/04/18 (土)

4/14(火)の予定の日程は集客不足で流れたのでこの土曜日開催に回してもらった
仕事の代替えが出来なければ参加できない所だった、ツアー2回開催日があってセ~~フ

今日は猫軍団のボスはまだ膝に不安が残るので不参加
代わりに長老のコッコさんが一緒だ

和歌山もすさみ町まで南下するとなると移動に時間がかかる
朝7時に大阪梅田をバスは出て途中、天王寺でも集客して一路阪和道を走る
紀ノ川SAでトイレ休憩後はノンストップで素晴らしいオーッシャンビューのホテルへ

時間はまだ10:15 だが今日の歩きでは昼食ポイントが難しいので
ここで早々と昼食

素晴らしいすさみの海を眺めて食べるお弁当は格別

今日は晴れてるよ~~♪

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40分ほど休憩してホテルのマイクロバスに乗り換えて先月のゴール地、大附バス停へと移動

11:45 さぁ今日の古座街道ウオークの始まりです


道の真ん中でストレッチしても車は通らないね~(^^;

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道の正面に△山が見えてきた
あの山登るのでしょうか
いえいえご安心をと語り部さん
コッコさんと二人で顔を見合わせ、ちょっと残念~フフ

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  暫く歩いて山道へと入るなり男性が

あ!蛇や!

大慌てでコッコさんと二人道の端に寄って走る~~~(笑)

それから足元ばっかり見て歩くとマムシグサがいっぱい生えていた(^^;

いよいよ法師峠への道

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切通の道の右手に石段が続いているので登ると金比羅山が祀られていた

こんな山間部に金比羅山?
切り出した材木を細い川に流すのは丸太のままでの作業
川を安全に下れるようにとの信仰は金比羅様信仰へ繋がった名残


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沢の苔に木漏れ日が射しセラピーロードが続く

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荷車道が沢で崩壊して迂回路の登りが始まった

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慣れないウオーカーも居るのでちょっと休憩

手書きの案内板がとても嬉しい

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ジグザグジグザグと手書きの案内板に従って峠へと登る


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丸太橋は大勢乗らないようにね~

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山桜の花びらの敷き詰められた古道を行く
時折、木立の向こうに山桜の新芽が燃える

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炭焼き窯跡も残ってるよ

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手書きの表示がまだ登りのジグザグが続くことを知らせる


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前を行くコッコさんが語り部さんの説明を復唱してくれる

おタケさ~ん、ここは県道なんだってよ~!!


そうなんだってね~~@@
こんなところどうやって荷車登ったんやろ?
生駒に暗がり峠越えの酷道があるけどあれはちゃんと車通るし~~

これがその指標だってよ~~


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後続が汗を拭き拭き登って来る

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もう少しで峠だよガンバレとギンリョウソウが語り掛ける

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12:55 法師峠到着

お地蔵様が祀られていた

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夫婦杉も立派です


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分岐点になっていて重善岳への縦走路もあった

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今日のきつい登りはここでお終いです
後は緩やかに下って行くだけです


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立派な石組の道が残っています
ちゃんと水路も通してありますね

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おっとっと倒木潜りもありますね~~


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13:35 峠を降りてきました


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昔の橋の石組もしっかり残ってます

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林道に出ました



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マムシグサロードになっています

小さな流れは蛇行を繰り返します
石垣の堤防が見事です

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慶応年間に祀られたお地蔵様


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廃村になった集落の石垣には不思議なでべそ石?
石垣積むときの作業足場台後かな?

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立派な舗装道路に出て来ました


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14:20 テクテク歩いて大泉寺に到着

石垣がとても立派です

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田圃にレンゲが咲いていた


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あと少しと歩き先に見えてきたのは
こんな山間の田園地帯にしてはとても大きなお屋敷
しかも石垣がとても立派だ

屋号、福田家住宅

国の登録有形文化財となっているようです

母屋は明治時代末期
石垣や土塀は江戸時代末期の物のようです

現在の持ち主さんは神戸方面で生活しておられ
地元の方が管理されているとか

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正門の作りも質素です
しかしこの石垣は立派です
一説では先ほどの県道(荷車道)の水路のある石垣も含めて
黒鍬組の仕事だろうと言われているようです


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福田家を過ぎて小さな祠があり中には役行者様が祀られていました

同じく大峰山三十三回回峰記念碑も見られました

この辺りの人々も厚く大峰信仰なさってたんですね


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15:15 今日のゴール地点、東栗垣内、すさみ町佐本追川地区


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ホテルのお迎えの車がなかなか来ません

30分待たされました==;


でも皆さん、満足の歩きでのんびりとバスを待ち
ホテルへと向かいトイレ休憩してバス乗り換え大阪へと快眠の車中


今日のお花たち



あ~~~今日も楽しい古座街道ウオークでした


コッコさん、一緒に歩いてくれてありがとう~~


来月は泊りになるよ~~~