「あんたお昼何食べる?」もう、口癖になっている。
相手の注文通りにするわけもないのに、つい、口から出てしまう。
「迷った時は、もんじゃ焼や」と叫んでいる。
なんだか、私はお好み焼きが食べたくなり、冷蔵庫を見ると、豚肉もキャベツもあるので早速鉄板を出し、キャベツをスライスしているうちに、肉も「チ~ン」と解凍でき準備万端ととのったが、
せっかちな私は相手がテーブルに着くまで待てないので、先に二人分焼いてしまった。「できたよ~」と呼ぶと、のっそり現れて
「オレ、もんじゃ焼言うたやろ」と自分で作ろうとするので、「同じじゃないの」と言うと「全然違うわ、まあいっぺん食べて見」と言って得体のしれないものを作り嬉しそうに「うまい!まあ、だまされたと思って食うてみ」というのだけど、先に焼いたお好み焼きはとうとう無駄になってしまった。
何かにつけてこう 好みの違う夫婦はめったにいないと思った。
「これからは自分の食事は自分でつくりや」と…さっさと食べて席をたつ。
相手の注文通りにするわけもないのに、つい、口から出てしまう。
「迷った時は、もんじゃ焼や」と叫んでいる。
なんだか、私はお好み焼きが食べたくなり、冷蔵庫を見ると、豚肉もキャベツもあるので早速鉄板を出し、キャベツをスライスしているうちに、肉も「チ~ン」と解凍でき準備万端ととのったが、
せっかちな私は相手がテーブルに着くまで待てないので、先に二人分焼いてしまった。「できたよ~」と呼ぶと、のっそり現れて
「オレ、もんじゃ焼言うたやろ」と自分で作ろうとするので、「同じじゃないの」と言うと「全然違うわ、まあいっぺん食べて見」と言って得体のしれないものを作り嬉しそうに「うまい!まあ、だまされたと思って食うてみ」というのだけど、先に焼いたお好み焼きはとうとう無駄になってしまった。
何かにつけてこう 好みの違う夫婦はめったにいないと思った。
「これからは自分の食事は自分でつくりや」と…さっさと食べて席をたつ。